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【#okidesign作品集】某海外オーディオメーカーイヤホン、音作りさせて頂きました。

自己紹介

皆様お世話になっております、株式会社okidesignの沖田純之介です。
私の自己紹介は以下にリンクしてあります。

秘密保持契約

秘密保持契約があるのでメーカー等は明かせないのですが、海外メーカーのイヤホン音作りをさせて頂き無事発売にこぎつけました。これもサウンドデザインの一環と思ってます。
電車やバス、地下鉄や徒歩、いろいろな状況でテストをして、アプリ上でノイキャン値やEQカーブを作成。それを連絡すると数時間後にはファームウェアがアップデートされ、またテスト。これを数回繰り返しまして完成しました。
海外勢のレスポンスの速さに驚きまして、国内メーカーのイヤホンの音作りもしているのですが、進行速度の違いに非常に残念に思いました。これでは勝てませんよ。
音作りでは妥協した部分もありまして、内臓チップの性能からイコライザー補正ができない周波数がありました。でも詳しく指摘したので次のモデルからは良くなるでしょうね。だとするとこのメーカー商品はノイキャン性能や値段でも敵は無いですね。

イヤホン測定器

測定器は専用ダミーヘッドを使う事が多いと思いますが、自分の場合はそうではなく、自分の耳とイコールになった測定器を使ってます。この測定器はマイク部分を何個もメーカーから取り寄せて、一番自分に近いものを選んでます。この自分の耳とイコールという部分がとても大事で、まず耳で聞いて「あれ?この周波数がいない」「この周波数が出過ぎてる」と判断してから測定器にかけて「なるほど納得」となる訳です。自分の耳は信用してますが、もう50歳手前ですから聴力は落ちてますからね。といってもこの目と耳で行う方法は20代前半から取り入れてます。ちなみにオーディオメーカーさんは以下の記事も見て頂きましてお仕事に繋がったようです。

この様にしてメーカーに伝える

周波数の伝え方

メーカーには実際に測定器画面にメモを書き込みメール送信しました。メーカーエンジニアが英語で書いたものを、現地スタッフが和訳して送り返してもらえます。このようなやり取りをして、商品開発のお手伝いをさせて頂きました。

黒い部分に新型イヤホンが、、

次回はもっと良い開発方法に

今回の開発お手伝いで思いついた事もあり、新たに協業をお願いした会社さんもあります。これがうまくいけば、かなりユーザー寄りの良い商品が出来ると思いますね。乞うご期待です!


本日はここまでとなります!
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沖田純之介 サウンドデザイナー
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