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【ラプンツェル ザ・シリーズ シーズン1 感想】ますます『塔の上のラプンツェル』を好きになれるアニメ
『ラプンツェル ザ・シリーズ』のシーズン1をようやく観終えた。
良いアニメシリーズだ…と改めて感じたので、その魅力を3つに分けて紹介したい。
1.脇役の掘り下げ
『塔の上のラプンツェル』に出てきた脇役が、アニメシリーズではかなり頻繁に登場する。
丸々1話主役となるキャラクターも珍しくない。
パスカルやマキシマスといったお馴染みの面子から、酒場「かわいいアヒルの子」に出てきた荒くれ者たちまで勢揃いといった具合だ。
当然キャラクター一人一人に愛着が湧くので、映画本編を観返した時に感慨深くなること間違いない。
2.単話毎の完成度が高い
基本1話完結なので、サクサク観られる。
長編アニメシリーズだと、観ている途中で本筋や伏線を忘れていることが多々あるだろう。
しかし、『ラプンツェル ザ・シリーズ』においてそのような心配は無用だ。
さらに、1話毎の完成度もかなり高い。会話劇で終わるようなペラペラなストーリーだと思わないで欲しい。
子供向けの作品なので道徳的な内容が多分に含まれている。
それも、
「人から物を盗んではいけません」
「嘘をついてはいけません」
といった基本的なものから、
「自分を変えるのは難しいが、悪い習慣を続けるのは簡単だ」
「自分らしく生きるとは、難しい選択を自らの意思で決める事だ」
といった大人でも思わず考えてしまう事まで様々だ。
観応えのある話が続くので、あと1話あと1話…と観ているうちに終わっている事だろう。
新キャラクターが良い!!!!
これこそぼくが最も主張したいことだ。
「カサンドラ」「ランス」はじめ新キャラクターがどれも魅力的なのが、『ラプンツェル ザ・シリーズ』の最も良い点だ。
特に上記の2名は、ラプンツェルの仲間として頻繁に登場する。
ラプンツェル一行の魅力を引き出すため、全く対照的な、あるいは全く同じ性格付けがされているのも印象深い。
カサンドラは好きすぎて1本記事を書いてしまった。
こちらも読んでいただけると大変嬉しい。
『塔の上のラプンツェル』好きな人なら絶対ハマるアニメシリーズ
ぼくがこのアニメシリーズで印象深かったのは、その設定だ。
『塔の上のラプンツェル』では、ラプンツェルは塔に閉じ込められていた。
『ラプンツェル ザ・シリーズ』シーズン1では、ラプンツェルは王女としてコロナ王国から出てはいけやいと厳命されている。
つまり、ラプンツェルを取り巻く環境はあまり変わっていなかった。
それがシーズン2では、彼女を閉じ込める者は誰もいなくなる。
いよいよラプンツェルは、本当の意味で自由を手に入れたのだ。
ここからどんな冒険が待ち受けているのか、シーズン2も楽しみで仕方ない。