自社スタジオ、5.1chから9.1.6chへ。その6「MidiPLUS社4PageBox導入」。
皆様お世話になっております、株式会社okidesignの沖田純之介です。
私の自己紹介は以下にリンクしてあります。
前回の記事で書きましたが、モニターコントローラーをDANGEROUS MUSIC Monitorから、YamahaDME64Nに切り替えようと考えてます。
理由は5.1chから9.1.6chにしたので、今のコントローラーだと制御できるチャンネルが足りないからです。
DME64NはここまでPCとマウスでコントロールしてきましたが、やはり手で触って操作できる物理的なスイッチが欲しいと考えてきました。
長年、手でスピーカー切り替えを行なってきたので体に染み付いた癖なのだと思います。自分は作業中にスピーカー音量やスピーカーを変える事は無いので、ボリュームで音量を変える必要はないのですが、5.1ch作業ではリアだけを聞くとか、センターだけを聞く事が多く同時に数チャンネルのOnOffが出来るようにしたいと考えておりました。
DMEには純正コントローラーが発売されてますが、壁に取り付けるものですので厚みがあり、制御できるスイッチも少なく、そして値段が高いです。
そこで業者さんに相談したところ、「DMEをMidi制御するなら、どんなMidi機器でも使えますよ」とヒントをいただけました。そこでMidiコントローラーを探しましたが、今は純粋なMidiアウトだけのコントローラーは存在せず全てUSBアウトになってる事がわかりました。まあ当然ですよね。
そこで見つけたのが上の写真の機器です。最低限のスイッチのみでDME64Nで動けば最高な感じです。
これでプログラムチェンジが出来れば最高でしたがそれはできません。
そしてUSB機器なのでMidiに変換しなくてはなりません。
そこでUSBからMidiに変換する機器を探したところ、このような機器を見つけました。うまく動作するか試しに購入して接続してみました。
まずDME64NとMIDIHOSTをMidiケーブルで繋ぎ、MIDIHOSTと4PageBoxをUSBケーブルで接続して、DMEDesignerでMIDI信号の設定をします。値は以下の様にしました。
さらに、各チャンネルをリンクを組んで、ボリュームが一致するようにもしてあります。
この回路をDME64Nにロードして接続実験です。結果は以下の動画。
なんとあっさりDME64Nをコントロール出来る様になりました。
ボリューム操作は早い操作にはついて来ませんが、自分は音量変化させないので問題ありません。スイッチは同時押しにも対応してるので、スピーカーを同時にミュートする事も出来ます。
DMEをお使いの方にはおすすめの方法ですが、問題は耐久性でしょうか、、この値段ですので毎日使う事を考えると3年持てば良いだろうなと考えてますが、メカニカルスイッチは以下を使っているようなので自分で交換もできますね。
という事で本日は以上になります!
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