人と情報を編集し、体験を紡ぐ。SmartHRのインハウスエディターとしてのミッションの進化
ブンブン ハロー note。せっちん丸です。
昨日の夜食べたオニオンサラダ、辛さが抜けてなかったせいか、めっちゃ胃にキてます。水さらしマジ大事。でも、さらしすぎると栄養も抜ける。二律背反。人生みたいだ。
SmartHRのインハウスエディターとして働きはじめて14ヶ月が経ちました。
SmartHRは、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」を提供する会社です。
この14ヶ月は、事業成長に伴いミッションが拡張され、視野とスキルセットを並行してガガガッと拡げていく、エキサイティングな日々でした。
今回はSmartHRのインハウスエディターとしてどのようなミッションのもと、どのように働いてきたのかをまとめてみました。
ちなみにこちら↓は当時書いた入社エントリーです。巨大カタツムリも出てくるので、よかったらセットでご覧あれ🐌
最後まで読んでくれた方には今度パインアメあげます。( ´◎`)スー
14ヶ月間のSmartHR社の変化
冒頭に「事業成長に伴いミッションが拡張され」と書きましたが、まずはこの14ヶ月でどのような変化があったのかを簡単に振り返ります。
・従業員数が倍以上に増えた
僕が入社した2019年12月と比較して、従業員数が倍以上に増えたみたいです。↓の記事でも触れられていますが、2020年の1年間では、163名が入社したそう。
この人数を受け入れるべく駆け回ってくれるコーポレートのみなさん、すごすぎる。地方拠点、グループ会社も増えています。
・プロダクトの進化
新しいプロダクトが生まれたり、既存プロダクトがアップデートされたりと、日々進化しています。
・組織ミッションの拡張
プロダクトの価値を届けるビズサイドの各組織もパワーアップしています。僕の所属するマーケティンググループも人数が倍以上に増え、新たな施策や取り組みに次々とトライしています。
こんな感じで、スタートアップらしく、全社的に目まぐるしく変化する日々をすごしています。
メディア→サーキュレーションマーケティングへ
それでは、現場レベルでどんな変化があったのかの話に移ります。
2020年の下期に僕たちのチーム「メディアユニット」は「サーキュレーションマーケティングユニット」に名前を変え、ミッションも拡張されました。
ミッションは「オウンドメディアや導入事例を基軸としたコンテンツマーケティング」から、「ファンがファンを呼びたくなる仕組みづくり」へ。
ざっくり説明すると、メディアユニット時代は、図内①の領域における「コンテンツづくり」が中心でした。
現在は、②や③の領域も含め、ダブルファネルを加速・循環させるコミュニケーションを図るチームへと進化しています。
具体的にはコンテンツづくりだけでなく、ユーザー会などのアドボカシー施策も担うようになっています。
↑の図のように、「SmartHR Mag.」や「SmartHR ガイド」といったオウンドメディアはいちツールにすぎず、新規/既存問わず、お客様の循環を生むためのストーリー設計と実践をしていきます。
ミッション変化の背景と展望については、ふじじゅんさんのnoteをご覧ください。ちなみに「サーキュレーションマーケティング」って言葉はある日の夕方のミーティングで我々が考えた造語です。
個人のミッションと業務内容も変わったよ
これに伴って、僕個人のミッションと業務内容はこんな感じで変化しました。
メディアユニット時代(2019年12月 / 入社時)
■ミッション
編集力を活かした、オウンドメディアを基軸にするコンテンツマーケティングの推進
■業務内容
・オウンドメディアのグロース
・主にリードジェネレーション
・導入事例の取材・執筆
↓ ↓ ↓
サーキュレーションマーケティングユニット(2021年2月現在)
■ミッション
コンテンツや場の編集力を活かした取り組みによって、お客さまがお客さまを自然と呼びたくなるような循環型の仕組み(サーキュレーション)をつくる
■業務内容
・オウンドメディアのグロース
・パーチェスファネルにあわせたコンテンツマーケティング
・導入事例の取材・執筆
・ユーザーコミュニティの企画・運営
・eBook / 小冊子
・各種メルマガの企画協力
・外部媒体の企画連携
など
その他、例外的なケースとして、プレスリリース執筆や、スポットでの社員noteの編集、テックブログの執筆、オープン社内報の編集などもやりました。
もともとの「コンテンツマーケティング」にプラスオンで「カスタマーマーケティング」と「コミュニティマーケティング」が加わった感じでしょうか。
もともとのミッションの中心であったオウンドメディアはユーザーストーリーの中のいち部分に。SmartHRにいかに出会い、使いこなしてもらい、愛されるのか。その体験(CX)を考える機会がかなり増えました。
……しかしこのnote、カタカナガオオスギル。ラーメン二郎の注文みたい。ニンニクアブラカラメ。
インハウスエディターはコラボレーションの数が価値を生む
14ヶ月、インハウスエディターとして働いてきて、いろんな学びがありましたが、その中でも特に強く思うのが「インハウスエディターはコラボレーションの数が価値を生む」ということ。
インハウスエディターの職種上の強みとして次のようなものがあると考えます。
・お客様にナナメの関係として接点を持てる
・オウンドメディアやコミュニティのような「場」をツールとして使える
・社内各部署に横串で関われる
フットワークの軽さと柔軟な発想、人を巻き込む力が求められます。反対に、わかりやすい手法や管理指標にとらわれて、小さくまとまってしまうと、成果にはつながりにくい仕事とも言えるでしょう。
よくある話でたとえると、オウンドメディアの目先のPV/UUやCVだけをKPIにしてガチガチに縛り、愛なきSEOコンテンツを量産し、ポップアップを大量に表示させ、ユーザーを置き去りにし、運営者自身もなぜ自分たちがそのメディアをやっているのかを社内にも示せずに摩耗してしまうケースがあります。
それよりも、1回お客様とランチに行き、プロダクトへのフィードバックや活用ナレッジをヒヤリングしてコンテンツ化し、社内外に展開したほうが、意外な気づきや学び、インパクトが生まれるかもしれません。その出会いをきっかけに、お客様が別のお客様を紹介してくれるかもしれません。
このように、事業成果のための「最短距離」を考えて、いろんな人とコラボレーションして、足を動かす。本質的なマーケティング力が問われていると日々感じています。
インハウスエディターは、単発の「情報」だけを編集するのではなく、「人」と「情報」を編集し、三方良しの「体験」を紡ぐのが仕事。
覚悟を持ってやっていきたいと、改めて思う次第です。
We Are Hiring!!!!!
ということで、SmartHRでは、事業拡大に伴って、新たなるインハウスエディター(コンテンツマーケター)を募集しています。
ここまでの文章を読んで、うっすらと感じられているかと思いますが、めっちゃミッションが拡がっているので、新しい仲間がほしいです!カモン!
わかりやすい答えがない職種だからこそ、問いを立てて、チーム一丸となって突き進んでいく面白さがあります。
インハウスエディターは、まだまだ新しい職種だからこそ、市場をつくる的な意味でもやりがいがあります。
そして何より、手前味噌ながら、SmartHRは、面白い会社です。
↓この採用資料を読んでいただけたら、何かしら伝わるはず……!少しでも興味を持っていただいた方は、お気軽にTwitterなどからDMください。
それでは!!
ここまで読んでくれた方、パインアメ、いります??( ´◎`)スー
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