見出し画像

O企画演劇工房 ディスカッション

現在足がかり3年にわたって毎週開催しているO企画演劇工房(ワークショップ)で、先日念願の、参加者による本格的なディスカッションを実施致しました。
3年前に始めた当初もやっていましたが、その時は私荻野が入っていた事で、どうしても私が話に入っていることもあり、参加者の本音が聞けなかったのですが、今回とても有意義で楽しく、私自身がっても勉強になりました!
 
参加者4人。
2グループに分かれ15分のディスカッション
 
お題『環境に良い演劇とは?』
①    こうだったらいいなの夢物語
②    そのための具体的行動
この二つを白い紙に自由に書き込んでもらい、ホワイトボードで話した内容の発表。
 

グループA
グループB

※参加者の写真は割愛しています。

●総括
ゴミ拾いに始まる社会貢献をする
場と道具の選び方を考える
観客の心と身体の為になる演劇(→観るだけでなくワークショップ?)
演劇人の公務員化(でも自由が無くなり癒着しそう…)
著名指導者は既に取り組んでいる事だが、我々は…?
 
以上の様な話が出ました。初めての試みで、5分ずつの発表と思っていましたが、参加者全員で発想が膨らんでおしゃべりが盛り上がって、結局1時間半もこの話でもちきりでした。
 
 
以下、雑文ですが発表内容です。
 
 
お題『環境に良い演劇とは?』
 
グループA

環境の事をこれまで考えてこなかった。でも考えると…


●問題点
演劇は敷居が高い→子供が観れない
 
資金難→援助が必要→援助を貰うには→社会貢献
 
●環境を考えると
未来の子供の為に何かしなければ→社会貢献

●具体的行動(社会貢献)
演劇に対するイメージを変える

健康増進の為の、ジム・ヨガの様に演劇に触れることで身体も心も元気へ


演劇のイメージを変える
・疲れるもの→スッキリするもの
・廃棄するもの→無害なもの
・よくわからないもの→よく触れるもの
 
●夢物語
演劇人の公務員化→生活が出来る、社会貢献のノウハウに触れる




グループB


●問題点
使用資源が多い、使い捨ても多い
資金難→援助が必要→行政・企業に働きかけ、クラウドファンディング
 
●具体的行動


会場を物語に合せて選び、舞台をつくらない。
Ex)ギャラリー、抽象舞台

廃材リユース

惑星ピスタチオ的肉体表現、小道具まで抽象化

反響剤を使用して照明音響の補助にし、省エネ化。

●夢物語
 
環境を整えてから演劇する
ゴミ捨てをしながら会場入り
会場でも植林
 
●課題
鈴木忠志等、著名指導者は地域社会と結びつき、既にそういう活動を活動している
絶対的指導者がいればいい。ではそれが無い我々は…?
 
 
 
今後もやってみようと思いました。
次はもっと根源的な、「俺らが環境やる必要ある?」にしてみようかと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?