自分なりのリーダー像をもつ 前半
リーダーとかリーダーシップという言葉を聞くと、体育会系なイメージが浮かびます。
身振り手振りや声は大きめ、サッパリ明るいキャラクターで部下をぐいぐい引っ張って組織を盛り上げ、時にはガツンと叱り、でも頑張った時はしっかり褒めて、みんなのモチベーションアップ!みたいな。
漫画かドラマ、見過ぎですかね。
新卒で入った会社で、最初は支店配属でした。本社でその部門を統括する女性がいたのですが、スラリと背が高く、小さな顔にショートボブがよく似合うとても素敵な方でした。全国の支店の同部門を束ね、支店を巡って指導したり、全国から担当者を集めて本社研修を実施したり。
サバサバ系の性格で、大きな声でまわりに声をかけて細やかに気遣える、全国の担当者の憧れ、カリスマ的存在で、まさに冒頭に書いたリーダー像まんまな人でした。
しかしその人しかおらず後任育成が必要となり、なんと社内公募で後任を決めることになりました。
全国出張できて楽しそうだな。といつも思っていた私は、自分にできるかどうか考えることなく勢いで応募。そして半年後、本社へ異動となったのでした。
自分に決まってから急にドキドキして、果たして私にできるんだろうか・・と不安になり、人から「よく○○さんの後任なんてやろうと思ったね?私にはとても無理。あんな風にカッコよくできないもん」と、解釈に苦しむコメントを貰ったりして、軽く後悔したり、いや頑張るしかない!と自分を励ましたりしながらの異動でした。
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