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自社スタジオ、5.1chから9.1.6chへ。その2「天井のリグ作成」。

皆様お疲れ様です、株式会社okidesignの沖田純之介です。
私の自己紹介は以下にリンクしてあります。

今回は天井リグとスピーカーのお話をしたいと思います。
まず弊社のスタジオは2012年に若林音響さん作って頂いたスタジオで、6畳位の事務所スペースにコンクリートで浮き床を作り、室内面積は4畳半位の大きさです。

スタジオは玄関側
浮床コンクリートを入れる前
上の写真と同じ方向から撮った写真です。浮床の上に防音壁を作ってます。
すぐ落書きを楽しみました。
壁紙と装飾をし、綺麗に仕上がりました。

スタジオ施工のみで800万円位。スピーカーとアンプ、モニターコントローラー等も新設し、トータル1000万位の出費でした。ケーブルは全てオリジナルで専門家に作って頂き、ワイヤリングは自分で行いました。

9.1.6chにする際、天井にスピーカー直づけするのか、リグで後日動かせる様にするか考え、後日動かせる方をとりました。理由はサラウンドフォーマットが今後どうなっていくか不明だからです。先日も書きましたが基本は5.1chだと考えております。

天井のリグ

リグの材料は近所のホームセンターとアマゾンです。分かりやすい様にアマゾンのリンクを張っておきます。
まずパイプが4本、それを天井につける天井マウント。マウントは写真よりも多くを取り付けてあります、落ちたら嫌ですからね。

このリグに、スピーカー取り付け金具をつけます。これはバイク部品で構成しました。車趣味の時代があったので、どうしてもこのようなセレクトになりますね。

このリグとブラケットでスピーカーを取り付けていきます。太い木ネジでダーと付けられるのが安価ホームシアタースピーカーの良い所です。

落下防止のワイヤーも取り付け

このスピーカーを天井リグに固定していきます。落下防止のワイヤーもしっかり天井に固定してこれで落ちる事はないでしょう。

完成した天井

スタジオに毎日8時間は籠ってますから楽しい空間にしたいのです、無機質なスタジオっぽいのは昔から嫌いです。そこでフェイクグリーンや照明でケーブルやリグの印象を弱めました。
天井スピーカーの配置はドルビーに大体あわせました。大体というのは、今後調整しながら動かしていくからです。

ドルビーのガイドライン

この様な安価な方法で天井スピーカーを構築しました、次回はサラウンドスピーカーの取り付け方法を記事にさせて頂きます。

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沖田純之介 サウンドデザイナー
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