わたしの着物修行 5 着付教室編
さて、着物と帯など一式買いました。でも着ることができない。これは習いに行くしかない。でも着付け教室は高いよなーとネット検索。
なんと!ワンコインレッスンなるものがあるではないですか。フムフム着付けのお免状はとれないのですね?そんなのは要らないので、とにかく一人で着られるようになれれば充分です!
ということで、家の近くにあったワンコイン着付け教室に申し込みました。初級コースが週一レッスンで3か月。一回あたり500円で6000円ほどお支払い。
一回1時間半くらいで、持ち物は足袋と肌着と裾除け。それ以外は全て借りられましたので、とても通いやすかったです。
担当の先生はわりかし厳しめでしたが、しっかり教えてくださって良かったです。振替制度もあり、休んでも大丈夫な仕組みで助かりました。
本当に満足で、これでなんでワンコイン?!と不思議だったのですが、初級コース終盤で謎が解けました。
特別授業の名目で、特別講師?として着物屋さんや作家先生が、帯や反物をたーっくさん用意して、授業をしてくれるのです。
いろんな反物を見せてくれて、触らせてくれて、それはそれは楽しく、はぁー❤️素敵ー❤️と溜息が止まりません。
その夢の時間が終わると次は、じゃあ色々ありますから好きなのを見てください、となり、じっと見入ったり手に取ろうものならすかさず先生が寄ってきて、合わせてみたら?となります。
なぜかいつもの先生だけでなく、他校の先生も来ているなーと思っていたら、なるほど手分けして生徒に声をかけていきます。
あとは着物屋さんと同じで、あれよあれよで帯や小物まで巻き付けられて、「いいじゃない」と先生だけに、上から目線で褒められます。
買う買わないはもちろん自由ですが、先生の圧を跳ね除けるのは結構勇気が・・しかし、ここで買うか買わないか、その行動が後に影響していくのでした。
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