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ついにポケモンSleepで365日間毎日睡眠したことが記録された話

みなさん睡眠していますかっ!?

相変わらずの遅筆で申し訳ないのですが、筆者は今年ついにポケモンSleepがリリースされてから毎日睡眠を取ったことが記録されました!

この365日間(厳密には2023年7月20日から2024年7月20日の合計367計測分)徹夜どころか夜更かしもせずに睡眠を取り続けたという、逆に記録に残らなそうな日常がしっかりと記録されているというのはなんだか凄いことのように思います。

前回は波形データを公開しつつポケモンSleepのアプリとしての半年間の歩みについて語りましたが、今回は初回の記事と同じように改めて自分のデータを見ながらこの1年間の筆者自身の変化について綴ろうと思います。

※ところで前回波形データを公開したのは少しでも嘘寝をしていないことを示すためでしたが、あまり反響もなく、良いレイアウト案も浮かばなかったので今回は省略させて頂きます。




◆2024年2月~7月のまとめ



半年間の睡眠習慣改善の軌跡は前回のnoteをご参照ください。今回はまず、その後の半年間について確認していこうと思います。


2/1、3/9、3/24、4/24、4/10、4/29は計測失敗のため手動入力あり


6/8は計測失敗のため手動入力あり


2024年2月1日から2024年7月20日までの平均睡眠時間は8時間28分であり、無事に安定した睡眠習慣の維持が出来ました。


筆者のポケモンSleep上で記録された睡眠データ
こちらでも平均8時間以上の安定した睡眠習慣が記録されています。


この半年間は特に睡眠に投資はしていませんが、強いて言うなら枕(リンク先参照)を新調しました。プレミアムパスも更新したので枕代と合計1万2千円程度は追い課金しています。

https://www.nitori-net.jp/ec/product/7550761s/?srsltid=AfmBOoqZ7YygtOGWiFOBkyIEMO38y9dfIl065SjmFC7TJr00C_uR_oE1

筆者個人で変化があったこととしては、2024年6月から現在就いている仕事の業務量が増えてしまい、最近は朝晩の時間が以前より取れなくなってしまったことが挙げられます。

そのため6月以降は平均睡眠時間が8時間30分を維持できなくなったと考えたのですが…… データを見るとそもそも平均睡眠時間が8時間30分超えたのは2023年11月から2024年2月の期間だったので、これはどちらかと言えば筆者は冬季期間の方が睡眠が長くなる傾向があると言えそうです。

またこの半年間では中途覚醒回数が減りました。

手動で付けているので記録忘れも多々あるかと思いますが、この睡眠習慣を維持して半年を経過した辺り(2024年2月頃)から、筆者自身も中途覚醒しなくなったと実感しているので、記録通りの睡眠が出来ているなら何よりだと思います。


ポケモンSleep上で記録された1年間(2023年7月21日〜2024年7月19日)のその他の睡眠データ
睡眠の回数が多いのは計測失敗からの計測し直しも含まれていると思われます。


◆2023年7月と2024年7月の比較


「7月」は睡眠習慣の改善前と改善後の違いがわかりやすく表れていると思いましたので、2023年と2024年のデータを比較してみようと思います。


2023年の7月20日〜7月31日の筆者の睡眠の記録
2023年の7月20日〜7月31日の筆者の睡眠の記録

※気温は「気象庁|過去の気象データ検索」より青森県のものを参照

昨年の記録と今年の記録を比較すると、平均睡眠時間が1時間38伸びているという結果になりました!

平均睡眠時間が8時間を超えるようになったのは2023年9月からですので、3か月かけて改善した睡眠習慣を1年後まで維持できるようになったことが可視化されているように思います。まさに継続は力なりですね。

7月のデータで個人的に興味深いのは、ぐっすりの時間は昨年と今年ではあまり変化がない(むしろ2024年の方が減少している日もある)のに、すやすや・うとうとの時間は今年のものが大幅に伸びていることです。どうやら筆者は長くなった睡眠時間のほとんどがこの2つのステージの睡眠時間に充てられているようです。

このデータだけ見るとぐっすり=深い睡眠があまりできていないようにも感じますが、 一連の睡眠サイクルの回数が増えたと考えると、その点では良い睡眠につながっているのではないかと思います。


参考:2023年7月24日の記録
参考:2024年7月24日の記録


余談ですが公式のプレスリリースでは「気温の高い日は寝つきまでの時間が長くなる」とありましたが、自分が暮らしている地域でも最低気温の高い日 (熱帯夜)は寝つきまで30分程度かかっていたので、公式の結果も概ね自分の体感に合っているように感じます。


◆ねむるまえねむるあと


こうして無事1年を過ごすことができましたので、主観にはなりますが睡眠を取るようになって特に思いつく筆者に起きた変化を綴ろうと思います。


  • 体調不良がわかりやすくなった

睡眠時間が十分であれば昼間でも眠くならないと言われていますが、これは毎回当てはまるものではないと考えています。筆者はこの1年間平均8時間程度は毎日睡眠を取れているはずですが、昼間から眠気に襲われることは今でも度々あります。

寝つきまでの時間がかかった日や中途覚醒した日など、データ上では睡眠が取れていても実際の休息が十分ではない日もそうですが、十分な睡眠を取れているのに昼間も眠い日は 「そもそも体調が悪い」と感じた日も多くありました。

そのため結果的に自分の中で睡眠が十分なのに昼間に眠い=体調を崩していると気づきやすくなり、こうした日は無理せず早めの休息を心がけるようになりました。計測を始めてからの1年間は体調不良は度々あれど病気を患ったり大きく体調を崩すことなく過ごすことができましたので、やはり睡眠の重要性を実感しているところです(2023年は5月に扁桃炎を患ってしまいましたが、以来これといった病気は診断されていません)。


  • 動悸や胸痛が起こりにくくなった

筆者は睡眠習慣が改善する前は、夜中に動悸で寝付けない・動悸で目が覚めるといったことに悩まされていました。胸痛もあったため、なんらかの心疾患を疑い何度か病院で検査をしましたが、特に異常はなく「心因性のものではないか」と診断されていました。

この症状、2023年の初頭まで悩まされていたはずなんですけど、気が付いたら最近はこうした症状が出ていないことに気づきました。

中途覚醒の回数を数え始めた頃はたびたび悪夢を見て覚醒するというようなことも起こっていたのですが、ここ最近は少なくとも動悸や胸痛で目が覚めるといったことはほとんど無くなったように思います(1年間で金縛りは一回だけありましたが、筆者はゲーム機以外の機械音痴のため録画方法がわからず、金縛りにあって叫んでいた音声データは消えてしまいました……)。

はっきりとした因果関係はわからないのですが、今年1年で改善されたものと言えば睡眠習慣しか思いつきません。あくまでも一個人の感想でしかなく、この睡眠の記録をもって医学的な根拠を示すことは筆者にはできませんが、十分な睡眠によって心的負担が軽くなるというのはありそうだと思いました。


  • 睡眠を増やして体重は据え置き

一方で全く変化しなかったこともあります。それは体重です。体重に関しては共同研究も出ていますが、筆者の記録から提供できるのは「睡眠習慣が改善しても食生活が変わらなければ体重は変化することがない」ということです。

恥ずかしながら筆者は運動が大の苦手で、散歩はすきだったものの今の仕事に就いてからは忙しさにかまけてすっかり休止状態ですし、時に享楽的な食べ物(写真参照)を摂取してしまうほど質が悪く、また家族と一緒に暮らしているため出されたものを食べ残さずにはいられない性分でもあります。


もちろんいつもこういうものを食べているわけではないですよ!しかし特に休日だと未だにハメを外してしまいます……。


……むしろこのような生活をしながら体重が変化しなかったのは、睡眠習慣の改善によるところかもしれません。

最近はまたちまちまリングフィットアドベンチャーや散歩を再開させてみたり、忙しい生活ながらさらなる健康面の向上を考えています。食生活に関しては食事を用意する家族の都合もあるのでなかなか変えることは難しいのですが、これからの1年間は少しでも健康的な身体作りができるよう努力していくつもりです。


◆ポケモンと一緒なら頑張れる


さて、ここまで全くポケモンSleepらしい話をしてきませんでしたが、最後はポケモンらしい話を語りながら締めようと思います。

先ほど心因性の動悸や胸痛がなくなったのは睡眠習慣が改善したからかもしれないと述べましたが、もしかすると「ポケモンがいたから」改善したのかもしれません。


朝一番最高の景色。


というのも夜寝るときは相棒と一緒、そして起きてから一番最初に目にするのはカビゴンを囲むたくさんのポケモンたち──

朝起きてすぐにSNSチェックしたりニュースを見ていたときより格段にストレスが減少したように思います。

もちろん計測が失敗した日の虚無感ですとか、睡眠によって可処分時間が圧迫されていることや、眠りの約束に間に合うよう意識しなければならないなど、このアプリをはじめてからの新手のストレスというもの存在しますが、それを上回るくらいの喜びをこのアプリから筆者はたくさん受け取っています。

ガチ勢ではないので熱心に厳選はしませんが、なかなか素敵な個体が来てくれたら嬉しくなったり珍しいポケモンが可愛らしい寝姿を披露しているのを見つけてテンションが上がったり──


最初に仲間になってくれたカゲー太。こんなにも長い時間一緒にいたと思うと感慨深いですね!


ポケモン同士の可愛い寝姿や生態や関係性を想像して楽しくなったり──


こういう偶然の並びを見かけると嬉しくて共有したくなります。


ポケモンをすきでいて良かったと思う瞬間が毎朝あるのですから、筆者はまんまとこのアプリの意図通り毎日寝るのがちょっと楽しくなっています。

そしてここまで来るともう生活必需品といいますか筆者には生活必需品のように思えてきましたので、 ポケモンSleepがどうかこれからも末永く続きますように!

最初はねむりの約束を頑なに守ることからはじまった自分の睡眠の記録の定期観察でしたが、まさか1年間本当に記録と執筆を続けるとは思いませんでした。これからもポケモンSleepと一緒に良い睡眠習慣は続けていくと思いますが、この定期観察は今回をもって最終回としたいと思います。

遅筆且つ拙い記事ではありましたが、最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました!みなさま、これからもどうか良い夢を!!


……。

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ところで筆者、当初はフレンド縛りをしていたのでまだまだフレンド欄に空きがあるんですよね〜……。

この1年をかけてポケモンSleepを続けてきたアカウントです。筆者が睡眠しているという証拠を毎回送られても良いよという方は是非フレンド登録よろしくお願いします!

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