スズメバチの巣撤去

業者さんが来てくれた。
まずは見積もりから。
●スズメバチ駆除費
スズメバチは他のハチにくらべて危険なハチなので
●危険作業費
危険な作業なので
●高著作業費
高いところに巣があるのではしごを立てかけるので
●巣費
1個分
●消費税
合計33,000円。
たとえば、屋内の壁のなかとか、作業しにくいところはその分高くなるらしい。
巣の大きさも我が家は20センチくらいだそうだけど、大きくなればその分だけ料金が加算されるそうだ。
ハチがぶんぶん飛んでいたらもっと高くなるのかな??質問すればよかった。

私が見積もりにサインしてから業者さんは作業を開始。
ところがはしごをかけるところがなくて、業者さんは「うーん」と首をひねって思案しはじめた。結局屋根に上った。巣に手を伸ばしたひょうしに滑ってバランス崩してあわや落ちそうになった。今朝まで降た雨で瓦がぬれていたからだろう。見ているこちらも思わず、「きゃー。」って大きな声が出た。落ちずに済んだからよかったけど、危険作業費はぜったい必要な費用だなと思った。

作業前に業者さんと庭で話をしてたら隣に住むご主人がやってきて、
私に小さな声で、
「あんなものは夜に棒か何かで落とせばすむのに。そしたらお金出さんでよかとこれ。」
「私とお姉ちゃんではそんなことできないよ。怖いもの。」
業者さんには全部聞こえていたみたいだけど。

男性と女性ではどうしてもできることに違いがあって、例えば今小屋に置いている使わなくなった家具や農具とか、軽トラ借りてきて荷を積むことができるし、そのまま廃棄所までもっていくこともできる。家守りは男性がいたら、自分たちでできる範囲は広くなる。
いろんな意味で違いがあるんだろうな。

屋根に上って作業を続けながら業者さんが、
「ハチは巣にはいないようだけど、念のためにスプレーで穴をふさいでそれから取りますね。」
そして、あっという間に巣を取ってくれた。

居心地の悪い巣だったのか、ハチはどっか別の場所へ転居したようだ。
「こんなことあるんですね。」
「ときどきはありますよ。」
「来年も作りますか?」
「近くの別の場所に巣を作っていたら来年もくる可能性はありますので気を付けて見ていてください。巣が小さければその分料金はお安くなりますから。」

来年からしばらく注意して家の周りを観察しなければ。

作業が終了して
「ハチがいないならスズメバチ駆除費は無しですよね。」
と私が聞くと、
「そうなりますね。」
といって、見積もりからスズメバチ駆除費を差し引いてくれた。
合計金額は23,100円

結果的には巣にはスズメバチはいなかったけど、これで気がかりが1つ消えたから、よかった、よかった。

スズメバチの巣が消えた軒下







いいなと思ったら応援しよう!