ブルアカふぇすのDJにめちゃくちゃにされた話

ブルアカ4周年フェスに参加した

なぜか風呂桶がサービス開始時からやっているゲーム、ブルアカ。
その4周年リアルイベントに参加してきた。
初日である金曜日に新情報はないのだが、とある楽しみがあって参加した。


ステージは撮影禁止で、配信動画からスクショして使っていいかもわからなかったのでいらすとやさんに登場いただいた。 気遣いができてとてもえらい。

DJステージである。
私はDJ現地というものをを昨年のブルアカ3周年ふぇすで初体験し、「意外と楽しいやんけ!」となり、今回もまた申し込んだ。今回は狭き門の抽選であったようだが、運よく参加することができた。


ちなみに去年は1人30分の1.5時間DJ。今年は3時間。
普通もっと……刻むだろっ!段階を…………っ!

もう三時間踊って肉体が限界なので前置きはこんなところでレポ行きます。


①ミツキヨさん

トップバッターはミツキヨさんだ。
去年の3周年フェスがDJとしてのデビューだったようで、配信を見たDJ有識者からは「不慣れなところはあるが、とても初めてとは思えない才能の持ち主」と評価されていた。
ちなみにふろおけは「キャッチーで好みのBGMをたくさん作ってくれるから」というあっさい理由で一番好きなDJなのだった。

ミツキヨさんのDJは、シンプルに曲が強い。またゲーム内イベントでBGMとして使用された曲を多く持っているため、イベントの記憶を思い出しながら楽しむことができた。
運営が「まだDJを楽しむ気分になれてない人でも乗れるように、トップバッターは盛り上がるイベントPVを流せるミツキヨさんにしよう!」と思って順番を決めたのなら、デキるなあと感心する。


そろそろ画像を差し込んでリフレッシュしなければ、という駄文恐怖症になったので何も関係ないが会場で撮影した若葉ヒナタさんの等身大パネルを置いておく。ミツキヨさんのDJ中、水着ヒナタのPVが流れたときにひときわ大きな歓声が上がったこととはとくに関係がない。
先生が生徒のことをえっちな目で見るわけないからね

また生徒の所謂キャラソンも流れ、大いに盛り上がった。
やっぱりコールのある曲は楽しいが、かがやきサマーデイズの「団・体・行・動!」の部分がコールだったことには驚きを隠せなかった。マジかよ…


②KARUTさん

DJ有識者からの評価が最も高い(ふろおけ調べ)KARUTさん。ブルアカがアニメフェスに出演したときはトラブルを技量でカバーするなど、素人から見ても非常にDJ慣れしているなと感じる。

今回のDJではズンズンと響く低音がとても気持ちよく、単純なDJの腕では一番上手いように感じた。ただ、慣れてるが故にブルアカふぇすに来るオタクがDJ慣れしていないことで一番割を食ったように思う。もっとオタクがノリノリで飛び跳ねたりするべきな気がした。知らんけど……(マジックワード)


KARUTさんのDJで流れた忍研部の曲
1人で「はーどっこい!」って言ってて恥ずかしかった。恥ずかしがらずに「はーどっこい!」と言いなさい。

最後にキッチリ締めながらも、場のボルテージを保ちながら次のDJに交代したのは素晴らしいと思う。このあたりは本当にさすがだ……


③Norさん

「2時間DJやってますけどね、疲れてるとか知らないんで。最後まで盛り上がって行きましょう!」といきなりアガることを言ってくれるNorさん。
ただ言葉とは裏腹に、誰もがノリやすいようにバランスよく盛り上がる曲を流してくれる。まるでオタクに「DJとはこうやって楽しむんですよ」と教えてくれているようで、楽しみながら聞いてて優しい気分になった。
中盤ではキャラクターソングも挟み、誰もが明るく楽しめていたように思う。ここまでは……


最初は優しいと思ってたんだ……
清楚で、可憐で……(参考画像)


④早い話が、「Day1 DJ全体の話がしたかったのに、1人の男に脳を焼かれて大変悔しかった」ということを言いたくてNoteを書いてる

中盤も少し過ぎたあたり、落ち着いた雰囲気のメモリアルロビーで使われる曲(オタク曰くMidnight Tripというらしい)が流れ、「チル系の曲で休憩かー」と思っていたら途中から爆上がりするアレンジになり「やられた〜〜!!」と頭を抱えて大興奮。
その後、好きな生徒である鷲見セリナの歌う「LA LA RAN」を全力でコールしたのちにセリナのメモロビ曲が続く、ふろおけの殺害を試みたと思われる選曲で気が狂ったように飛び跳ね大満足。

もうこの時点で「今日来て良かったな……」と思えるほどだったが、このNorという男は俺のことを離さない。
後半に「Usagi Flap」という曲から水着Rabbit小隊のイベント曲である「Up To 21℃」という曲が流れる禁断のウサギ繋ぎ。どちらも流れれば大盛りあがりの単体で素晴らしい曲であり、かつ同じキャラクター繋がりで壊れるほど跳びはねた。

本物の兎もビックリするくらい跳びはねてた
ふろおけがRabbit小隊幻のシックスメンとして加入する日もそう遠くないハズ


この時点でもう今日使う体力は全て使い切った。もう何も悔いはない……
聞きたいと思っていた曲で最高になり、抜け殻になったはずのふろおけにあの衝撃が襲いかかる。


っしゃあ!複線・ドリフトッ!!!

みんな大好きシュポガキのテーマである。
もう残り10分を切って、「もうここは終わりかな☆」と考えていた考えていたふろおけには晴天の霹靂。「まだ飛べんのお!?」と思わず叫び、動かないはずの体が飛び跳ねる。

この時点で「あ……俺この男の意のままに動かされてる」と感じる。普段はDJで盛り上がりながらも、頭のどこかでは「あの曲は流してくれるかなあ」「次はこの系統の曲かな?」と予想したり考えたりしてしまうが、今回はもう「次は何を流してくれるんだろう?」とワクワクした少年のような目で次の曲を楽しみに待っている自分がいる。
一流の料理人は、自分でも気づいていない食べたいものを出してくれると言うが、まさにこのことかと感嘆。盛り上がりすぎてまるで会場に自分とNorさんしかいないような錯覚すら覚えた。これが恋……いや“推しDJ”なのか!?

最後にはトドメのFEEEEVER TIME。まだまだ跳ぶよ!!!
もう勘弁してくれ。本当に最高だ……


イズナが大好きらしいので
くそっこんなハズじゃあ……!


???「いや〜、めちゃくちゃ盛り上がってましたね!負けないように盛り上がっちゃいましたよ!」


後ろから声をかけられ振り向くと、見知らぬ方が。
どうも最前にいた自分のあまりのノリっぷりに感心し、声をかけてくださったようだ。限界を超えて楽しんでいた自覚はあるが、そ、そんなに……!?

たしかになんかカメラ持った人が「お!こいつフェスまとめ動画のDJパートに使えそうじゃん!」と言わんばかりに数分たっぷり撮影していったり、隣の人が途中でいなくなったりしたが、俺はそんなに盛り上がってたのだろうか……?(きっと隣の人はトイレだったり帰りの電車だったりしたのだろう。そうに違いないね)
自分がブルアカふぇす以外でDJを聞いたことがないと話すとたいそう驚いていた。あと普段は陰キャであることにも驚いていた。マジでそんなにか?

ちなみにその人はめちゃくちゃいい人で、同じくサービス開始時からブルアカをやっているとのことで過去の周年話とかで1時間くらい盛り上がってブルアカのフレンドコードを交換してTwitterもフォローをしました。出会いに感謝。


正直、自分は今までDJというものに深い興味はなかった。
ブルアカふぇすのDJは楽しみにしていたが、あくまで「ブルアカの曲が流れるから」というもので、DJ単体に足を運ぶほどの魅力は感じていなかった(あればあるで喜ぶけど)。

しかし今回、完全に“理解らされて”しまった。
あれだけ音だけで人の心を奪って見せられるとは思いもしなかった。
今まで自分には無縁だと思っていた楽しみを、新しい自分を知ってしまった。
俺はNorさんを許さない。
次はどこで回すかを教えなさい。

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