【一級建築士】製図試験に一発合格するまでの道
★学科についてはこちら参照
先日の通り先日一級建築士に合格しまして
今回は製図について、忘備録を残すので参考になれば幸いです。
勉強の時期と方法
勉強し始めたのは予備校の製図が始まった7月末です。
勉強したことといえば、基本予備校で出された課題と、毎週出される宿題、その復習のみでした。といっても数えると30課題ほどありましたが。コンペが被っていて、物理的にそれ以外ほぼ出来ませんでしたが、それで十分でした。
もちろん分からないことは沢山あったので、グループ学習の際に同じグループの人や講師に聞いたり、あとはYoutubeの設備解説みたいなのを帰りの電車で見たりはしました。
私は作図が少し遅いタイプだったので、直前は、30課題を一つのファイルにまとめて、このタイプきたらこれで対応しようというのをひたすら考えて、プランの善し悪しはおいておき、超効率的に素早くエスキスできるよう対策していました。
揃えた道具
私の場合再現するとこんな感じ(実際とは多少違います)
ファイルボックスを新しく買うのが嫌だったので、既に持っていた無印のアクリルボックスを90度横にして道具を入れていました笑。立ち姿としては賛否両論ですが、消しゴムが転がっていかない溝と、絶対に通路に倒れないつくりが非常に機能的でした。そしてコンパクト!
製図版も入れて、揃えた道具は以下です。
・製図板 A2
・製図板ケース
・ファイルボックスとか無印 アクリルボックス (道具入れ)
・赤青黒フリクション (エスキス用)
・蛍光フリクション ピンク/オレンジ/ブルー (課題文チェック用)
・0.3シャープペン 2B (添景・図面文字・通り芯用)
・0.5シャープペン 2B (記述用)
・0.7シャープペン 4B (柱用)
・MONOの消しゴム
・消しカスはけ羽
・30センチ定規 (縦通り芯用)
・字消し板
・三角スケール 1/400が入っているやつ (エスキス用)
・バンコ 三角定規45°テンプレートプラス(柱用)
・電卓
・一応、コンパス
シャーペンは個人の筆圧や好みに合わせて買うのが良いでしょう。
製図勉強方法について一問一答
箇条書き程度で行った勉強について下記メモします。
学科終わって予備校が始まる前に何したか
暇な時期は階段とかトイレとかEVをトレースしてみました。
問題を解くにあたり何を覚えたか
大まかに、下記です。
・斜線制限適応
・空調設備使い分け
・熱源使い分け
・給湯方式使い分け
・空調、熱源、給湯の設備のためのスペース広さ
・基礎構造使い分け
・防火区画
・排煙
・軒とバルコニーのカウントの仕方
・柱、梁の寸法
・各種寸法
・採光に必要な距離
・避難階段から境界までの1.5m
・最終チェックする10項目(下記参照)
気をつけたことは何か
下記10項目のチェックです。(断面位置/寸法8か所/出入口/庇寸法/延焼ライン/特/防/トップライト/歩行距離/境界線上の文字)
作図を短くするために何をしたか
通り芯と柱は定規で引いて、その他をフリーハンドにしました。汚かったんですけど早くなりました。
製図試験で重要視されるのは完成したかどうかです。
最後に
私はなんと基礎構造間違えたけど受かりました。
法規制を除いて一か所くらい間違えても死なないので、とりあえず作図の手はなるべく止めず、完成を第一に頑張りましょう。