着付けの手抜き研究
最近のテーマ。
いかに手を抜いて楽に着物を着るか
とにかく面倒くさがりなもので、着る前の準備、きつけ、後片付け・・着物にまつわる全ての工程をとにかく楽にしたい!と年を追うごとに考えるようになりました。
1、まずワタシにとっての最大の面倒は、半衿つけ。
二、三回はつけっぱなしで頑張ってましたが、汚れるものなので出来れば毎回洗いたい。
でも都度ちまちま縫い付けるのがめんどくさすぎる。
2、つぎに、胸紐。
コーリンベルトであらかた形を整えてから胸紐を縛っても、どうしても変なシワができる。
で、縛っちゃうと直しづらい。
3、さらには、専用の肌着とか下着を着るのも面倒。
洋装のブラと、肌着(冬ならヒートテック)の上に着物を着てしまいたい。
そしたら、脱いだ後すぐに洋服を着られる。
こんなこと感じませんか?
1は多くの方に賛同を得られると思うのですが、
3は、自分でもものぐさが過ぎるかも?と思わないでもない😅
で、解決したと感じた策は。👇👇
1、これは、ファスナーで半衿をつけ外しできるうそつきで解決できました。
こんなに便利なものがあったとは!
3年前くらいから、愛用しています。
半衿だけでなく、うそつき本体もじゃぶじゃぶ洗えるのでいつもスッキリ、気持ち良い😆
しかし、うっかりするとうそつきの袖をつけ忘れてそのまま出かけてしまうことも💦
しかしこのつけ忘れ外出をきっかけに、ジュバンの袖がなくても、冬ならコートやショール羽織れば見えないし、
なんなら木綿着物ならなくても良くないか⁉️と、ものぐさなワタシは思い始めるのです。
2、胸紐。これはYouTubeで着付けの動画を見ていて、なんだこれは?と気になって買ってみたら超良かった、しっかりコーリンベルト(みたいな名前)で解決👍
普通のより太くて長いコーリンベルトでぐるっと体を一周巻いてとめるので、しっかりホールドされるし、ゴムだからシワ取りとか調整もしやすい。
めっちゃ買って良かった!
3、和装下着肌着を着たくない。から始まり、上の1で書いたうそつきすら着ないで済む方法はないものか、というのが一番最近のテーマでした。
で、思い出したのが呉服屋さんで試着させてもらう時に襟だけ方にかけてそれっぽく見せるやつ。
あれなんだろう?と調べてみたら、かけえりっていう商品なんですね。
半衿にかけてつかうものらしい。
これを買ってみました。
使い方はYouTubeで調べて着て?かけて?みました。
衣紋を適度に抜くと、前側の長さがちょうどバスト下くらいまでなので、紐で抑えてもすぐに抜けてしまってプカプカする。
衣紋抜きも短めで、着付けると腰パッドをめくって指を突っ込んでやっと引っ張れるくらいしかない。
ということで、
こんな感じで布を縫い付けて長くしました。
そしたら結構快適。でしたがジュバン本体がないので不安定さは否めない。
そしてワタシは衣紋はゆるくUの字になるのが好きですが、この衣紋抜きを引くとVの字で引っ張られるので、衣紋全体の形を整えてあげなきゃでした。
これで3時間ほど近所に出かけましたが、とくに衣紋が詰まることもなく、襟元がぐだぐだになることもなく帰ってくることができました!
あ、なのでジュバンの袖なし💦につき、木綿着物にしました。それと足袋ソックスにカレンブロッソの普段着モードで。
もちろん、着物の下は洋装の下着といわゆるババシャツ。
ちゃんと襟元の写真撮れば良かったですが、こんな感じでした。
帰宅後は、パパッと着物を脱いだら普段通りなのでそのまま洋服に着替えておしまい。
思った通りの楽ちんさで、しばらくは「かけえり」の使いこなしがテーマになりそうです。
これから暑くなりますし、より快適に、着付け前後の手間もかけずに着る方法を試してみたく、課題ができて楽しみだー。
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