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【分解】電圧計付きシガーソケットUSB充電器
Aliexpressのサマーセールで電圧計付きシガーソケットUSB充電器を購入しました。
せっかくなので分解してみました。
販売ページによる仕様は下記です。
·5V 3.1A出力
·12-24V入力
·2ポート
·電圧計付き
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12Vを入力すると電圧が表示されました。テスターの数字より0.1〜0.2V低いようです。
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前面カバーは引っ張ると簡単に外れました。
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端子部分を押し込むことで、中身を取り出せました。
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基板は縦と横に分かれています。
横の基板にはコンデンサー2個とコイルとICが1個あります。縦の裏側にはICが1個あります。
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横の基板のICにはHC2020とあります。
調べると降圧のICで入力が8-32V、出力が5V 2.4Aのようです。
製品ページによると、この製品の仕様は5V 3.1A出力なので、おかしいですね。
どちらが正しいのか気になりますか、確認する手段がありません。
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縦の基板裏側のICは電圧ディスプレイに繋がっているので、ディスプレイを制御してるのだと思います。
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縦と横の基盤は大盛りの3つのハンダで接続されています。他に繋がっているところはないようです。
通電した状態で3つのハンダの電圧を測ると、奥からGND、12V、5Vでした。
横の基板が12V→5Vの降圧をしており、縦の基板が5V USB出力と電圧測定、表示をしているようです。
うまく縦の基板のみを取り出せれば、小さな電圧計として使えそうですが、元に戻せなそうなのでやめておきます。
今回初めてシガーソケットUSB充電器を分解してみましたが、使用されているICや構造を見ることができ面白かったです。他の製品とも比較してみたいです。