長男の「てんかん日記」。長男の夢だったシュノーケリングが出来ました！
2022年7月5日 沖縄
長男スズノスケは「てんかん」です。てんかんだと水回りの遊びが禁止されてしまいます、理由は水中で発作が起きると助けにくいからです。
昔から「水中で魚を見たい」と言っていたスズノスケですが、ダイビングスクールやシュノーケリングツアー会社に電話しても、てんかんの事を伝えると全て断られてしまいます。
今回も専門誌を見て片っ端から電話を入れてみると、なんと1件のみ「てんかん」でも対応してくれる会社がありました！
コロナ禍での平日ですから受け入れてくれたのではないかと想像しております。
スズノスケのてんかんもこの先軽くなるか酷くなるかわからず、体も大きくなって来ているので救助にも限界があります。今回行けるタイミングを逃すといつ行けるかわからないので、思い切って子供達の学校を休ませて沖縄へ行くことにしました。
施設
今回受け入れてくれたのは以下のリンク、沖縄県恩納村ホテルムーンビーチさんで、こちらのオプション、ヨウ島シュノーケリング& エコツアーに参加です。尚、このホテルに宿泊しなくても参加可能です。
ツアー内容
このツアーはホテルが所有している無人島まで船で行き、そこでインストラクターさん2名、参加者15名程で行われるシュノーケリングツアーで、1人6000円程度です。装備は全て料金に入っているので水着さえ着ていれば手ぶらで行けます。
参加者はシュノーケル、フィン、ライフジャケット着用なので、海中に沈む事はありません。さらにインストラクターさんが近くに居てくれるので、何かあった場合にも対応してくれます。
すぐに海中へ！
島に上陸し、装備の付け方やベルト類のチェックもしてもらい準備完了。すぐに海に入れます。
海中は↓この映像をご覧ください。スマホのYouTubeアプリで見るとVR360°になり、VRゴーグルで見ると本当にシュノーケリングしているように見えますよ！
結果、発作はなし
海中ではスズノスケが発作になった時にどうやって助けるかを考えながら泳いだので、かなり緊張感がありました。自分がライフジャケット着て泳いだのが始めてでしたので、水中での体制安定にかなり苦労しました。自分は海の街で育ったのですが、泳ぎには自信がありません。
以前てんかん協会の授業で「お風呂でてんかんになったら」というのがありまして、救助方法は風呂から無理やり出すのではなく、頭をお湯から出して呼吸をさせればよいとの事。
以下は「プールでてんかんになったら」の救助方法で、てんかんinfoより抜粋です。
てんかん発作がある場合は監視が絶対に必要になります。けいれんが起きた場合はまず体を支えて水面から顔を出すようにします。けいれん中は水の中で体を支え、無理にプールから引き上げようとしないようにします。けいれんが収まったら、できれば意識を回復した後にゆっくり水から引き上げるか、自分で上がってもらうようにします。もし、すでに溺れている状態であれば直ちにプールから引き上げて救急車を呼んでください。プールから上がるまでは必ず介助者がそばに付き、連絡などのためにその場から離れるときは違う人に介助を引き継ぎます。
海でも基本は同じでしょうが、発作中は本人が暴れるので、どうやって呼吸を確保するかがかなり難しいと感じました。
発作が出たらインストラクターさんが持っているボディボードを頭の下に挟むしかないな、、と考えてました。
結果シュノーケリングの最中も発作はなく、楽しそうに餌付けしたりしてました。ひとまず良かったです。
ヨウ島探検
シュノーケリングが終わるとヨウ島をガイドさんと探検です。天然記念物とかもあり非常に楽しめました。
そして、この様な状況で受け入れて頂きまして、ホテルムーンビーチさんにはとても感謝しております。
まとめ
てんかんでもシュノーケリングはできますが、ライフジャケット着用をした上で、患者1人につき2人以上の救助者が必要と感じました。
さらに救助用にボディボードのような物が必要かと。
そしてライフジャケットですがピンキリです。ここはお金を惜しまないで良いものを購入しましょう。以下のモデルは頭の浮力を助ける機能があるので良いかなと思ってます。
そして、漫画家さんの悲しいニュースがありました。同じ地域だったので驚きましたが、どうやらシュノーケリングをお１人でされていたようですよね？
水回りのレジャーはライフジャケットを着た上で、できれば2人以上でしたいですね。
そんな長男スズノスケ、scratchで作ったゲームを公開しております、お時間許す方、是非遊んでコメント入れてもらえますと幸いです。
長男スズノスケのスクラッチサブアカウント
最後に、スズノスケのツイッターになります。未認証年齢からのTwitterユーザーでしたので、何度か凍結されておりますが宜しくお願いいたします。
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