魂が震えた日。この仕事は人の根源的な部分に向き合うこと。愛。
ついに実際のパンフレットが出来上がり、現物が手元に届いた。その仕上がりには感動せざるを得なかった。デザイナーのオギヒロトさんが手がけてくださったデザインが形となり、星空フォトツアーの魅力を存分に伝える一枚に仕上がっている。これから近隣の飲食店を回り、このパンフレットを貼ってもらうつもりだ。より多くの人に星空フォトツアーを知ってもらうための第一歩が、ようやく現実になった。
また、嬉しいニュースもあった。「じゃらん」に掲載した星空フォトツアーから予約が一件入り、初陣を飾る予定だった。しかし、あいにくの天気で中止となってしまった。予約してくれていたのは旅行で沖縄を訪れていたカップル。だが、キャンセルの電話で素敵な言葉をもらった。「次に沖縄に来る時には、お腹の赤ちゃんが生まれているので、3人で撮影してください」とのこと。その言葉に胸が熱くなった。
こんなに夢のある職業だとは思わなかった。人生の大切な瞬間に立ち会える仕事をしているのだと、改めて感じた。星空の下で人々の思い出を形にすること、それがどれだけ尊いことか、今日ほど強く感じた日はない。
今回撮影ができなかったことも、完全にいい方向に傾いている。次回、このカップルが赤ちゃんと一緒に訪れてくれる日が待ち遠しい。
さらに、天候で中止になってしまったお客様には、次回沖縄に来てくれた際には無料でフォトフレームにして写真を発送しようと考えている。数あるアクティビティの中から星空フォトツアーを選んでくれること、言葉にならないほど嬉しい。
ありがとう、心から。