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【#59】一枚の感謝状から、我が子を虐待するハハをゼロにする活動。

先日、わたしと三つ子が、保育園の帰りにほぼ毎日通っている兵庫県尼崎のコンビニのことを書きました。

京阪神のコンビニで、わたしたちは、ほぼ出禁状態になっています。でも、尼崎に唯一、優しくしてくれるコンビニがあるんです。

たくさんのメッセージをいただきました。

わたしが毎日平和に暮らせているのは、このコンビニのおかげかもしれません。

ただ、京阪神のたくさんのコンビニは冷たくされた・・・とも書いたのですが、そのコンビニさんのほうが、きっと標準なんだろうなと思うんです。

コンビニオーナーの気持ちになって考えてみましょう。

三つ子がやってきて、店内を走りまわっています。途中、ほかのお客さんにぶつかりそうになります。お菓子の袋を持って、でも途中で「やっぱりやーめた!」と言って棚に返したりします。商品が傷みますよね。

うーん、すごく迷惑ですよね^^;大歓迎のお客さんではありません^^;

だから、多くのコンビニが悪いのでないんです。

尼崎のコンビニが「神対応のコンビニ」なんです。

我が子を虐待するハハがいます。賛否両論あると思いますが、わたしは、我が子を虐待するハハを悪いとは思っていません。(ただし、再婚相手などの男性が子供を虐待するのは、100パーセント男性が悪いと思っています。)

我が子のことをよく「自分より大切な存在」だと言われますよね。これって、心身が健康なときに、そう思えるのでないでしょうか。

子供じゃなく、うちのわんこの事例ですが・・・

三つ子がやってくる前、一緒に暮らしているトイプードルのダニエルとサラちゃんを、わんこ専門の幼稚園に入れていました。

大阪にもそういう幼稚園は数カ所あったのですが、わたしがHPを見て、オーナーさんの思いを読んで、「ここに入れたい!」と思った幼稚園は、家からかなり遠かったんです。最寄駅からも遠く、タクシーに乗らないといけませんでした。ドアツードアで、1時間半以上かかったでしょうか。

当時、ペーパードライバーだったわたしは、電車で保育園へ連れてっていました。

電車の中で泣かれたら大変。それに、ものすごく重たかった。だって、2人入ってますから。

あるとき、体が疲れていたわたしは、駅のベンチにぐったりと座りました。そのとき、こんな風に思ったのです。「(キャリーバッグを)このまま、ここに置いていこうかな」・・・

結局、連れて帰ったのですが、疲れたらこんな風に思ってしまうんだなぁと・・・そのとき以来、我が子を虐待するハハの事件を見ると、疲れが限界を超えたんだなぁと思うんです。

ほんとのほんとに体が疲れて、疲れが限界を超えたとき、人間って自分のからだを守るんじゃないかと。かわいい我が子よりも、自分の命を守るんじゃないかと。母性よりも、命を守るほうを優先してしまうものなんじゃないかと。

じゃ、子育ての疲れが限界を超えなくしたらいいです。

子育ての疲れが限界を超えないために必要なものがあります。

それは、わたしには、専門家のアドバイスではなく、(ときに、専門家のアドバイスに傷つくこともあります。)「社会(まわりのひと)の優しい目」なんですね。

わたしの場合は、友人たちがしょっちゅう、励ましのメールをくれました。ブログを長年してたので、励ましてくれるひとがたくさんいたんです。だから、子育ての疲れは限界だったけど、最後のボタン(我が子を虐待すること)を押さずにすみました。

もし、励ましのメールをくれる友人がいなかったら、子育ての疲れが限界になったとき、簡単に最後のボタン(我が子を虐待すること)を押してしまうんじゃないかと思うんです。

カフェに行ったとき、まわりを見回してください。

赤ちゃん連れのお母さんがいます。赤ちゃんが泣いたら、逃げるようにお店を出て行くお母さん。

わたしも何回、レストランやカフェで泣いたことか。ほかのお客さんに怒鳴られたことも何回もあります。一回、お店のかたからすごく冷たい態度を取られたとき「どうしてそんなことをするんですか?」と泣いて訴えたこともあります。

社会の目が優しかったら、最後のボタン(我が子を虐待すること)を押さずに済むんです。

じゃ、どうしたら、社会の目が優しくなるのかなぁ〜

子供って泣くもの。走り回るもの。ちょっとだけ、優しくなってくれたらいいな・・・

そう思ったわたしが、考えたのは、「児童虐待防止VR」でした。

子育てがどんなに大変かを体感してもらったら、優しい目を持ってくれるんじゃないかと思いました。

でも、思ったんです。

「わー大変そう」「わーかわいそう」と思って、優しくしてもらうのって、なんだか楽しくないなぁって^^;

そこで、次に考えたのは、「感謝状」です。

北風と太陽ですね。

自然に優しくしてしまう流れができないかなぁって考えました。

わたしたち親子に、唯一、優しくしてくれる尼崎のコンビニ。

直接お礼を言って、感謝状を渡すこともできます。

でも、そうじゃなくって、ファミリーマートの社長さんに「この感謝状を、尼崎のコンビニに届けてください」と、送ったらどうなるんだろう。

あのコンビニが、「日本一子供に優しいコンビニ」と多くの人に広まったら、ほかのコンビニや飲食店に「もっと優しくしてください」と泣きながら訴えなくても、自然に優しくなってくれるんじゃないかなぁって^^

どう思いますか?

今の段階では、まだわたしの仮定です。

今日は、感謝状を注文しました(^-^)/

感謝状が出来上がったら、ファミリーマートの澤田社長に届けます。石川県のひとは優しいので(わたしが生まれたところだから、笑)期待しています。

もし、このnoteを見てくださったかたで、メディアのかた、澤田社長のお友達がいらっしゃいましたら、感謝状を直接、尼崎のコンビニに渡してほしいと伝えてもらえると嬉しいです。

今日も保育園の帰りに、尼崎の「おばちゃんのコンビニ」(わたしたちが勝手にそう呼んでいます。)へ行きます。わたしと三つ子の楽しみです。

わたしが毎日が楽しい理由のひとつは、このコンビニに出会えたこと。

三つ子がどんなに走り回っても、トレーニング中のひとも、ニコニコとしてくれる。

神対応の日本一子供の優しいコンビニです。


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直島美佳(なおしまみか)
いただきましたサポートは、子育てでクタクタになったときに、甘いおやつを買うために使わせていただきます^^