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ラジオ用マスタリング
今日のお仕事は、ラジオで流れる音源のマスタリングです。
ライブ音源なのですが、PAアウトとオーディエンスマイクをミックスしただけの音があり
そこにマスタリングを施すという感じです。
自分は、ラジオのお仕事もさせて頂いているので
どのような音質で納品したらよいか、分かってます。
そして、ラジオ局によって音が違うので
どの局に納品されるのかで、音を変える事もあります。
今回の素材の音は、ラジオの会話BGMになっても歌が届くように
又は生バンドの感じが増すようにと
音を作らせて頂きました。
画面とつまみの位置だけをみると「うわー!!」っと思うかもしれませんが
時にラジオやテレビのメディア用は、この様にしないとダメな音源も存在してます。
重要なのは、音量感とVUメーターの振らせ方です。
写真を見て頂くと分かりますが、VUメーターは、0dB付近を振ってます。
生放送のエンジニアさんが、安心する振り方をしている訳です。
今回はこの写真用に、プラグイン画面を沢山出しましたが
自分は画面見ながら仕事しません。
音を聞いて仕事しているので、プラグインも触って良い所まで行くと閉じてしまいます。
ただし、これはプライベートスタジオで、音の出方を熟知しているからです。
外部スタジオだと、迷ってしまい、メーター類に頼ります。
特に、スピーカーがジェネレックだと、判断に相当困ります、、、
自分のプライベートスタジオは、B&W805Dを使ってますが
これはとても信頼出来るスピーカーで
世界中の多くのスタジオに置いてあるスピーカーです。
この様な、自分的な答えを探して、作業に取り組むと
とても早く、確実な音源を作る事ができます。
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![沖田純之介 サウンドデザイナー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21275585/profile_c109c3ac8a6422abb92b37f854245793.jpg?width=600&crop=1:1,smart)