聖園の夜明けは近いぜよ
みなさん、エデン条約第4章はいかがだったでしょうか?
私はPV公開前に聖園ミカがトリニティ側の主役になること、補習授業部メインでなくなることを理由まで当てられて満足です!
そんなわけねぇだろ!!
まさかこっち側に全力でアクセル踏むとは思いませんでしたね……
作られた憎しみで戦うアリウスに、本物の憎悪で立ち向かう聖園ミカ!
乞うご期待!!
というのは冗談で、あまりに落ち込んでるパテル派が多いので展開予想の記事を書きました。私は、わりとハッピーエンドは近いと思っています。
今までの考察より面白い着眼点の記事ができたと思いますので、よろしければご一読ください。
「聴聞会」は必ず開かれる
『忘れられた神々』とは
魔女のイスは空いてない
おまけ 『最後はどうなるの?』
1.「聴聞会」は必ず開かれる
ミカ様の聴聞会から始まると聞いていたのに、始まりませんでした。
あなたを詐欺罪と器物損害罪で訴えます!
今回ガン無視された聴聞会くんですが、必ず4章の最後に開かれるという根拠があります。
それは「アツコの処刑(儀式)時間が夜明け」であることです。
今回の話のメインはアリウス自治区に乗り込む点から見て、アツコの救出と見て間違いないでしょう。「踏み入れたら解決まで自治区から戻れない」とわざわざ念押しされてますしね。
そして夜明けがタイムリミット。救助に成功しようがしまいが、明日の夜明けまでにカタがつきます。
そして聴聞会は明日の午前です。
つまり時系列は『アツコの救出→聴聞会』となります。
ズバっと言ってしまえば、アツコ救出作戦が終わったあとは全員ヒマになります。元気な状態かは不明ですが、とにかく先生もアリウスもミカも全員聴聞会の時間はヒマであることが確定しています。
メタ的に言うとアツコは99%救出されます。
そもそもセイア曰く、失敗したらキヴォトス滅ぶらしいので。
1%で失敗しても、そのときはキヴォトスが滅んでるので何の心配もいりません。
早い話が、聴聞会を妨げるギミックが作中に存在しません。
さらに言うと、今回は全体的に早足です。
アリウスがたった1話で全員仲間になる…というのは展開として早すぎます。
反感を持っているユーザーもいる中で、2〜3回会話しただけで許します。という展開が、配慮の行き届いた丁寧な展開だとは口が裂けても言えません。
つまるところ、「夜明け(アツコの処刑)までに間に合うように話を進めたい」のです。そして、なぜ『夜明けまで』なんて無茶な設定をする必要があったか考えると、自然と「全てを聴聞会までに解決するため」だと推測できます。
時系列的に4章最後に入るエピソードが聴聞会だと考えられます。
つまり、4章の〆は聴聞会に出る聖園ミカです。
そして聖園ミカが一貫して変わらない(それが魅力である)キャラとして描かれていない以上、聖園ミカの変化と、何らかの救いはあると見て間違いはないでしょう。
2.『忘れられた神々』とは?
まずこのサブタイトルは、二重の意味を持っていると考えます。
一つはアリウスの儀式そのものです。まだ明かされていませんが、きっと忘れられた神々が出てくるのでしょう。
もう一つは、何らかの暗喩である可能性です。
ブルーアーカイブのシナリオは、何らかのテーマを持って作られています。例えば、エデン条約3章では「信じる」ことでした。
今回は逆に、サブタイトルと主役からテーマを逆算したいと思います。
いったい何が忘れられているのでしょう。
私は「アリウススクワッドと、ミカの素性」と考えます。
アリウススクワッドは偽りの憎しみを植え付けられ、テロのための教育を受けていました。仲間のために頭を下げ、命(ヘイロー破壊弾)を預けたサオリは元来情に厚く、責任感の強い人物なのでしょう。しかしそれは環境により「忘れられた」ものです。
聖園ミカは、あまりに自分と不釣り合いのものを背負いすぎています。
ティーパーティーのような政治には不向きであるし、裏切り者という肩書きも行為の結果であり、そこに悪意はありませんでした。
しかしあまりにも周囲からの偏見が凄まじく、ミカは自己認識と他者評価を混同して自らを魔女と化してしまいます。
私は生徒の素性こそが、「忘れられた神々」ではないかと思います。
故に、この物語を達成させるためには「見失った己」を再び見つける必要があります。
アリウスとミカと自分探しの旅、悪くないと思います。
え?神々の部分? まあ生徒は神みたいなもんでしょ……。
少なくとも私にとって聖園ミカは神様です。
3.魔女のイスは空いてない
一部のパテル派が傷付いているミカの魔女化。しかし、これは長くは続かないと推測します。私がこの結論に達するまでは、こんな感じでした。
今回の話を見て、やけにミカの状況に名前をつけたがるなー、と思いました。
お姫様だの魔女だの、そのポジションと名前は我々ユーザーが感じることでは?と
魔女はわかります。魔女裁判ともかけてるわけですよね。
姫ってなんだよ……ミカの少女的な感性や箱入りのお嬢様感出したかったとしても、このシリアスな展開でそれはないだろと。
それにミカは姫にはなれなかったわけだし……
……あ!
姫、もういるじゃん
単なる言葉遊びではありません。
皆を助けるために犠牲となった悲劇のヒロイン。
みんなでパーティーを組んで、時間内に助け出せればクリアー。失敗すればゲームオーバー。
これほどまでにわかりやすいRPGの姫ポジがあるでしょうか?
つまるところ、メタ的に言うと「エデン条約4章」のお姫様役は既にオーディション終了していたわけです。2章あたりから姫と呼ばれていた君の勝ちだ。
故に、聖園ミカは姫になることができませんでした。
そしてエデン4章10話、ミカは魔女と化しました。
しかし同様に考えると、ミカは魔女ではいられません。
初めて人の役に立ったなあお前!
ずーーと謎だったんです。中性的な見た目ばかりのゲマトリアで、なぜ明確な雌型がいるのか。
それは彼女が魔女役だからです。既にアツコという姫がいて姫になれなかったミカは、同じくベアトリーチェの存在によって魔女になることができません。既にエデン条約編という物語において、魔女役の席は埋まってるからです。
つまり、ミカが魔女役で固定されることはないと思います。たぶんあと2〜3話で戻るでしょう。
ここら辺がテーマである「見失った自分」と繋がっていくと思うんですけど……どうですかね?
4.おまけ 最後はどうなるの?
当てれるわけないだろ。
展開予想、考察を名乗るのなら結論部はいるよな…と思って考え続けていたのですが、現状で推測して一つに絞ることが難しすぎます。
強いて言うならエンドは
①トリニティ(ティーパーティー?)に戻る
②アリウス分校復興に向けた、トリニティの大使になる
のどちらかかなあ…と思います。
まず私の考察通り、ミカが己を再び見つけることをエデン4章の目的とするなら、箱入りお嬢様が自分で決断して新天地に向かうというのはお誂え向きのように感じます。ついでに正常化したアリウスの立場ヤバすぎ問題も多少緩和できます。
しかし、サブタイトルは「忘れられた神々へのキリエ」です。
キリエは祈り。忘れられた神々が聖園ミカの素性だとするのなら、それを知り、祈ることができるのは幼馴染みであるナギサと聖園ミカに的確な人物評価を下しているセイアだけです。
ネガティブな側面から見ると、明らかにトリニティはミカが帰ってきたい場所であるように思えない描写をされています。
ミカを追い詰めるためだけのギミックと解釈するには、サクラコとミネのシーンをあのようにする必要がないと考えました。
(徹夜で書いているのでだんだん自分が何を言ってるのかわからなくなってきました。説得力の弱い理由を挙げてしまったように思うのであとで差し替えます。おまけなので許して……)
でも、トリニティ(ティーパーティー)を捨てるかなあ…とも思ってしまいます。
商業的な需要は勿論、ミカの立場が大きく変わるようであれば、今後のイベントやストーリーの大まかな時間軸が推測されてしまいます。
ソシャゲを作る側としてそれはキツいでしょう。ましてやシナリオを書く人が何人もいるのであれば……僕だったら嫌ですかね。後々矛盾点を出すかもしれない危険な要素は作りたくないです。如何せん聖園ミカの権力が大きいので、随所に及ぼす影響が大きいのです。
忍研くらいなら多少時系列確定しても怖くないんですけどね。
トリニティが居心地悪い場所でも、そこで生きるのが私の贖罪で戦う道なんだ!とミカに言われたら納得するしかないです。うむ……
トリニティに戻るのかなあ、という気持ちがちょっとだけ強いです。
案外聖園ミカが「英雄」の役に収まるのかもしれませんね。
先程の役回り(姫、魔女etc…)で考えると、アリウスは闇社会の人間、先生は皆を見守る大人で役者ではないので、「英雄」のイスが空いてます。そんなイスが用意されてるのかはわかりませんが、されているなら聖園ミカ以外に座る人はいなさそうです。
あとがき
今回は感情任せに書いたかなりクソみたいなあとがきなので、読んでいただかなくて大丈夫です。ここまで付き合ってくださった方々は本当にありがとうございました。
私の恥部を見たい人だけどうぞ
パテル派はショックを受けすぎだろ高校
私は4章前半を通して聖園ミカのことがさらに好きになりました。
性癖を広げすぎて自分の「好き」がわからなくなったところに、「君の好きはこれでしょ!」とど真ん中ストレートを投げられた気分です。
これに関しても近々書きたいと思います。
今回のミカ様の言動については解釈がわかれる所かもしれません。
私の結論だけ言ってしまうと、今回はミカ様の状況や仕打ちを考えると、それ二度と使うことある?という極限状態の行動サンプルが手に入っただけです。
なので魔女化したミカ様を見て、何も考えずに興奮することがたぶん一番正しい楽しみ方だと思います。
例えるなら、砂漠を三日三晩歩いてきた人が水をがぶ飲みしてるのを見て、「ふむ、この人は水が大好きなんだな」と分析しているようなモノです。
危機的状況では好みも性格もクソもありません。
こう、結論部だけ見るとめっちゃ説得力ないですね。まるで願望みたいだあ……
またいつかちゃんと書きますね。
恐らく解釈違いを生み出してる要因の1つですが、「性格」と「危機的状況で出てきやすい思考回路」は全く違うモノです。
私はむしろ危機的状況で内向的でなく外向的な思考が出てきたことに安心しました。おしゃべり好きという特徴すら、人付き合いを求められる立場で作られたモノだったら流石に辛かった。たまに自傷的ではありますが、根のほうは他者と関係を持つのが好きな明るくて活動的な娘なんですねぇ。
たぶんきちんと落ち着いて見れば、大きな解釈違いは起こしてないと思います。
聖園ミカのキャラクターは保たれてますよ。
魅力いっぱいです。
もう徹夜で意味不明になってきたのでこれ以上醜態を晒す前に終わろうと思います。
平日に寝ずにミカ様に向けて5000文字書く社会人は人間じゃないだろ。逆に俺はミカのなんだよ。
終わります。