音楽の力を信じていい。
アタイはLIVEチケットを破った事がある。
それがある意味自分の人生の分岐点だった。
親から逃げる為に入所してひっそり生きていたものの、仕事へ行けなくなって膝を抱える自分と向き合っていた日々。
そこの職員はアタイに対して
仕事もしないでLIVEへ行くなんて何を考えているの?
あなたは何の我慢も出来ない人ね。
と、永遠説教をくらったアタイは泣きながらチケットを破った。
全てが運命みたいに、どのアーティストも記念LIVEばかり。
アタイは自分を責めまくって心臓の発作を数日後に起こした。
あの最悪な夏からもう4年も経つのだと思うと、感慨深い。
でも、このままだと福祉と医療従事者にアタイは追い詰められて殺される。
あの最悪な場所を最悪だと認識出来て、アタイは怨むと言う気持ちを初めて持てたから、親から本気で逃げようとも信念を持てた。
光と影は本当に表裏一体なのだと思う。
DragonAshが最初に出た時、正直言ってアタイの好みでは無かった。
幸せ過ぎる感覚が多分、アタイにはぬるま湯に浸かるみたいで好むカテゴリーでは無かったのだが、段々と彼等の鋭さに身を任せるのが心地好くなったのは幸いだった。
やはり、音楽の幅が広がれば拡がる程、自分のその時に合わせた音が癒してくれるのだ。
去年の5月に人生で初めてストレスから聴力に異常をきたした。
半音ズレた世界で生きる気持ち悪さ。
好きな音楽の聴こえていた音の無い気持ち悪い世界は地獄でしか無かった。
1年が経ち、だいぶこの世界にも馴れたし、聴こえてる部分が日の体調によって塩梅が出て来た。
少しだけ、音楽のある世界がアタイの日常に戻って来たのを感じる。
(でも、まだまだ交奏曲みたいなROCKの低音が全く右耳は分からない。反対に左耳の高音に対する変な鋭さは低下して楽な感覚はある。)
kjこと降谷建志さんがInstagramを開設した事で上記Ravensにアタイは出会えた。
もういいよ
もういいよ
4年前のアタイの罪が赦された様な、音楽の世界がまた扉を開いた瞬間だった。
音楽の力を信じていい。
音楽の世界は滅びる事は無い。
何故なら、生きる事の美しい力だから。
アタイはそんな風に思う。
お時間の許す時
良かったら、動画を拝聴頂けたら嬉しいです。
お囃子の練習の音を聴きつつ。
明日も皆々様にとって幸いな一日であります様に祈りを込めて。