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【ラプンツェル ザ・シリーズ】新キャラクターのカサンドラがめっちゃ好き

最近は『ラプンツェル ザ・シリーズ』のことばかり書いているが、好きなのだから仕方ない。
その中でも、今回は新キャラクターの「カサンドラ」について述べていきたいと思う。

「カサンドラ」って何者?

ディズニー・チャンネルのオリジナル・ムービー、「ラプンツェル あたらしい冒険」より登場する新キャラクター。デザイナーはBobby Pontillas。
ラプンツェルの侍女であり、護衛役。年齢は22歳。警護隊長の養女。6歳の頃から訓練を積んでいる優れた戦闘能力の持ち主で、おてんばなラプンツェルについていける数少ない人物。ラプンツェルの数々の冒険を支え、強い絆で結ばれた良き友、良き側近となるが、自分のことは多くを語らず、誰にも言えない秘密を抱えている。
(Wikipediaより引用)

ではこれから、カサンドラの魅了について3つの点から語っていく。

ラプンツェルのお姉さんっぽい

カサンドラ22歳に対して、ラプンツェルは18歳。
年齢的にはカサンドラの方が上だ。
のみならず、精神的な成熟度でもカサンドラの方が大人びている。

ラプンツェルは子供っぽい。
理想主義者で、気の向くままに行動し、全ての結果は自分の行動に起因していると思う節がある。
ゆえに、現実に則していない行動を取ってしまったり、必要も無いのに落ち込んでしまうことが多々ある。
(これこそがラプンツェルの魅力であり、人気の理由でもあるのだが)

そんなラプンツェルの欠点をカバーするのがカサンドラだ。
彼女は現実主義者で、思慮深く行動し、物事に対しては非常にドライだ。
だからこそ、非常識な行動を取るラプンツェルを諌めたり、落ち込んだプリンセスを励ましたりできる。

お互いの長所でお互いの欠点をカバーし合うラプンツェルとカサンドラは、見ていて気持ち良い。
このバディ感は、間違いなくカサンドラ(+ラプンツェル)の魅力だろう。


口が悪い

カサンドラとラプンツェルは対照的と言ったが、これはユージーンとの関係にも当てはまる。
きっちりしたいカサンドラと、万事適当なユージーン。
秩序を重んじるカサンドラと、秩序を嫌うユージーン。
物事に悲観的なカサンドラと、楽観的なユージーン。
衛兵出のカサンドラと、泥棒のユージーン。

この2人は作中でいつでも対立し、罵り合っている。
ユージーンの皮肉や悪口のセンスは相当なものだが、カサンドラだって負けてはいない。
お互いの口からテンポよく発せられる悪口の応酬は、『ラプンツェル ザ・シリーズ』ならではの魅力だろう。

年相応

ラプンツェルの良き侍従であり、ユージーンを手玉に取る器量の持ち主だが、まだ22歳。
しっかり子供っぽい所もある。

カサンドラは自身の夢である「衛兵になること」が絡むと、途端に周りが見えなくなる。
武道大会でラプンツェルに負けそうな時は露骨に意地を張るし、衛兵になるチャンスができたら筋を曲げて友人を見捨てたりする。

また、「何でも自分でやりたがる」ことも欠点たりえる。
カサンドラは、誰の力も借りず、一人で物事を成し遂げることを最上と考えている。
しかし、大人であれば適切な助けを借りて物事を成し遂げることが最も大事なことだと知っているはずだ。
彼女は、「自分なら何でもできる」という子供ならではの全能感にとらわれているとも言えるだろう。

完璧ではない人間臭さもまた、カサンドラの魅了といえるだろう。

ラプンツェル好きなら必見

カサンドラは、『塔の上のラプンツェル』で出せなかったラプンツェルとユージーンの魅力を、違う形で視聴者に提示することに成功している。
もちろんカサンドラ自身の魅力もまだまだある。影を背負った雰囲気や、武芸の強さなど細かい点を挙げればキリがない。

『塔の上のラプンツェル』が好きなら、一見の価値ありだ。

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