【一級建築士】独学一発で学科104点取るまでの道

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こんにちは。
とある建築事務所に勤める女です。

記事にも書きましたが、先日一級建築士試験に合格することができました。
→記事はこちら

私はほぼ独学だったのですが、noteに先人たちが書かれている勉強法やスケジュールが、進めるうえで非常に参考になりました。
この機に私も忘備録のような形で私の勉強法や役に立ったものを記録しようと思います。

私の予備校選び

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私は勉強にそこまで苦手意識はなかったので、独学のつもりでした。
しかし、先輩から、テキストは絶対予備校の使った方が良いと聞き、予備校に通うべきか悩みました。

そんな時、同期からある噂を聞きました。
大手予備校Nは表に出してないけど、半額に近い独学コースがあるよと。

お?????

ということで話をNに聞きに行くと、どうやらテキストと、過去問解説講座やら模試やらと製図講習(こちらは対面授業)のパックで50万強。製図対策は予備校に通うつもりだったので、割安かなあと思い、こちらに決定しました。

ちなみに私は独学コースでしたが、周りは大手予備校のSかNの普通のコースが多かったです。生の授業がいいか、映像授業にしたいか、あと大学の先輩がどこ行ってたかで選んでいました。大学受験でいう駿台系はS、東進系はNといったところでしょうか。

独学の記事を書いている身ですが、正直独学はインプット量が本当にしんどいので(軽く大学受験並み)、激務の中で合格率をあげるためなら通ったほうが良いとも思います。笑

スケジュール

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予備校のテキストが届いたのは10月頃?でした。宅建もあったので結局勉強し始めたのは11月です。予備校の授業が11月からだったので、友達の雰囲気につられて勉強を始めました。

私のおおまかなスケジュールは以下です。
11月    構造        (週末3/8日)
12月 施工 構造      線引(週末5/9日)
1月   施工 構造 計画     (週末5/7日)
2月   施工 構造 計画 環境  (週末7/9日)
3月                         計画 環境    (週末7/9日)
4月  過去問       法規    (月の半分)
5月  過去問 問題集    法規     (月の2/3)
6月  問題集復習                法規     (月の2/3)
7月  総復習(毎日)

普通の予備校だと、高校と同じで各分野少しづつ進めていきますが、私は科目ごとに仕上げて達成感を得たい派だったので、科目ごとにやりました。

このスケジュールで失敗したのは法規です。法規、超時間かかります。問題解くのに他の教科の3倍以上時間取る。結果26点取れたのでオーライですが、まじでスケジュールすれすれで危なかった。2月頃からは触れたほうが良い。

逆に良かったことは構造施工を先にやったこと。構造は先に数こなしておくと、後で忘れても思い出せる。施工は覚えること多すぎるので、はじめから手を付けつつ反復継続が大切だと思います。計画環境は感覚的に分かることも多いので丸6日くらい確保できればなんとなく定着する。

あと過去問を早めに始めて復習をしっかりしたこと。
見たことある問題ばかりになればモチベも上がるし点数も上がります。

役に立ったもの

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圧倒的にこのサイトです。→リンク

ぜひ通勤中や寝る前に見てください。
大手予備校Tの講師さんが書かれているブログなのですが、各教科記憶に定着しないものが、これを見るとスッと入ってくる魔法のブログです。

法令集もTAC式でフリクションの蛍光ペンで引くのが圧倒的に見やすいし良いです!

各教科ポイント

■意匠
体感的に分かるものが多い。
事例系は直前やるのキツイから初期に遊び感覚でざっと覚えておくと良い。
■環境
換気等の計算は過去問解いて慣れる。
あとは昼光率、光束、吸音の式等々しっかり原理を理解。
■法規
法規は問題で慣れるのが大切。しかし、一問解くのに他教科の3倍くらいかかるので…スケジューリング注意。
また、試験時間が不足気味なので、頻出部分はある程度覚えて良いと思います。
■構造
冬に計算問題は大体解いておいて、春から膨大な暗記に注力。
■施工
覚える数字が多すぎるので、先に触れて何周も見つつ、TACのブログで数字の根拠とかおさえて少しでも覚える。

注意事項

・学生の方はちゃんと科目が履修できているか確認してください。周りで社会人になってから取れてないことに気づいて絶望していた人がいるので…
・独学だとアナウンスないですが、学歴証明の書類手続きに1か月くらいかかった気がするので、願書は早めに手続きしてください。


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