ストッパーは自分 その6
夫に愚痴りました。
「今日さぁ、課長面談で課長補佐にチャレンジしない?って聞かれたんだけどさ。毎日20時なんて無理じゃない?だから断ったんだー。」
以前、育休中のわたしに夫は言いました。
「欲張らず、ひとつずつでいいんじゃない?」
・・こんな答えが来ると思っていました。
しかし。夫に何があったのか?考えが変わったのか?前は育休というどうしようもない事情があったから、とりあえず「ひとつずつ」なんて言って、わたしを宥めただけだったのか・・?
今回返ってきたのは、
「え?断ったの?なんで?」
こっちが、え?でしたよ。そして、
「そんなの、やってみなきゃわからないし、やってみて難しければ僕もいるんだから一緒にどうするか考えればいいでしょ。」
さらに言われた次の言葉が、ガーン!て感じでした。
「組織にいる以上、上を目指さないのはあり得ない。能力があると認められてチャンスが与えられたら、それは掴み取って、期待されたポジションで組織に貢献していくべきだ」
こんなこと、考えたこともなかったです。自分がいかに自分の周りだけ、目先のことだけで判断していたのか気づいた瞬間でした。
いやー、夫を見直した瞬間でもありましたね!
ということで、今回のストッパーの正体は、子供が小さいから無理、と思わせたもの。
課長補佐は皆よりも遅くまで毎日残れる人しかできない、という思い込み。それを変えてみようと思わなかった自分の視野の狭さ、柔軟性のない考え方、なんでしょうか。
一言で言い表す言葉が見つかりませんが、現状が自分に合わないなら、合うように自分が変われないか?同時に、環境(周囲の人の考え方含め)を変えられないか?
なにより、諦める前にやってみよう!のチャレンジ精神が重要なのだと痛感したのでした。
今後は、いい波が来たら迷わず、とりあえず乗ってみるつもりです。それでダメだこりゃと思ったら、その時、あらためてどうするか考えます。
こう決めてから昇格についての悩みはキレイになくなりました。
自分の可能性を、へんな思い込みで自分で閉じてしまわない。これは娘達にも伝えたいと思っています。
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