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ドブ板営業
ビジネスを始める上で、まず必要なのは「誰に伝えるのか」を明確にすること。そして、そのメッセージを届ける手段だ。今回、私は星空フォトツアーのPRのため、ビラを300枚作成し、高級感ある素材にこだわって印刷した。このビラが注目を集めるかは、どれだけ効果的に配布できるかにかかっている。
印刷業界最安値のプリントパックを活用
印刷にはプリントパックという業界最安値で知られる会社を利用した。送料込みで300枚わずか1400円という破格の価格だ。品質も申し分なく、まさに「高級感」を演出する素材と仕上がり。これで十分「星空フォトツアー」という特別感を表現できるビラが完成した。
女性に届く場所を求めて
星空フォトツアーは、女性を中心にカップルや家族がターゲットだ。特に女性の目を引くデザインと内容に仕上げたので、「どこで目につくか」を考える必要があった。そこで注目したのが、沖縄の観光客が多く通る58号線沿いだ。
この国道沿いは、観光客が集まりやすい恩納村や隣の名護市をカバーしている。この地域で、女性がよく利用する場所としてコンビニや飲食店の女子トイレに注目した。
頭を下げて回る地道な営業
300枚のビラをただ置くだけでは意味がない。女性の目に確実に触れる場所に設置するには、店舗や施設に直接交渉する必要があった。恩納村や名護市内のコンビニや飲食店を一軒一軒回り、頭を下げて許可をもらう。この地道な営業は簡単ではなく、時には断られることも多い。しかし、ここで諦めては何も始まらない。
「みんながやりたがらないことをやる」
この気持ちを持ちながら進めていく。断られる度に次の店舗に向かうのは気力がいるが、それを乗り越えた先に結果が待っていると信じている。
1日で50枚を設置
初日でなんとか50枚を消費することができたが、これを続けていくことが重要だ。どれだけの人に届き、どれだけの人が興味を持って問い合わせてくれるかが楽しみだ。
最後に
地道な努力は簡単ではないが、それが成果につながると信じている。問い合わせが来たとき、その一つひとつが報われる瞬間になるだろう。ビラを配るだけではなく、手に取った人に「この星空フォトツアーに参加したい」と思ってもらえるよう、さらに内容を改善しながら進めていきたい。