ばあちゃんのしらこい実話。
2月。
私は、仕事が落ち着いたので実家に帰省した。
合わせて、4日間。
友達に会うのはもちろん、
おばあちゃんや家族に会うために帰省したのだ!
ばあちゃんと、お母さんと、私。
3人でお昼ご飯を食べに行った。
いつも行く定食屋さん。
平日だったけど、ご年配の方でお店はとても忙しそうだった。
いついっても順番待ち。
年を取るにつれ背中や腰はまるくなり、
もともと背も高くないおばあちゃんは、
いつもに増して、縮んだように感じた。
わたしのばあちゃんは、体のわりに食べる。
・・・(140㎝ぐらいを想像してほしい)
今回は、そんなおばあちゃんの食べるエピソード
先に食べるエピソードを1つ追加しておくと、
私は田舎育ちだからだと思うが、わかる人にはきっとわかる。
法事の時に出てくるごはんって、コースみたいなので、永遠に出てきたり
大き目のお弁当で、具沢山のものだったり。
24歳になって私は、食べきるのが難しくなる。
父は、いつもビールを飲んですべて食べきれない。
兄①は、小食でお米だけは食べるがおかずを食べきれない。
兄②は、前に比べると食べる量は減っているが1人前は食べられる。
母は、食べきる。
5人家族のうち3人は食べきれない。
つまり、私を含め3人は90歳の後期高齢者に食の量が負けているのだ…。
では、本題。
想像してほしい。
4人席のテーブル。
私の横は、母が座る。
母の向かいにおばあちゃんが着座した。
うどんや天ぷらや茶わん蒸しなど、数品ののったお膳を注文。
先にお話ししたエピ通り、私を除いて2人はご飯をたくさん食べれる人。
おばあちゃんのお膳は、最後に届いた。
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私とおばあちゃんのお膳の違いは「かけうどん」か「つけうどん」かの違いで、さすがに90歳が24歳に勝てるほどスピードはない。
ましてや私は、ご飯を食べるスピードは速いほう。
24歳の私の歯は「自前の歯」だし、
90歳のおばあちゃんの歯は「入れ歯」だから。
ハンディキャップがあるにもかかわらず、負けるわけがない!!
って言ったんです。
はい!! おばあちゃん、嘘ついてます!
母は知らないけど、私はこの目で見た。
( あれ?ばあちゃん、全部食べてないよな?? )
おばあちゃんはしらこい。
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全部食べてなんかなかったんです。
しれっと、カバンに潜めてたお持ち帰りセットの袋を、
テーブルの下で準備していたんです。
母は、それに気づかない。
私はばあちゃんの行動をしっているから、
おばあちゃんの発言がとても面白かった!
あの満面の笑みと、いつも以上におかずの味をほめる感じ!!
おばあちゃんは、
嘘をつくときはきっとよくしゃべる!
でも、なんで嘘をついたのか?
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わかりません!
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最後までよんでいただきありがとうございます。
とてもながくなっちゃいました。
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よんだ印に、ぜひ「スキ」をいただけたら幸いです!