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【#キャンピングカー】AIYIMA DAC-A2、ヘッドホンアンプを設置。


自己紹介

皆様お世話になっております、株式会社okidesignの沖田純之介です。
私の自己紹介は以下にリンクしてあります。

映画を聴く=仕事に繋がる勉強

本数で平均するとほぼ毎日のように映画を観てます。自分にとってインプットは勉強ですから映画を観るのは遊びではありません。観る方法もいろいろと揃えておりまして、ドルビーアトモス対応のホームシアターやスタジオ、最近ではポータブルプレイヤーも多くなりました。

ホームシアターは140インチ。ドルビーアトモスイネーブル7.1.2ch。
スタジオはドルビーアトモス9.1.6ch。
ポータブルプレイヤーはヘッドホンで。

ヘッドホン視聴

最近制作するドラマや短編は、イヤホン視聴の作品が多くなりまして、こちらも制作時からヘッドホンという事が多くなりました。スタジオで使うアンプは国内マスタリングスタジオで多く採用されている、オーディオテクニカAT-HA260、ヘッドホンはAustrianAudio Hi-X15がメインです。

ヘッドホン試聴が多くなった理由は以下に記載してあります。

最新作

そんなヘッドホンで効果音作り、サウンドデザインとミックスをした最新作はこちら「オレは死んじまったゼ!」。こちらは3DXプラグインで一部バイノーラルで作っております。詳しいお話は後日。

集中するにはヘッドホンかも、、

サラウンドでも多くの映画を観ますが、職業柄チャンネル振り分けが気になってしまい、スピーカー切り替えスイッチを触りまくってます。主にセンターをミュートしたりソロにしたりという具合です。それに対しヘッドホンでダウンミックスを聞く場合は他に操作できる事もないので、内容にとても集中できます。古い映画などは畳み込み成分があったりして、ヘッドホンだとそれも聞き分けられます。
因みに映画を聴くヘッドホンはB&WのP7です。10年程使ってますがとても良いヘッドホンです。

ヘッドホン環境をどこででも

ホームシアターとスタジオ、ポータブルプレイヤーはヘッドホンに切り替え可能です。ところがキャンピングカーのみスピーカーで聴くように作ってありました。こちらはサウンドバーを使って擬似サラウンドで聞く設計です。ところが実際にはプロジェクターの排気音がかなり大きく、それ以上にスピーカー音量を上げなければなりません。細かい音は聞こえないのです。
それとキャンピングカーでの出張時は運転で疲れているので直ぐ寝てしまいます。なのでここで映画は見なくなってました。

2018年のMONOマガジン掲載時の写真。

ところが年齢のせいか、無理あるような行動は避けるようになってきまして、1人での出張時も余裕持って行動するので、車内で映画を見る時間が作れるようになってきました。(もちろん同行者が居る場合は映画は観ません。)この場合もヘッドホンで映画を聴きたい訳です。

キャンピングカー内で映画。

5ボルト駆動のアンプ

そこで車内でも使えるヘッドホンアンプを探してみました。重点を置いたのはオプチカル端子入力、USB端子で5v駆動出来るものです。100vや12vの物は沢山売られてますが、この5vというのがなかなかありませんでした。キャンピングカーは電源関連が充実しているので、100vでも問題ありませんが、バッテリーの直流12vから交流100vを作り出すので効率が悪いです。
音に拘るなら12vから直接引く方法もありますが、シガレット端子で接続出来るヘッドホンアンプなどありません。
そこでシガレット端子にてUSBに変換し、5v駆動のアンプを探しました。

AIYIMA DAC-A2

そこで見つけたのがこちらのアンプで、探した通りの装備です。
実際の音は空気感が足りません、高域の12キロ位から落ちていっていると感じてます。天井が低いとも言いますね。でも5000円程度なので上出来ではないでしょうか。それに音源チェックではなく映画を観るのでシビアではありません。

接続と設置

車内で見る映像はAppleTVやBlu-rayプレイヤー、iPhoneからの映像です。それぞれをHDMIに変換してから、映像音声分離機(5v駆動)に入れて、オプチカル出力を作ります。それをヘッドホンアンプに繋ぐ訳です。

それを車内に仮設置しました。

キャビネットの中に仮置き
黒いのはパッシブサブウーハー。
その下にはHDMIモニターとスピーカー。

車内用ヘッドホン

車内常設ヘッドホンとしてスタジオで余っていた、AKG K171K271を積んでおく事にしました。
映画を見るには低域が足りてませんがこのアンプはEQが付いているので調整できます。

まとめ

これでキャンピングカー内でもヘッドホン視聴が、まあまあのクオリティで出来るようになりました。ベーストレブルの設定もあるので、観る映画やヘッドホンに合わせて調整できます。
出張先でも沢山映画の勉強をして仕事に繋げて行きたいと思います。


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沖田純之介 サウンドデザイナー
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