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【サウンドデザイン】声から作る音

ここの所、楽しい音作りが続いております。
効果音を作る時、声や動物の鳴き声を加工して作る事がよくあります。これは大昔からの方法で、ハリウッドでも普通に使われている手法です。
マイクを接続して、エフェクト加工し、サンプラーで録音、そしてさらに加工。こんな段取りですね。

動物ですと、虎や豚の鳴き声もよく使います。豚は暴風や竜巻の音に加工出来るのでお勧めです。

自分の声もとても出番が多いので、マイクを多少奮発してみました。ZoomSGV-6です。指向性が強いので被りが少なくいいですね、低域が全くないので、イコライザー処理が必須ですが、、。
実は奮発というより、今まではもっと高価なマイクを使う時のみ接続していたので、めんどくさくなり、このSGV6を接続しっぱなしにしようという作戦です。

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このマイクを接続し、ゲート、イコライザー、コンプレッサーを2段。これでやっと効果音作成に使える音になりました。

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この声を、VocalSynth2に接続します。

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VocalSynth2の設定を変えながら、いろんな声を出してみます。

さらこの声を元に、KORGのMS20iをコントローラーにして、MS20を重ねます。

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そうすると、狂ったような音が沢山でき、以下のような効果音が作れます。
20秒位の所からのノイズと「FM999♪〜」も声から作ってます。
インスタントカメラの「キュイーン」という音もMS20で作ってます。

こちらの冒頭も自分の声から作った効果音で「J-Storm」と喋ってます。これはKORGのMS2000を使いました。

この様な形で、声から作る効果音は無限大ですので、是非お試しください!


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沖田純之介 サウンドデザイナー
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