IRIAMオルタナティブ
1.はじめに
前回の記事では「IRIAM」の大まかな説明だけだったので、
今回は具体的な内容や「光が強ければ闇もまた」と言った
「IRIAM」のもう1つの側面(オルタナティブ)を紹介します。
IRIAMをよく知らない方は前回記事を読んだ方が分かりやすいと思います。
前回よりも個人的な意見や他で聞いた話や噂話が多いのでご了承ください。
2.動作環境的に古い端末向きではない
配信や視聴するにしても結構マシンパワー必要で、
古い端末だと動作がカクカク重くなったり強制終了したりする。
また「IRIAM」のアップデートによって利用条件のOSバージョンが上がり、
インストールや更新不可になり利用出来なくなることも稀にあったので、
動作環境に書いてあるギリギリ動くOSバージョンや古い端末は避けて、
出来るだけ新しい端末で利用する事をオススメする。
以前より端末の発熱や電池消費を抑えるみたいだが、
スマホ機種によって違いが大きい部分であるらしいので、
私が実際に使用しているQua tab QZ8というAndroidタブレット端末(2018/01発売、OS:MSM8937/1.4GHz×4コア+1.1GHz×4コア、5,200mAh、RAM:3GB)を例に記述する。
▼端末の発熱
IRIAMを利用していると充電中止されるほどそこそこ熱くなり、
だんだんと動作も重くなる。
一旦アプリか端末を再起動すれば改善する。
端末によって放熱に向いてないものや、安全の為に充電中止する温度は違うと思うので一概に温度が高いとは言えないのだが…。
聞いた話によるとiPhone 7 Plusで充電しながら配信していると、
端末が熱くなりすぎて熱暴走で音声が途切れる場合もあるようだ。
なのでiPhone 5~7の端末はあまりお勧めしない。
▼消費電池
端末使用による多少の劣化もあるかもしれないが、
5,200mAhで大体4時間半程度とそれなりに電池を大食いする。
(約4時間で88%消費したので88÷4=22%が1時間消費%量)
(22÷2=11%が30分消費%量でフル充電ならばあと12%使え30分見れる)
2倍3倍と長持ちする前のバージョンでの具体的な電池の長持ちは覚えてないのでよく分からない。
バッテリー消費するからといって充電したまま使ったり、充電する為に温度下げようと保冷剤当てたまま使っているとバッテリーの劣化早いので注意。
3.お手軽に配信可能だが出来る事は限られる
スマホ1つでお手軽にタイムラグ無いリアルタイム配信に特化している分、アプリ内で以下の事が出来ない。
・ゲーム画面共有
・カラオケ機能
・コラボ機能
・アーカイブ機能
▼話たがり向きor鍛えられるトーク力
基本的にIRIAMの配信はリスナーがコメントしそれにライバーが反応したりライバーから話を振ったりする雑談特化なのでトーク力がないと難しい。
人前で話せなくても段々と慣れトークできる場合もあるようだが、
リスナー少なくコメントあまり流れないと話題に困る方を時々見かける。
話のストックあってもいずれ尽きるし1人で話し続けるのは難しい。
だから話たがりに向いていて、話し相手のリスナーが付くかも大事。
話す事が無いからと言っても新規さんに同じ事を話していくうちに話し方が洗練されていくように話し方を鍛えられるといった利点もある。
▼アーカイブ無いからといって個人情報べらべら注意
リアルタイム性を重視した結果、後から見れない欠点であるが、
記録に残らないから気軽に話せるという利点でもある。
しかし、調子に乗って過激な事や個人情報を話していると、
リスナーが録画していたりIRIAM運営も配信を見ているらしいので注意。
でも、ある程度軽い個人情報を共有する事で親しくなれるかもしれない。
▼配信環境の不安定さ
PCのように有線接続できないので配信者側やリスナー側の電波状況によって音がプツプツする時があり配信環境の安定性に欠ける。
Wi-Fiよりも携帯回線の方が安定するらしいが…。
原因は、「IRIAMアプリが配信時に要求する通信回線の水準が高いこと」によって、通信回線が比較的安定していないライバーさんの配信で音声の途切れが発生するケースがほとんど、らしい。
個人的には夜の20時~22時などゴールデンタイムに配信していた方を
一年以上見ていてそんなに音声プツプツしなかったのに、
近頃は音声プツプツする場合が増えてきた印象。
なので夜に配信する人が増えたのが原因だと思っていた。
集合住宅の夜はネットワークよく使われ混雑する的なものかもしれない。
▼スマホの使用率の需要競争
スマホアプリなのでPCで見れず、スマホも古い端末は見れない場合も多く、昨今ソシャゲが流行ってスマホ使用頻度が増える中、
アーカイブの無い配信と時間奪い合いで競合し、見やすい環境ではない。
だからこそ(知名度も低いのも要因?)人がそこまで多くなく比較的治安が良いイリア村ちほーだと思うのだが…
4.変なユーザーが来ることもたまにある
比較的治安が良いとは言え時々変なユーザーが来ることもある。
・礼儀を知らぬ若い子(キッズ)
・キャラなりきり
・不適切なコメント連投やアイコン無断使用などの荒らし
・連打ツールでのスターチーター(異様にスターキリ番取るのが早い)
変なユーザーが来るのはそれだけ人が来ると言った証でもあるが…
それに最近配信を見ていると昨日今日登録した方がちょくちょく来る場合もあるので利用者が増えたのか、それともアカウント作りなおしたのか…
▼対処法
あまりにも酷かったり注意しても改善しないようであれば、
ブロックやミュート、通報などの手段も取れる。
ブロックするとそのユーザーのコメントが以下の表示になり見えなくなる。
また、そのライバーの配信にそのユーザーは見る事が出来なくなり配信情報も見えなくなるようだ。
ブロックすると相手にも分かり別アカウントで来ることもあるらしいので、ミュートでコメント非表示にして無視と言う手もある。
荒らしに反応すると返って逆効果なので無視して相手にしない事も大切?
連打ツールのスターはスターイベントで除外されるので早急な排除を。
▼通報からアカウント凍結までの流れ
聞いた話でしかないが、ある程度通報されると運営が確認し問題があれば
警告、それ以降改善されないようであればアカウント凍結になるようだ。
5.誰でも配信者になれるが埋もれる事も
イラスト配信機能で一枚絵と対応機種があれば誰でも配信出来るが、
それにしたがって色んなライバーも増え個性や特色・強みが無いと
埋もれてしまいリスナーが来ず話が弾まないことも…
個々人の好みは様々でありライバー経験の無い私ではあるが、
リスナーとしてどういった方の配信が人気かという
様々なライバーを見てきた目線から以下の4つが重要だと思う。
・立ち絵が一定のクオリティ
・意識した声や話し方
・どういう話が出来たりどんな配信なのかといった特徴
・配信時間
・IRIAM外での情報発信
▼立ち絵
見た目が全てでは無いが最初に目に入る情報として立ち絵は重要。
イラスト配信機能は誰でも出来る分、目のまばたきと口パクしかできず
中途半端な半目になったり、塗っている色によっては目を閉じた瞼が不自然な色になる場合があるように簡易的なものなので、
Live2Dや3Dといったそれぞれにカスタムされヌルヌルと自然に動く
完成度の高い立ち絵にはどうしてもビジュアル面では劣ってしまう。
イラスト配信機能でもある程度立ち絵が一定のクオリティで
トークが面白かったり可愛かったりすれば人気も出るイメージ。
アイコンを立ち絵ではなく違うイラストにするサムネホイホイ戦法もあるが期待値が高まるので立ち絵とのクオリティの差が激しかったり
バ美肉だったりすると落胆する諸刃の剣でもある。
▼声
現状IRIAMでは女性の可愛い声の配信が人気になりやすい傾向がある。
それは女性の方が声遊びをしてお姉さんやロリ、ショタ声など
様々な声を使い分けたり歌も上手い傾向があり、
見た目も可愛く男性リスナーが多いなら当然の結果と言えよう。
またそういう方ほど事務所にスカウトされたり応募に合格して立ち絵もLive2Dや3D立ち絵の傾向が高いのでまさしく鬼に金棒だ。
そもそも声が小さかったりフニャフニャにしていると聞き取りづらいので、腹から声を出してハッキリと話した方が聞きやすいと思う。
▼特徴
IRIAMは雑談特化なのでどんな話が出来るのか、どんな配信なのかといった特徴も大事になる。
コメント読むにしても新規リスナー対応しやすい飛ばし読みなのか。
コメントマラソンはあれど全読みなのか。それともコメントの返事だけか。
アイドル的なガチ恋距離ムーブやSE、楽器を使ったり歌ったり、
セリフを読んだり、診断ゲームをしたりなど様々な配信スタイルがある。
雑談だけでも同様の体験や知識を持って共感できてトークが発熱したり、
知識や経験から特定の事に詳しく新たな知識を得られたり、
コメントの面白い拾い方や大喜利が得意なライバーとリスナーが集まったり様々な特徴はあると思う。
配信初めてからリスナーとの交流で初見挨拶&コメント芸だったりそれぞれの配信の特徴が作られる後天的なものもある。
▼配信時間
配信時刻も重要でIRIAMでは、朝昼は人が少なく夜は人が多いイメージ。
人が多くてもそれだけ配信も多くリスナーが分散して来ない事もあるので、逆に人が少ない時間帯の方が来る場合もある。
いつもと違う時間帯で配信すると新規リスナーが来やすい。
個人的には大体配信時刻が決まっていて定期的な供給があると、
こちらもスケジュール調整して配信に来やすくなる。
▼IRIAM外での情報発信
IRIAMには後から配信を見返すアーカイブがないので、別の媒体で情報を
発信していかないと配信外でどんな方なのか把握しずらく見つけづらい。
なのでTwitterを活用し配信デビュー前から準備中として配信用アカウントを作り、立ち絵や声や特徴と言った事を動画に収めて固定ツイートにしたり、V関連のよく使われるハッシュタグを使って呟いとくと認知されやすい。
6.ギフトはよく投げられるが大体は副業程度
▼ギフト投げられやすい要因は3つ
・コミュニケーション手段
・ファンバッチ目的
・ランキングイベント競争
▼ギフトはコミュニケーション手段のひとつ
様々な種類のギフトがあり演出も良く動き、「おはよう」や「ありがとう」などメッセージ性や、「パイ投げ」や「爆弾」などのド派手でライバーを弄れるものもあるので、ギフトを贈ってライバーが喜んだりリアクションを取ってくれるというコミュニケーション手段の一面もある。
▼ファンバッチ目的のギフト
ファンバッチは元々配信者にギフトを投げていた上位1~3位の金銀銅の王冠マークの代わりに2020年5月に導入された仕組みである。
公式説明では「ライバーとリスナーの関係の深さを毎月確かめ合うことができる指標の1つ」らしい。
前はギフトの上位3人までの特別な表示がギフトや視聴時間やコメントをすれば誰でも特別な表示になれるは大きい事だろう。
具体的な目標を提示してくれた方が頑張りやすいのかもしれない。
なので、リスナーの明確的な目標としてファンバッチ取る方も居る。
ファンバッチを取ってくれるとライバーが喜んでくれるからファンバッチを取るリスナーも多い。
なぜ喜ぶのか?単純に取ってくれて嬉しいと思う側面もあるが、
イベントの参加条件に前月のファンバッチの数が含まれているからだ。
▼イベントのランク分け
2020年8月からファンバッチ所持数で多い順に「S」「A」「B」と
クラスが分けられ、その区別でランキングイベントが開催された。
イベント入賞枠の多さは「S」>「A」>「B」で、
参加者にもよるが入賞枠の低いクラスほど争って激戦になることが多い。
2021年1月26日からクラス名が以下の用に変更するみたいだ。
S→PT(プラチナ)、 A→GD(ゴールド)、B→SV(シルバー)
ただ来月のイベント予定は常に出ている訳では無いし、ファンバッチは前月のが集計対象なので何か出たいイベントがあった場合に備え、
ライバーは継続的にファンバッチを確保し上位クラス目指す傾向のようだ。一般開放後ライバーが急激に増加したので、イベントするにしても同じ力を持つもの同士分けた方がいいだろうと思ったのだろうか。
ファンバッチの数でアクティブなリスナーの数はある程度分かるが、
イベントで投げられるギフトの量とは関係ない場合もあるので、
公平に同じ力でランク分けしているか疑問だ。
今まで投げられたギフト合計や平均でも求めればよいのではないだろうか?まぁそうするとデビューしたての実力不明だし分かりずらくなるだろうが。
▼ファンバッチの本質
さてここでファンバッチの公式説明を思い出してみよう。
「ライバーとリスナーの関係の深さを毎月確かめ合うことができる指標の1つ」
確かにその一面もある。
視聴時間やコメント、送ったギフトでどれだけ貢いで応援しているのか判断できるだろう。
でもそれをイベントに組み込めば、イベントに出たいからファンバッチが
必要という何か違った目的にすり替わってはいないか?
応援の仕方は人それぞれで限りある時間を消費して見るだけでも、コメントで話すだけでも応援になるはずだ。余裕があればギフト送って更に力になれるだろう。
その結果、自然とファンバッチが付くのが理想的だと私は思う。
だけど現状はイベントに出たいとか、ファンバッチ取りたいとか星の数を上げたいとか、イベントやファンバッチが目的になっているような気がする。
そもそもそんなシステム導入したからそうなるもの致し方ないが…
何故導入したのか?
それは財布の口を緩め課金を促す為もあると思う。
バッチは星1つでもギフトが必要で1つの星1程度であればログインボーナスの無償ポイントで何とかなるが、それ以上は課金が無いとほぼ無理だろう。
余裕があれば上の星を取りたいというリスナーもいる。
ファンバッチの星の数の合計の抽選で賞品が当たるイベントもあった。
ファンバッチ1つにつき追加報酬が出る場合もあるようで、
ファンバッチ特典を設けているライバーもいる。
そもそもIRIAMは慈善事業ではなく企業なので売上確保する必要があるので課金を促すことや課金によって何かしろプラスに働くことは当然であるが…コメントを黒からわざわざ見にくい灰色にするようなわざと使いにくくしてバッチ取れば見やすい色にするようなものはどうなのかと思うが…
また周りにバッチ取っている方ばっかりで自分だけバッチ取っていないと
逆に目立ってその配信枠に居ずらい事もある。
なのでファンバッチとは、
「ライバーとリスナーの関係の深さを毎月確かめ合うことができる指標の1つ」とは言うものの、
「ギフトや視聴時間、コメントなどの物差しでコミュニティの大きさを測ってイベントで区別し、課金を促すもの」であると思う。
▼小規模だが少数精鋭のランキングイベント
IRIAM自体小規模なのだが、ランキング性のイベントが多く入賞を目指してギフトがよく投げられイベント競争が激しい。
コーデイベント(Live2Dの新服装制作権)や新人のバナーイベント(IRIAM内のバナーに数週間乗るだけ)ではミリオンいくこともあるし、たまにダブルミリオンいったりする。
IRIAMは投げられるギフトで運営しているので、純粋に報酬の価値と投げたギフトは釣り合わない事が多いが、オークションのようにランキングで競うので金銭感覚がおかしくなりつい投げてしまう気持ちも分かる。投げないと推しのライバー負けちゃうよ?と人質に取られ金を巻き上げる仕組み…
所詮金持ちの道楽みたいなものだ。
▼還元率は只が知れている
だが、その投げられたギフトの収入だけでライバーが生きていけるほど容易ではない。
ギフトはアプリを提供しているアップルやグーグルに引かれ、更に配信場所を提供しているIRIAMにも引かれ、ライバーに渡る割合は少ない。
提供している場所の費用や利益を出すためにこれは当然のことなのだが…
大体のライバーは学生か別に仕事をしており、仕事の無い時間に副業や趣味の延長、精神的な支えとして配信している方が殆どだ。
だから本業が忙しくなって配信する時間や体力、気力が奪われたり配信が楽しくなかったりすると引退する方も居た。
7.配信中BAN注意
一定時間ミュートや電波が悪かったり、一定以上通報があると配信中でもBAN強制終了されることがあるらしい。しらすも見回りしているようだ。
過去の事例としてはイラスト配信機能を使った配信で水着のつもりが下着に見えたからBANされたり、版権違反しているイラスト使っていたり、寝落ちしていたり色々。
8.お酒注意
お酒で寝落ちしたり、酔っぱらって理性のたがが緩みやらかしたライバーを数人目撃した。
一定時間ミュートだと勝手に配信終了してくれるが、寝落ちだと暖房の音や寝息が聞こえていると通報しないかぎり続くようだ。
寝落ちには4回ほど遭遇したことあるが、大体原因として酒が絡んでいた。スマホだから楽な姿勢で配信出来ると言っても寝落ちしないようにしよう。さもないと寝息をリスナーに聞かれたり録音されて醜態を晒すことになる。
寝落ちても連絡先を知っている人に言えば緊急モーニングコールで起きる場合もある。
9.重度のガチ恋距離注意
▼一方的な恋は裏切られると嫉妬に
ガチ恋距離とはIRIAMの昔のキャッチフレーズ。
「恋に落ちそうなほど近い距離感」という意味らしい。
だが実態は立ち絵がドアップになってタイムラグの無いコメントによる疑似的なもので、ネットだから距離は遠く一方通行な片思いの恋なので愛にはならず成就することは極めて稀?
所詮恋止まりのガチ恋距離とはよく言ったものだ。
今は公式サイトからそのフレーズ撤廃されているが、まさに恋は盲目というか献身的に貢がれる為かその文化は未だ根強く残っている所もある。
なので異性の配信に行ってライバーだからとオーバーリアクション対応されると、その枠のリスナーの一部から恨まれ嫉妬される場合もある。
嫉妬する気持ちも分かる。こっちはずっと時間も色々捧げ貢いでいるのに、あんまり来てない癖に注目されるというものは腹が立つと。
ただ図に乗ってしまい身をわきまえないと厄介な存在になってしまう。
配信は一リスナーのものではなくライバーのもので配信主がルール。
思うにライバーはどんな方かリスナーよりも情報量が多くハッキリしているので反応するネタにしやすいのだろう。
それに常連リスナー程仲が良いほど雑に扱っても大丈夫だろうと、
新規ほど定着するか不安定なので常連よりも手厚く歓迎する傾向は新規獲得には致し方ないのだろう。
V自体がアニメのような体で意思疎通が出来る仕組みでガチ恋を偶発させやすく陥りやすい事ではあるが。
そもそもライバーは話していく内にどんな人となりか段々分かってくるが
コメントだけのリスナーはそうもいかない。冷静に考えて顔も声も知らない方と付き合うとかほぼ無理だろう。
▼ガチ恋距離の利点
なにも悪い所ばかりではない。
心にスッと入ってきて疲れ荒んだ心を癒す…
そんなしっかりとしたファンサービスの一面もある。
ただ度が過ぎてエスカレートしてしまうと面倒な事にもなるだけで。
▼ライバーとリスナーの存在と関係
人によってこれは様々だと思うが私がしっくりきた考えを記す。
距離が近いからといってこの境界線があやふやになる事がある。
リスナーは主に文字だけの存在。リスナーが居ないと配信が成り立たないものの大勢居れば所詮替えが効く程度の存在。
ライバーは立ち絵と声も持つその配信では唯一無二の存在。
だからガチ恋距離とかライバーと距離近いと言ってもそもそも存在が違うのだからこの溝は埋まらない。
演劇に例えるなら、役者はライバーで観客はリスナー。
いくら舞台と観客席が近くとも舞台上に観客が飛び込んだら演劇が台無しになるので、観客は席から舞台に行ってはならないように距離感や思いやりは必要。
ライバーとリスナーは友達とか聞くけれど、ギフトの仕組みの時点でお金を一方的に投げられるような関係を友達と呼ぶのは相応しくないと思う。
10.増減が激しいIRIAM配信者
リリース当時から2年以上も経過しているせいか多くのVがデビュー&引退しており昔から配信してる方は少ない印象。年齢層的には比較的若くそれ故に学業や仕事が忙しくなったりで引退される方も。
どれだけ増減しているかという分かりやすいモデルケースとしてi-LIVE所属ライバーを例に示す。
▼i-LIVE所属人数の変動
i-LIVE設立以前にIRIAMからVとしてデビューした方達をオリジナルライバーと呼び、半月や一ヶ月ごとにデビューした1~11.5期生の方達255名が居た。
一般開放前に他と区切りをつける為か事務所i-LIVEを設立。
それまでに生き残っていた方や事務所に入る意思のあった方が加入し、
i-LIVEは設立当時191名ものライバーを抱えるの事務所だったが、
(2021/01/25時点)公式サイトに掲載している引退していない方は119名。i-LIVE設立してから72名…約1/3が引退している。
119名中、引退予定の方が3名。活動休止中や2ヶ月以上配信ない方が22名ほどいる。つまり今活動しているのは97名…i-LIVE設立当初の約1/2程度だ。
※集計方法は公式サイトに載っているTwitterリンクから配信ツイートを確認しているので配信したのに配信ツイート無い方は誤ってカウントされてるかもしれませんがご了承を…引退表明はTwitterで言わずに自枠内で言う方も居るので更にいらっしゃるかもしれません。固定ツイートや名前に分かりやすいようにしていないと見逃してる可能性もあるのでまたまたご了承を...
一応公式サイトに載っている120名ものTwitterを全て確認したので…
(引退したのにまだ公式サイトに載ってる方が...まぁ年末年始は忙しいし、月ごとの更新かもしれないし、私みたいな変わり者ぐらいしか全てチェックしないから優先度は低そうですもんね。)
▼サポート体制
そんな大勢をサポート出来ているのかと疑問に思うだろうが、
基本放任主義でライバー側から許可とか確認とか何かあれば返答したり、
定期的な連絡程度のようで、事務所主導でi-LIVE限定の何かイベントやることが少ない。
複数ライバーのマネージャーが同一ようにそもそもサポート体制も少数のようだ。
事務所設立してから新たにデビューした方は居ないし、新たに出費を増やしたくないかと思ってしまう。
▼人数減少理由?メリット少、デメリット大?
一応メリットあるものの、色々制約や縛りもあるようで、自分で手間をかけたくない方には向いているのかも。
◆メリット
・相談などの色々なサポート
・ファンバッチ特典(お菓子やイラストギフトや豪華グルメなど。バッチ要求数吊り上げられたが…)
・公式Twitterでのイベント入賞や誕生日ツイートの情報拡散
・1ヶ月20日以上配信で季節ごとのローソンブロマイド発行
◆デメリット
・欲しいものリスト禁止
・お礼以外のDM禁止
・配信外のリスナーゲームフレンド禁止
・他色々な制約
▼引退理由
私が知っている引退理由は以下の通り。
・事務所への不満(制約などの縛りや不十分なサポート、同所属の不公平)
・転生(ゼロから始める仕切り直し、虹やホロなど更なる高みへ)
・本業が忙しくなった(仕事or学校)
私は所詮部外者で双方の詳しい事情は知らないから一概にどうと言えないが、これだけ人数が減っているという事はたまたま続けるのが難しくなったか、所属してもあまりメリットが無いからかもしれない。
個人的にはこの方たちがIRIAMの稼ぎ頭だったのだからもう少し特別視というかメリット増やしてあげてもいいのではと思う。まぁ稼ぎ頭の子を特別なイベントに出しているから特別視はしているか。それで不公平と思われるかもしれないが。
▼事務所所属以外が離れる理由?
YouTubeの方が色々配信準備が面倒な分、ゲーム配信出来たり、投げ銭の還元率高かったり、Live2Dの立ち絵や自由な背景がイベントに出なくても変えられたり自由度はYouTubeの方が高い。
IRIAMは雑談特化なのでYouTubeでゲーム配信に慣れていてトークに慣れていないと配信を保たせるのが難しい。
IRIAMよりもYouTubeの方がユーザーが多く、IRIAMはPCで見れずわざわざアプリ入れて見に来るか、スマホも古いと利用できないように溝がある。
IRIAMはYouTubeと違い投げ銭だけではなくランキングでバチバチに争うイベントがあるので、それで結果を残せなかったり、そういう争いごとが嫌いな人には合わないのかもしれない。
▼一般公開の影響
IRIAMが一般公開し誰でも配信出来るようになると配信者が急激に増え、
配信一覧で埋もれてしまい、更に権利無視した立ち絵が使う者も表れ、
こんな世紀末なIRIAMヤベーぞ。離れてyoutubeに本腰入れよってなる方も居たらしい。
立ち絵やアイコンの権利問題は未だにあり、そもそもアイコンとか立ち絵をチェックする仕組みが無いので、配信を運営が見回ったりリスナーの通報で取り締まっているのが現状だ。そういう立ち絵の注意書きは目につく場所に表示するようになったが、アイコンの注意書きは分かりにくい場所に書いてあるので未だに時々不適切な絵のアイコンを使用している配信者を見かけることもある。
そんな未来を危惧してか一般公開前に引退する方も居た。
11.YouTubeとの比較
▼コメントラグ
IRIAMの方がコメントラグが無い。
▼通信データ
IRIAMの方が通信データ少ない。
▼利用ユーザーの多さ
YouTubeが多い。だが比例して変なユーザーも多くなる。
▼配信のお手軽さ&自由度
IRIAMの方がお手軽に配信出来るものの出来る事が少なく、
YouTubeの方が準備に時間かかるものの自由に背景変えれたり、
ゲームやPCと画面共有出来たり自由度が高い。
▼配信環境&安定性
YouTubeの方がPCやスマホで視聴可能かつアーカイブもあり環境としては優れている。
安定性に対してはYouTubeもAIの誤BANもあったが、有線接続と無線接続の有無や、スマホ機種によっては音声が途切れたり、利用者が多い時間帯に音声がプツプツ安定しないなど未だに不安定な要素を抱えているIRIAMよりもYouTubeは安定している。
▼端末発熱&消費電池
YouTubeの方が発熱温度が低く、消費電池が少ない。
▼投げ銭ギフト&収益化&還元率
IRIAMの方が投げられやすく収益化しやすいものの、還元率はYouTubeの方が高い模様。
収益化条件
IRIAM
・15時間以上の配信
・10日以上の配信
・累計獲得ポイントが5000pt
YouTube
・直近12ヶ月の総再生時間4000時間以上
・チャンネル登録者数1000人以上
12.その他
▼累計視聴者数
盛り上がりスコアが導入されるまでは累計視聴者数が表示されていて、
それで大体リスナーがどれぐらいいるか分かるものだった。
盛り上がりスコアだと数字が大きくてもリスナーが少ない場合もあるので、ギフトが良く投げられている枠の印象。
▼コメント
一部の漢字や絵文字が文字化けする事があったり規制されるNGワード(変なワードも)もある。昔はバグで絵文字が縦にはみ出したり文字が突き抜けて一部リスナーにバグ技として親しまれていたが現在は修正されている。
文字化け問題は2年前からあって修正するのはとても難しいらしい。
▼3Dライバー
数が少ない為か、Live2D限定の衣装イベントはあるものの、3Dライバーの衣装イベントはなくi-Liveのカスタムキャストコラボ勢はずっと衣装変更できないで居たが、配信日数クリアすれば衣装変更できるようになった。
また3Dは端末によってカクカク重い場合がある。
▼公式の個人Live2Dモデル変更
条件を満たせばイベントに出なくとも自分でLive2Dモデルを用意すれば差し替えて変更可能になるみたいだ。
▼連続視聴回数
どれだけ回数を重ねても何も特典は無いが増えるに連れてこの連続記録を無駄に伸ばしていきたいと思ってしまうもの。だから、どうしても配信に行けなかったりして回数が途切れると重ねた分の精神的ダメージを受ける。
また、気まぐれゲリラ配信をやるとこれなくて回数を途切れる事を心配してライバーも気軽に配信をやれないといった事もある。
実装する段階では累計か連続か悩んだらしいが、ライバー側から連続の要望が多かったようだ。連続の方が配信に来る回数も増えると。
でもそれはリスナーをわざと水を減らしてストレスをかけて甘くするトマトみたいな搾取されるもの程度にしか考えてないようにも思えるが…
▼ファンバッチ取得ログ
何回何連続とか久しぶりに取ると何か月ぶりとか変な表示も出る。
そんな変な煽りいる????
▼配信ツイート
稀に良くツイートに失敗する。IRIAMがTwitterと仲が悪いみたいだけど、
同じ配信でツイート出来る人と出来ない人が居たり原因は謎。配信開始当初は出来なかったのに時間経過したら出来るようになることもあった。
配信ツイートされる数が多いとなりすぎてTwitterから制限かかるようだ。
だからゴールデンタイムなど利用者が多い時間帯はできない場合が多い。
ただし、配信ツイート内容を切り取って別途Twitter起動し貼り付けツイートするという少し手間で強引な方法で解決できる。
▼空蝉のタスクキル術
左上の退出ボタン使うとリスナー一覧から居なくなってしまうので、
それを気にするライバーに対して有効な術。
左上の退出ボタンではなく、アプリごとタスクキルするとリスナー一覧には一定時間(10分以上?)残り続ける。
タスクキルして再度アプリを起動しても残り続ける。
そもそもリスナー一覧なんて無かったのに、急にリスナー炙り出す機能付けたもんだから、入室してすぐ退出するリスナーが見えるようになってガッカリするライバーが沢山居ましたとさ。めでたくねぇめでたくねぇ。
そもそもそも元は入室メッセージも無かったがいつも間にかついてROM専に優しくない設計に。
そもそもそもそもワンタップだけで配信視聴出来てしまうので、配信一覧をスクロールするつもりが誤タップで枠に入ってしまう事も。
そんな時も空蝉のタスクキル術が役に立つ。
ロード中にアプリごとタスクキルで入室メッセージは表示されなくなる。
ただし、リスナー一覧には表示されるので気付かれる可能性も無くも無い。
▼意図的に入室メッセージ無しで配信を見る事が可能!?
方法は不明だが恐らく可能。いきなり入室メッセージの無い人がフォローしてライバーを驚かせる光景を幾度か遭遇した。
バックグラウンドで10分以上経つとリスナー一覧から表示が消える機能があり、もしかしたらそれが関わっているのかもしれない。
▼注目タブ
新規リスナーの定着率の高さの順で表示されるが、ライバーが丁寧に歓迎しても定着するかはそのリスナーにとって好みであるかによる部分が大きい。そもそもライバーに画面説明などチュートリアルの任せた場合、それでその枠の話が中断される事でもあり必ずしも良い事ばかりではないので、私みたいに使い方を説明したサイトを作ればいいんじゃないかなっ!
まぁアップデートで画面変わると説明サイトの更新も必要だから面倒だし、ならアプリ使っているライバーに任せようとしたからこの注目タブ出来た一因なのかと思う。説明してくれるなら人目に付きやすい場所に置いてやるよ的な。
▼外部事務所勢増加
一般開放後の2020年8月や11、12月に複数人まとまってLive2Dモデルで配信開始した方が多く、事務所勢と公言していなようだが、Live2Dモデルは特別な方にしか使えないので恐らく外部の事務所勢だろう。
また元々1枚絵のイラスト配信機能でやっていた方がLive2Dになったり、
1枚絵のでも事務所所属と書いてあったりそういう方達が増加している。
だが、中には声優の卵と公言していたり、連携Twitterでリアルの顔を晒していたりもはやVではなく配信者と言った感じだ。
▼電源関連でライバー配信落ち注意
ライバーは送られたギフト演出をスクショしてTwitterの配信終了ツイートに載せる文化もあるが電源だけ押してスクショに失敗すると配信からライバーが落ちてそれまでのコメント欄が消えてしまう。
また、iPhoneで残り充電10%?20%?通知が来ると同様な事になってしまうので注意。
▼アイコン注意喚起の無さの訳
ガチガチに注意してしまうと委縮してしまってお手軽にラジオ配信出来なくなってしまう事を危惧しているようだ。
ニコニコのように緩いからこそ流行った事も意識しているらしいが、
アレは収益を得ない完全娯楽趣味のようなだし、仮にもお金を受け取るような立場にあるライバーはルールを守った方が良いのではないだろうか?
それに画像1つと動画では全然情報量が違うし、流行るほど違反アイコンで配信している方は少ないので逆に目立って治安が悪い的なマイナスな印象をIRIAMが受けるのではないか?
▼配信待機枠が無くなった理由
昔は配信待機枠と言って配信前から待機出来る枠がありそのまま配信が開始される便利な機能があった。
他の機能の実装に邪魔になる為、致し方なく無くしたようだ。
▼しらすの目標、意図
もっとライバーがデビューしやすくリスナーと出会う機会も増やして多くの人に届けたい。
そういう出会いやイベント競争による良い体験などで人生を変えたい。
課金の事は特に意識していないらしいが、イベント競争の実態は札束での殴り合いが殆どで、追いに追い抜かされての競争のドキドキは確かにある意味特殊な体験だけども、心臓に悪いドキドキであると思う。
例えるならば競馬みたいなものではないだろうか?
デビュー人数が増えたのかルーキーのアプリ内トップバナー掲載が月1回なのが2回になったり、自作背景・ギフトイベントなどIRIAM側の負担が少ないイベントが増え明らかに集金に走っている節がある。
▼配信終了画面が出ないバグ
右上の配信終了ボタン押してもエラーメッセージが出てリトライしてもまた同じエラーメッセージの無限ループ。結果タスクキルしないと終了できず配信終了画面が表示できない。時々配信終了画面が出ないという方を話を聞くがこういうことだったのかもしれない。
13.あとがき
人は光も闇もあるカオスな存在で、そんな人が関わっている事はもまた混沌であるだろう。しかし、普通何かを紹介する場合は欠点や暗い部分は話さないのが常らしい。確かに欠点を伝えた事でマイナスなイメージを持たせてしまったり、それを公言してしまうと嫌われるかもしれない可能性もある。
嫌ならわざわざ言っていざこざを起すよりもそっと閉じすればいい話だ。
それは前回の記事で義務は果たしたし、私は雇われセールスマンではない。
そもそもセールスマンが嫌いで玄関口で利点だけ言って、それを鵜呑みにして契約したものの不安になって後から調べると欠点があった。
そういった経験から欠点など全て伝えない事が必ずしもその人の為になるとは言えないし使っていればいずれ分かるので伝える事にした。
だが前向きな記事を公開したら予想以上に反響があり感謝され困惑した。
それはマイナスな記事を公開する為の撒き餌だったからだ。
一応事前にこのマイナスな記事公開オッケーサイン貰ったので今に至る。
なので私は善意だけで前回の明るいIRIAMの紹介記事を作った訳では無い。
嫉妬や悪意にまみれ怨嗟の声を心に持った混沌な人間だ。
なんだが自惚れ野郎のポエムみたいになってしまった...
こんな長文記事を最後まで読んでくれた方が居ましたらお疲れ様でした。