BAR「ハクナマタタ」の左官壁に込めた思い
こんばんは!
先日初めて漆喰の仕事を請け負ったsho-maです!
今回はその時の話を書いていきたいと思います...
初仕事の壁
今回初めて受けた仕事は、友人のお店「ハクナマタタ」の壁を漆喰で仕上げてという依頼でした
どのような壁にするかと聞くと、「白っぽくしてほしい」という事だけ言われて「後はに好きに任せる」と言われました。今後の僕の宣伝にもなるような壁でもなんでもいいと言われたんです
(やった!任せてもらえた!やりたいように出来る!)と信頼されて嬉しい気持ちと同時に、(期待されてる!失敗できない!)という怖さのなか、めちゃくちゃ考えて考えて仕上げた壁がこちらです!
最初の状態!
全部下地を入れて
仕上げ!めっちゃ良い!!
この雰囲気はめっちゃ考えて作っていて、なぜこのようなデザインにしたのかをこれから書いていきます
近くから見るとこんな感じ!漆喰と土で仕上げてます!
ちなみに天井はこんな感じ!
この壁に込めた思い
まず僕はこの壁には3つの思いを意識して作りました
その3つとは、「安心感」「自然」「風景」です
なぜこの3つを意識したのかというと、それはお店のコンセプトにあります
タイトルから何回か言ってますが、このお店の名前は「ハクナマタタ」です。ハクナマタタというのはスワヒリ語。ライオンキングに出てくるセリフで、日本語訳で「心配ない」「大丈夫」「問題ない」というような意味になるそうです。
そこでこのお店は、Barっぽい薄暗い雰囲気ではなく、明るい照明で、家っぽさと、カフェっぽさが入り混じる雰囲気で、ヤシの木や植物などがあちこちにあって、自然もある空間です
そんな感じで不思議な空間ながらもどこか安心感があって、来てくれた人が安心して飲んで過ごせる場所にしたいという思いがあるらしく、壁もそれに合わせて作ろうと思いました
なので、石灰と琉球石灰岩で作った漆喰、「レキオライム」のコーラルで自然素材の優しい白をベースに、
沖縄の土、クチャで作った土壁で、草や木などの植物、自然をイメージ
それらが風景になるようにデザインにしてみました。
そして壁だけで完成ではなくて、ここに机や椅子が設置され、ここで座って飲んでいる人がいて初めて完成し、ちょうど草木の下で飲んでいるような風景になればいいなと作りました
今の僕が出せるすべてを出しました
そしてこの壁を背景に写真を撮って、SNSにあげたりするような「Barハクナマタタの壁」になったらいいなと思っています
乾くと土はもっと薄くなるので、それも見にいきながら飲みに行こ!
今後の目標
今回の仕事を終えて、いろいろと目標が出来ました
まずはもっといろんな表現が出来るように、左官の技術やデザインを勉強し、お店のコンセプトを左官で表現する左官職人になること。
そして、自分の手掛けた左官壁が、お店の宣伝になるようにもっと自分が認知されること。
そこを目標に頑張るので応援してくれると嬉しいです!!
そして是非、左官壁の検討をして下さい!
ありがとうございました!