【30日間連続読書感想投稿チャレンジ】Day3 まともがゆれる
11月1日(水)から連続読書感想投稿にチャレンジしています。
まともがゆれる 常識をやめる「スウィング」の実験 木ノ戸昌幸 朝日出版社
Day3となる本日は小説からいったん離れます。
障害福祉NPO法人スウィングにまつわるエピソード本。概要としては、まともって何?できないって駄目なことなの?そうじゃなくない?例えばスウィングではこんなことがあってさという感じの本です。
そして面白いのがスウィングの方々による詩が間に挟まってくるところですね。メインとなってくるエピソードも堅苦しさはあまり感じないんですけれど、間に挟まる詩のなんというか脱力感?がすごい良かったですね。特に向井久夫さんという方の詩はほんとにはまる。LINEのホーム画面にしようかなってくらいどれも好きですね。
くそほど真面目ですべき思考・完璧主義にとらわれがちな私も少しほぐされたような気持ちになれる本でした。しかしまあ今の世の仕組みとしてできるんだったら働いて金を稼がなければ生きるに困るので辛くても働かなければならない……と思ってしまう自分と本当に働くのに向いていない辛すぎという自分との折り合いのつけ方は未だわからないけれども。
著者の方もnoteを投稿されているようです。
Day2の記事はこちら。