わたしの着物修行 7

着付け教室編、続きます。

この講座ではいつもの教室で行われる特別授業のほかに、年2回くらい、幾つかの近隣の教室合同で開催される大規模なイベントがあり、ほぼ強制参加でした。

銀座のオシャレ懐石料理屋さんでランチをいただき→そのままバスに乗せられて🚌日本橋あたりのビルに連れて行かれます。

わたしが参加したのは新潟の織元さんなどが集結している催しでした。

バスに揺られながら、同じ教室に通うおばさまと「○○さん!先生に捕まらないように絶対一緒に回りましょうね!」「そうね!あたし達、運命共同体よ!」と誓い合っているうちにビル前にバスが到着します。

すると着物姿の先生方が総出でバスの降り場で待ち構え、こちらを見ています。

あそこを如何に突破するか!と意気込んで○○さんとバスを降りて、人混みに紛れて前の人について行こうとしたところ、

「はい、okikunbaさんはこっちねー」とアッサリ先生に捕獲され、わーっ捕まっちゃったよ!○○さーん!と心の中で叫びながら振り返ると、別の先生に捕獲されている○○さんが・・

結局そのまま○○さんとは行き別れ、その日再び会うことはありませんでした。

わたしと○○さんは、教室の特別授業でお買い上げ実績があったため、マークされていたのだと思います。あいつは買う!と。

逆に、オークションでカワイイ着物を安く買ってコーデするのが好きです!みたいな女子大生も教室にいて、そのイベントも参加していたのですが、完全に放牧されていましたから(^◇^;)

ずさんな計画があっという間に崩された私は、先生とマンツーマンで会場内を案内されます。

途中、機織機などの展示があり、ホントに興味があり見たかったのと時間稼ぎもありじーっくり見ていたら、痺れを切らした先生に、はい、そろそろ次に行きますよ。まだ素晴らしいものが沢山あるんだから。と急かされたり。

でも。

ここで沢山の織物を見させてもらい、触らせてもらい、作っている方々から直接説明をきいて、益々着物や帯の素晴らしさに感動し、着物文化を守っている方々に尊敬の念を抱いたのも事実です。

着物や帯が高額なのは、そりゃ当たり前だよなぁーと、すごく納得したのでした。(もちろん、できれば良いものを少しでも安く買いたいですよ!)

そしてこの日のお買い上げ💦は、こちらの帯でした。

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紙を織り込んでいるので通年使えて便利よ、貴方のあの着物にもよく合うんじゃない?と、わたしの着物事情をよく知る先生からのオススメもあり、ほっこり系が好きなわたしも納得。

見た目は温かみを感じますが手に取るとすごく軽くて締めやすく、お気に入りの一本になりました。


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