ヒッチハイクの旅(横浜~京都・大阪)-2日目 3日目
3/7~3/10までの期間ヒッチハイクの旅に出ました。
その記録の2日目と3日目です。
3日目は1日観光なので書くことは少ないです。
1日目の記録はこちら→ヒッチハイクの旅(横浜~京都・大阪)−1日目
目次
(2日目)
・名古屋観光 そして刈谷SAへ
・競合他社の出現とYouTuberとの出会い
・香芝SAへ
・最速での車獲得
・大阪観光part1~本場のたこ焼きとお好み焼き~
(3日目)
・大阪観光part2~居場所としての喫茶店~
・京都観光~外国人が働く合理性~
2日目
ー名古屋観光 そして刈谷SAへ
7:48に泊まっていたネットカフェを出発し、名古屋を少し観光することに。
名古屋城に行ったはいいものの、時間が早すぎて中に入れず。
遠くから外観だけ眺めて名古屋駅へ。
名古屋駅で名古屋名物手羽先を購入し、今日のスタート地点、刈谷SAに向かう。
ー競合他社の出現とYouTuberとの出会い
刈谷SAに着くと、ちらほらと僕らと同じようなヒッチハイカーの姿が…
その数僕ら含め4組。
その中には高校生YouTuberをやっているKさんもいた。
Kさんは高校1年生で、1人でヒッチハイクをしているという。
また、出会った人に夢をノートに書いてもらって夢ノートを完成させるという取り組みも行っており、あれがどうなるのかがすごく気になる。
とりあえずTwitterのフォローとYouTubeのチャンネル登録しといた。
「Kの日記」と検索すれば出てくるので興味があれば調べてみてほしい。
そんな出会いもありつつ、他の3組と同様ヒッチハイクを試みていた。
言い方を変えれば競合他社。
何とか出し抜いてトップで刈谷を抜けたい。そんなこと思っていた。
出し抜くために必要なのは差別化。
雨が結構降っていたこともあって、他のヒッチハイカーは積極的に声をかけている様子でもなく、しかも雨宿りのできる1か所に固まっている。
だったらと、僕らは雨の中傘を差して出て行って積極的に声をかける。
雨の中あえて駐車場の中を練り歩いたり、行き先を調整したりなど色々と工夫しながら探すこと約2時間。
「うち乗ってきな」と声をかけてくださる夫妻の方が!
その方は少し前に声をかけて断られた方だったので少しびっくり。
和歌山へ行くので、途中通る大阪のPAまで乗せていってくれることに。
思惑通り、他のヒッチハイカーを出し抜くことに成功した。(多分)
ー香芝SAへ
なぜ乗せてくれたのかと尋ねると、雨の中を歩き回る僕らのことをかわいそうだと思ったらしい。
まさにそこが差別化戦略であったため、雨の中頑張った甲斐があったと嬉しく思った。
その夫妻の方は結婚40周年らしく、箱根まで旅行に行った帰りだったという。
そのご夫妻の息子さんはずっと野球をやっていたらしく、高校まで野球をやっていた僕はとても話しやすかった。
途中でガムをくれたりなどのやさしさに触れながら、2時間かけて大阪の香芝PAにたどり着いた。
最後に「頑張れよ」という言葉とともに握手を交わし、そのご夫妻とはお別れした。
ー最速での車獲得
中に入って大阪とボードに書き、外に出たその瞬間。
会社員のお兄さんに拾ってもらう。
これは過去最速のスピードで、始めてから1,2分というレベルだったと思う。
お兄さんは19の頃にヒッチハイクを経験した事があるらしく、ヒッチハイカーの僕らを見て乗せてあげたくなったのだという。
経営を学ぶための専門学校に2年間通っていたというお話をされ、そんなものがあるんだということを初めて知った。
お兄さんは運転しながら、止まった時には大阪の有名でおいしいお好み焼き屋さんやたこ焼き屋さんなどのお店を調べてくれて、ぜひここへ行ってみてねと言ってくださった。
17:35。道頓堀の近くで車から降ろしていただき「せっかく来たんだから大阪楽しんでってな」という言葉を貰いお別れした。
こんな僕たちのために車に乗せていただいたことだけでなく、一生懸命お店を調べていただいたことにもとても感動した。
ー大阪観光part1~本場のたこ焼きとお好み焼き~
お兄さんに教えていただいたお好み焼き屋とたこ焼き屋に行き、夜ご飯を済ませた。
お話の通りとてもおいしくて、来てよかったと心から思ったと同時にお兄さんに改めて感謝した。
それからお土産を買ったりしながら電車で移動し、新世界にあるスパワールドというところに宿泊。
たくさんの種類の温泉があって、寝ることのできるスペースもあって、とてもいい場所だった。
3日目
ー大阪観光part2~居場所としての喫茶店~
3日目は9:00にスパワールドを出発し、新世界で串カツを食べることに。
とは言ってもまだ目当てのお店が開いていないので、喫茶店で軽く朝食をすますことに。
そこで入ったのは古き良きという感じの喫茶店で、少し有名なホットケーキを食べた。
おいしかったのはもちろん、そこで感じたのはやっぱり人の温かさだった。
店員さんが「どこから来はったんですか~?」などとっても気さくに話しかけてくださり、とても楽しくお話しすることができた。
しかも、ここまでヒッチハイクで来たと話したらコーヒーのサービスまでしてくれた。
その店員さんが、喫茶店の居場所としての価値を引き上げていることを実感した。
人が価値をつくる。
その後は目当ての串カツやに行き、梅田の方へ移動してお土産を見た後、京都へ電車で移動した。
ちなみに、梅田駅と大阪駅が同じ位置にあるから、広すぎてめちゃめちゃ迷った。
ー京都観光~外国人が働く合理性~
河原町駅で降り、四条通りや鴨川、清水寺などを観光。
花見小路などThe京都という場所も歩き、とても心が落ち着いた。
スイーツなんかも食べてとても風情を感じた。
夜ご飯は天ぷらさんで食べた。そこには外国人観光客も多く客として訪れていた。
そのお店は調理場をカウンター席が囲む構造になっているのだが、コックの中には外国人もいた。
天ぷら屋さんで外国人が働いていることも興味深かったが、もっと興味深かったのが、外国人のお客さんにはその外国人のコックさんが対応していることだ。
なるほど、確かに外国人観光客が集まるような場所では外国人を雇い、外国人のお客さんの対応をさせるというのはすごく合理的なことだと思った。
天ぷら屋さんで天丼を食べた後、京都駅に移動して京都タワーを見、近くのネットカフェで1日を終えた。
2日目、3日目(終)