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㊼ 韓国政府・自治体の歯がゆい自画自賛

  日本で自虐史観に警鐘をならす団体もありますが、僕はその都度、何で「贅沢な議論を!」と羨ましがっています。先進国らしい議論ができる日本の知的風土の深さに感心します。もし自虐史観を促す団扇があるとすれば独占契約で10年かくらいはお借りしたいと思います。

 冒頭の写真は今日撮った日本事務所(?)のHPです。2月19日が最終エントリーの締切と書かれています。この団体は、「希望者が金を払えば、賞をあげる」というなんともいえない不思議な団体です。日本でもやっているのか感心しましたがそんな場合ではありません。
 表彰する団体自らが「選びに選んだ団体や機関」に賞をあげるのではなく、写真のように、賞がほしい機関や団体が、エントリーシートを提出して
「選んでもらう」という不思議なやり方で表彰
します。

 しかも、この賞には賞金や激励金などは一切なく、むしろ、受賞を申請
する機関や団体が、お金を支払うやり方をします。つまり、①受賞を願う側が②お金を支払って、③賞を取るかたちです。なので、④お金の支払いが無ければ、⑤受賞はない、という意味です。

この全く不可解な賞に韓国政府はもちろん、全都道府県と全国の研究機関の名前が網羅的に載っています。そして、全国の各機関や政府にはこの歯がゆい賞(賞状とトロッピー)が鮮やかに飾られています。写真の中の数値は賞のために払ったお金の金額です。これは、賞を取るための経費のようなものです。日時などは写真をクリックすれば大きく映ります。報道では、「李明博元大統領(受刑者)のように、インチキ賞に税金を、しかも183の公的機関が受賞した(=つまり、税金の無駄遣いをした)と書かれています。そして、国内的には、「政府や公的機関が海外の賞を受賞した」と発表しています。

右下の数値が支払った金額です。
実に情けなく恥ずかしいですがみんな堂々と発表しています。各役所や機関が自分たちの受賞の喜びを述べています。
公共機関と企業が1908箇所、政府、各自治体、公共団体が770箇所、複数回受賞した機関が183個所と書かれています。
 写真の賞牌がこの団体の賞牌です。しかも何と金銀銅賞があって、上段中央の釜山市の場合は、金賞3回、銀賞15回、銅賞2回で合計112万4千円をしはらったということです。李明博の犯罪は更に巨悪で閉鎖が決まったカナダの石油会社を莫大な政府予算(約650億円)で購入してしまってました。ほぼ全額が韓国政府の損失となっているのから詐欺師級ですね。以下に別途、今日の2025年2月3日に報道された内容も少し紹介します。「クズ」というしかないですが、僕の日本語の語彙能力が低いせいか、もしかしたら日本にはこんなクズがそもそもいないので「用語」「描写」がないのか、最近は日本はここまで腐った役員や殿様が歴史上いなかったので「表現そのものがないかも」と思うようになりました。こんなクズにぴったりな日本語表現があれば、教えてもらいたいです。よろしくお願いします。
行政安全省の職員も釜山市庁の職員もこの賞の実態を熟知しています。分かっていながらこんな歯がゆいことを平然とやっているそうです。
最も信頼している「ニュース打破」の記者が、虚偽の情報を提供し、賞を申請したら、あっけなく承認されたそうです。
政府・地方自治体がこの章を申請したのは全国で387箇所、支払った総額は約39億円でした。
腹立ちますね。

 以下の資料は今日報道されたばかりの内容です。こんな深刻な腐敗と不正のニュースが毎日のように溢れています。僕も少年時代よく遊んでいた素晴らしい河でしたが、今は写真の通り緑藻だらけとなって久しいです。ここは水道の水源地にも近いところですが、近隣の住民たちの「半分の方に、鼻の粘膜に毒素が見つかった」という深刻な内容でした。李明博は全国の大河を「運河でつなげる」と突然発表しました(2008年)。突然というのは全く議論されることもなく、何のために必要なのか?河がどうなるのか?今の時代に誰が船で運送しようとするのか?などと重要な討議は何もせず、妥当性調査もせず、わずか1年弱で急造してしまいました。その前に全国から反対デモが怒涛のように立ち上がりますと、李明博は「国民の反対が激しいので、運河工事はしません」と約束しておいて、つまり嘘をついいながら、「やってしまった」わけです。なぜこのくらいの荒い蛮行ができてしまうのでしょうか?㊻番の記事で書いたように、まず、関係省庁や役所の公務員が儲かるからでしょう。
 
こんなことが韓国にはいくらでもあります。李明博の話は別稿でしっかり書きますので、今回は2〜3時間前に流れたニュースの紹介にとどめたいと思います。写真で見る限り危険際ならない川になっていることがわかります。魚もいないはずなのに小さな船が見えますね。

アメリカの疾病統制予防センタの基準ではマイクロシスティン(有害毒素成分)が5ngなのに対して、今回調査した河の有害毒素は4.3倍になっているそうです。
マイクロシスティンは一名「静かな殺人者」と呼ばれる危険物質で肝や生殖機能を損傷させる毒素だそうです。



 ㊻の文章で、韓国社会の脆弱性について述べましたが、今韓国の主要大河は見た目はきれいに見えるかもしれませんが、ほぼ回復不可能なくらいめちゃくちゃに壊れています。議論らしい議論がなく、例の韓国文化のおける悪弊のほとんどすべてが凝縮されています。不十分な生態調査、不十分な事後措置、もちろん貪欲な官僚と自治体長などが業者と深く関わっています。もちろん工事監督もいい加減だったので、業者が工事の廃材や壊れた重機などを河底に大量に捨ててしまいました。魚は死に、周辺の田畑の作物も緑藻に汚染されがん患者が急造している村もありました。李明博のせいで国土は荒廃し、河は死んでいます。全国の河の大運河事業は結局運河になることもなく写真のようにつながっていません。何のためにこんな馬鹿な事業をしてしまったのか僕は未だ理解できません。大運河事業も全国の地方自治制度の実施もわずか1年足らずで「事業決定し、作ってしまった」わけです。⑦の文に書きました通り、韓国民は親子3代も経てば「元の住民は誰もいなくなる」社会で、「地域社会と人間の結びつき」が極めて弱い社会なのに、何で「地方自治」という考えが突如始まってしまうのか実に文化の呪を感じずに入られません。韓国はソウル一極中心の社会で、地方自治体といっても財政基盤がしっかりしているわけではないのに、「やってしまった」わけです。議長や議員という腕章だけを増やした形です。

 それでいて、誰一人責任をおいませんし、実際処罰を受けた関係者もいません。李明博が退任後刑務所に入れられただけです(尹錫悦が特別赦免で釈放)。
 悪人大典を作ってみようかと思ったこともありますが、収録人数があまりにも多いのでお手上げ状態です。

 このような行政による新たな取組があれば、必ず莫大な富を得る関係省庁の長や公務員がいるはずです。一つの制度が作られる度に必ず誰かが儲かっているはずです。腐敗経済の国ですから!!!地獄図の世界だからです!!!

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