ストッパーは自分 番外編
主任はシッター雇える給料があるけど、ウチは無理ですよ。そんなお金払えないし。
・・かつて部下から言われたことです。
いやいやいや。ちょっと待って?!大して給料変わらないし、私も相当頑張って払ってるからね?!と反論しました。
既に書いたとおり、子供が一歳と四歳の時に主任になり、残業が多い部署へ異動しました。保育園の間は延長保育をお願いして自分で迎えに行ってました。
しかし上の子が小学生になると学童はお迎えが早く、どうにもこうにも自力お迎えは無理になりました。
そこでファミサポさんとシッターさんをお願いし、保育園アンド学童のお迎えと、私か夫が帰宅するまでの安全管理を委託することにしました。
比較的早く帰れる日はファミサポさん宅で上の子だけ、遅くなる日は子供に鍵を持たせて自宅で2人まとめてシッターさんに、一緒に宿題したり遊んでもらったり。(子供の夕飯はお弁当を作っておいてチンして食べてもらうので、最初のうちは、電子レンジ使用の補助とかしてもらってました。すぐに子供だけでやるようになりましたが)
使い分けたのは単にお金の問題です。有り難いことにファミサポさんの時給は、シッターさんの4分の1くらいでしたから。(その代わりシッターさんはこちらの無理も色々聞いてくださって、それはそれで大変助かりました。)
多い時はお二人への支払いが合計10万円近くなり(たまにです。大体は月6〜7万円でした)、ほんっとーにキツかったです。でもここで辞めても今の給料には戻れない、10年の我慢で安心の老後が守られる笑 と思って、
保育園と小学校の予定表と、自分のスケジュールと夫の予定を常にチェックして、こまめにシッター会社に時間変更連絡いれて、自分達で動けるところは頑張って節約。この頃は家庭内マネージャーとしても大忙しでした。
部下に言いたかったのは、働き続けたいと思うなら、ウチは無理、と諦めてしまう前になんとかやり繰りできないか考えて欲しい。
主任はいいよね、給料たかいから(←高くないです)というフレーズは、単に主任を羨むだけでなく結果として自分にマイナスの暗示をかけてしまう、好ましくない言葉の使い方だと思います。
その部下はいつも元気で明るいムードメーカーでしたが、その時だけはなんだかくすんで見えてしまい、とても寂しい気持ちがしました。
自分にはね返るマイナスの言葉は、てきるだけ口から出さないことですね。と、私も学んだ出来事でした。
因みにファミサポさんには下が小学生になるまでの3年間、シッターさんには5年間お世話になりました。上の子が五年生、下が二年生の時に、ご家庭の事情でお辞めになりました。子供達もとても懐いていて、「新しいシッターさんはいらない。○○さんが来てくれないなら、もう自分達で頑張る」と独立宣言。
えー?大丈夫かな?と心配しましたが、無事にここまで来ています。親が思うより子供はしっかりしてて、わたしの10年は!の覚悟は5年で終わりを告げたのでした。
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