ボイコネサ終を受けて現段階で考えていること。

突然のボイコネサービス終了のお知らせ。
こういう事態になる前に自分のコンテンツを整理しておこうと思っていたのですが、思ったよりも早くこの日が来てしまいました。
まだ内容が充実していないので、私のnoteアカウントは積極的に宣伝していませんでしたが、これを機に周知して、急ぎ内容も整えられたらと思っています。

と、いうわけで、この記事を読んでくださってる方の中にはボイコネのキャストさん等もいらっしゃると思いますので、現段階で私が考えていることを書いておこうと思います。
あくまで今考えていることなので、また変わると思います。

現在ボイコネに投稿済の旧シナリオと小説に関しましては、許可を取りに来ていただければ、いずれの媒体でも無料でご利用下さい。

いずれはここ、noteに冲田のコンテンツをまとめられたらと考えています。並行して、今まで使っていた小説投稿サイトも利用していこうと思っています。
活動の中心拠点はnoteとカクヨムにできたらなぁと考えていますが、現段階でまだ整えきれていません。

書くことはやめません。ただ、今後声劇台本を書くかはわかりません。
もともと小説を書いていたので、そちらに戻るような気がしています。
書きたいと思っている短編のネタがいっぱいたまっています。それを書けたらいいなと思いますし、それを朗読台本にすることはできるかなと考えています。

声劇台本に関しては、これは演者様がいなければ成り立たないコンテンツです。
演者とシナリオが一つの場所にあって、とても手に取ってもらいやすい環境にあってもなかなか選ばれることが難しいのが私の作品の現状です。
そんな中、使ってもらえるかもわからない声劇台本を書き続けるのは私にはちょっと難しいかなと思っています。
丹精込めて書いた小説を読んでもらえた、台本を使ってもらえた、感想をいただけた、そういったやりがいだけを糧に文章を書いています。
どこでどれだけ使われたかわからない。使われてないかもわからない。どんな扱いをされてるかもわからない……。
そんな中で書き続けるのは、正直なところモチベーションが続かないのです。

もし、私の新作台本を演りたい、書いて欲しい、という方がいらっしゃったら……。その時はご依頼として受付ようかと思います。とはいえ、際限なく受け付けるのも無責任なので、この辺りも、何かちゃんと体系化できたらと思っています。

Twitterなどでたくさんのライターさんの台本をどこかに集約できないか、というような話題がありますが、それに関しては私は一旦様子見です。
あまりたくさんの場所に置くのは正直、自分が管理しきれません。
より多くの方に届けるということはできませんが、まずは目の届く範囲で、と思っています。

より多くの方に使っていただきたい反面、一番危惧しているのは台本の「フリー素材化」です。
ボイコネへの投稿は、同じ無料公開でも規約に守られていました。キャスト、ライターともにその規約に了承した上で利用が可能だし、破れば罰則がありました。
今後はそれが、なくなります。
無料で公開されてるものだから、好きに使っていいし、好きに拡散していいとなって欲しくはありません。

消費する側にとっては、膨大なコンテンツの中の一つにすぎません。
けれど、小説も台本も、誰かが時間をかけて作り上げたものです。
フリー素材化してしまうと、その意識がない人の手にもいずれ渡ってしまいます。
それは、私は嫌です。素人の書いたものであろうが、無料のものであろうが、私の書いた作品は私のものです。

ボイコネのサービス終了は決まってしまいましたが、私はこれからも、せっかく繋がれた演者様との縁を大事にして一緒に活動していけたらなと思っています。
色々と思いのたけを書き殴ってしまったのでめんどくさい奴に見えたかもしれませんが、冲田作品、気軽に使っていただきたいです。
ほんと、どうぞお気軽に使ってやってください！大事なことなので二回言いました！

これからもどうか、冲田の作品をよろしくお願いいたします！