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ウィンドジャマーって知ってますか?
このトップ画像の毛むくじゃら、動物を狭い箱に押し込めて密輸しようとしている訳ではありません。
ロケシーンとかで見た事ありませんか?
長い棒の先に毛むくじゃらがついてる奴。
あれはマイクなんです。
この写真のように、マイク部分に被せて
風の音を入る込むのを防ぐ為の「ウィンドジャマー」といいます。
値段はメーカーによってピンキリで、1万円くらいが平均値かなと考えてます。
今回、効果音録音様にRODE社のNT8を追加しました。
上の写真では右端のマイクです。
ロケ等で一般的に使われているのは、左のマイク達なので
このマイクが長いのがお分かりになるかと思いますが
左のマイクは30センチ、右のマイクは60センチあります。
このマイク達は、超高性能マイクなので、多少の風でも「ボーーー」っと音が入るので、ウインドジャマーが必須です。
室内のエアコンの風でも「ボーーー」っと言うくらい、繊細なのです。
で、その場合は以下の「カゴ」と呼ばれるものに、ウィンドジャマーを付けて録音します。
60センチのマイクだと、1メートルくらいの大きさになってしまいます。
この大きさだと、ケースや録音機とケーブルを用意しても
軽自動車1台分くらいの荷物になってしまい、
人間も2人必要になったりします。
今回、弊社が求めている音は「下町感のある日常音」が欲しいので
極力コンパクトで、目立たずに音を録音したいのです。
移動も電車か、自転車を考えてます。
そこで遠くの音も鮮明に入る、長いマイクを用意し
そのウィンドジャマーも小型化したいという訳です。
ならば、小さいマイクでいいじゃん!
と思うかもしれませんが、小さいマイクですと
音源に凄く近付かないと狙った音が取れないのです。
良く売ってるこの様なものは、機器から1メートルくらいまでの音を撮る機材だと考えてください。
もちろん、とっても静かな場所でしたら、離れても撮れますが
日本ではそんな所、殆どありません。
かわりに、長いマイクは、カメラのレンズと一緒だと思ってください。
長いレンズの方が、鮮明な写真が撮れますよね。
そこで、用意したのは、NEEWERのジャマーでした。
これを数個購入し、切り、繋げて使おうという訳です。
NT8マイクがまだ届いていないので
実験はできませんが、届き次第実験して
結果報告をさせて頂きます。
追記です、続きは動画にしましたので
以下をご覧くださいませ。
音の感度比較テストも行なっております。
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![沖田純之介 サウンドデザイナー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21275585/profile_c109c3ac8a6422abb92b37f854245793.jpg?width=600&crop=1:1,smart)