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チキンパエリア

チキンパエリア

僕の通っていた中学校は荒れていた。毎週学校にガラス屋さんが来ていた。なぜなら、毎週1枚は校舎のどこかのガラスが割れるからだ。割れていたのはガラスだけではない。トイレの便器も割れていた。なぜ陶器の便器が割れるのだ?当然、学級崩壊していて常に騒がしかった。今思えばなかなか特殊な環境だった。周囲がどれだけ騒がしくても目の前のことに集中できる力はこのときに養えたのかもしれない。

なぜこんな話になったかというと、この記事で紹介したいメニューがパエリアだからだ。

パエリアと言う言葉を思い浮かべると、脳内ですぐさまパラリラと変換されてしまう。学校の周りを暴走していたバイクが奏でる曲だ。パラリラパラリラ〜

先日、チキンパエリアを作った。レシピの詳細は載せないが流れだけ書いて置こうと思う。

① トマトをざく切りにしてホットクックに入れて煮る。パエリアの作り方を調べると、トマト缶を使ったレシピが多くヒットしたが、僕はトマト缶を使わないのポリシーだ。

② オーブンで野菜とチキンを焼く。ぎゅうぎゅう焼きというやつだ。チキンはビニールに入れて下味をつけて揉み込んだ。

③ 炊飯器に②、米、①の順に入れる。所定の水位の位置まで①の汁を入れる。味付けに関しては塩分量が全体の0.6%になるように、塩、醤油とウスターソースを使った。

あとは炊くだけ。これが、かなり旨い。③で水を使わずトマトの汁を使ったためか、水っぽさがなく旨味が凝縮されている。


しかしこのレシピ、3段階の調理を経ている。少し手間がかかる。オットクックのモットーは「安い・早い・旨い」だ。今決めた。

安い:材料は鶏肉と野菜なのでかなり安い。トマトは楽天の訳ありトマトを買うのがお気に入りだ。大量に届いてもざくぎりにして煮れば日持ちすし見た目が悪くても気にならない。

↓買ってる訳ありトマト。時期によって激安。

早い:パエリアは少し手の込んだ料理だが、その過程で異なるメニューを派生させれば、トータルの工数を削減可能だ。

①のトマト煮を多めに作っておいて別日にポークビーンズの材料にした。
②を多めに作って、そのままぎゅうぎゅう焼きとした。

良いコンボを思いつくと嬉しい。

旨い:妻が絶賛してくれた。個人的にもかなり旨かった。パエリアは我が家の定番になりそうだ。


パエリアといえば、本場では大きな鍋で調理するのだろうか。大きな鍋に様々な具材が混じり合って旨いメシができる。長い時間の中でたくさんの経験をするからこそ充実した人生になるのかもしれない。しらんけど。



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