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日本EC市場のイマ×ト×コレカラ

 毎週水曜放映のハンターハンターが何よりの楽しみYJキャピタル大久保(@kohhei_okubo) です。コマースメルマガもよろしければご登録ください。今回は20年8月20日に実施した勉強会で使用した資料をお届けします。内容は、イマの日本EC市場とコレカラどうなるか、についてです。

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EC市場は世界的に見ても急成長市場であり、今後も継続的な拡大が見込まれます。
参考:【令和元年度版】EC市場調査 ダイジェスト版

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日本は、世界で4番目のEC市場規模。人口半分の韓国と同規模であることを考えても、まだまだ伸びしろがあります。

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2019年、物販で初の市場規模10兆円を突破しました。物販以外には、サービスEC、デジタル系ECで構成されております。全体のEC市場においては、物販はちょうど半分の構成比です。

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物販の内1兆円を超えるカテゴリは上記の5つあります。衣類のZoZo以外はバーティカルのプラットフォーマーは不在な印象ですね。

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サービスECにおいては、リクルートが得意とする領域(旅行・飲食店・美容室・チケット販売)があり、デジコン領域では、電子書籍、音楽・映像等で構成されます。

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10兆円市場のうち、amazon・楽天・Zホールディングスを合算すると7-8兆円の規模となり、シェアにして70-80%程度を構成していると思われます。これは、中国と同程度の寡占度合いです。これと比較すると米国はアマゾン一強であるものの、分散しているといえます。

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直近の決算でも明らかなように、大手ECは爆発的成長を遂げてます。

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大手ECのみならず、個人商店のBASE、食品ECのオイシックスも爆発的成長をしております。

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コレカラの考察として、サプライチェーン全領域でのデジタル化が進むと考えており、特に上記8つの領域はYJキャピタルとしても注目している投資領域です。

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また、最近の市場変化について2軸にまとめると、SNSの発達により、チャネルはSNSに変化、同時に、情報の発信者も個人/インフルエンサーに変化していると思われます。イマとコレカラは、個人×SNS領域に根ざす、ソーシャルEC、エネイブラーの領域がより活性化すると思います。

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世界的にはECのトレンドは第3世代の”発見型コマース”となっていると思います。提案型、エンタメ型、ソーシャル型とう多種多様な切り口で第3世代領域のスタートアップが誕生してます。なお、上記企業は主に上場企業。
参考:【保存版】世界のEC上場企業50社まとめ
参考:ソーシャルコマース5大分類-満を持してのソーシャルEC元年へ

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日本においては第2世代ECもまだまだ楽しみな領域です。大手ECモールに勝り、リアルの購買体験にも勝る体験を実現できれば第2世代ECも開拓余地があると考えてます。

最後に

 以上が共有会の内容の概要となります。個別に議論していただける方はぜひ、ツイッターよりDMいただければと思います!

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