リモートレコーディング #3 テスト無事終了
前回までの記事#1#2と続き、この#3でリモートレコーディングシステムは完成しました。
もしチェックされていない方いらっしゃればお目通しを是非よろしくお願いします。
回線接続は前回と同じで、乱暴な手書きですみません、、。
ProToolsには、この無料プラグインSouceNexusをインストールします。
これで仮想オーディオ入力と出力を別のBusとして使えるので、ProToolsでプラグインを立ち上げてルーティングします。
千葉県の弊社スタジオ側は、ProTools→SouceNexus→ネットワークで名古屋へ。
名古屋の演奏者側は、ネットワークから→SouceNexus→オーディオインターフェイス→ヘッドホン。
そして、演奏者のマイク→SouceNexus→ネットワークで千葉県へと回線を返します。
この方法だと、なぜか、演奏者側が頻繁に途切れてしまいSouceNexusサーバーの問題だと考えました。
NETDUETTO
次のチェックは、ヤマハのNETDUETTO経由で行ってみました。
千葉県のスタジオ側は、ProTools→NETDUETTO→ネットワークで名古屋へ。
演奏者側は、ネットワークから→NETDUETTO→オーディオインターフェイス。
そして、演奏者のマイク→NETDUETTO→ネットワークで千葉県へと回線を返しました。
この際に、スタジオ側のNETDUETTOの設定ですが、以下の画像のように音のルーティングをSouceNexusを選んでます。ここ経由でProToolsへ送り合っているのです。
そして、ProToolsの画像を送る為にZOOMも立ち上げ、同じように音の設定をします。
送り側はSouceNexusAを選びます。このAは送りで、Bを返しに設定してます。
これで、Zoomに参加している人は、映像はProToolsで音はレコーディング中の音を綺麗に聴けます。
演奏者側のZoomはこんな画面です。
演奏者側のNETDUETTOの画面
この方法で、驚く程途切れ無く、綺麗にテスト録音が出来ましたが
SouceNexusプラグインがあったから出来たようなものでした。
Freeって買いてあるので無料なのでしょうね、最高です。
次回は本番レコーディングを予定しており、また記事にさせて頂きます。
5/25追記
本番を模して、NETDUETTO経由で自社のProToolsにバイオリンをテスト録音いたしました。
回線は48kHz、非圧縮です。
この位のクオリティでリモートレコーディングができます。
演奏者さんは、赤ちゃんをあやしながらのテスト演奏でしたので
演奏ミスはご了承ください。