ぼっちエジプト7日目「ブルーホール」
街中探してもドルがない
7日目はドル探しの旅から始まった。
ことの発端はヨルダン、ペトラ遺跡への現地ツアーの申し込み。ツアーの支払いがキャッシュのドル払いしか受け付けないと言われ、ドルをほぼほぼ持っていなかった私は仕方なくドル探しの旅に興じるのであった。
朝8時から銀行やエクスチェンジセンター、闇市的な民間トレードを回るも、結論から言うとエクスチェンジはできなかった。
エジポンが不安定な今、外貨をわざわざ放出するなんてバカなことはしたくないのだろう。エジプトの銀行は口が固かった。
(そしてこの旅行で実感したが、ドルはどこの国でも強い。ドルを手放してはいけないのだ。常識なのだ。)
今日のダイビング(キャニオン)
ということで失意のうちに今日のダイブへ向かう。
しかし、本日のダイビングスポットであるキャニオンに行くと、偶然にも日本人旅行者のグループと遭遇!
セブンヘブンという日本人の多い宿のお客さんが隣で準備をしており、ここで人力エクスチェンジの話を持ち出してみる……。
幸いにも相手方のアオキさんはドルに余裕があるそうで、今日の夜に再開しエクスチェンジしてくれるとのこと…感謝!!シュクラン!!私は旅運に恵まれている!
ということで、心置きなくダイビングを満喫。
キャニオンは視界に広がる亀裂と、そこからカーテンのように湧き上がるダイバーたちの気泡が息を呑む美しさだった。実際文字通り息を呑んでしまったため、呼吸が乱れて一瞬パニックになりかけたけどそれは内緒。
ブルーホールへの道中は同じスキューバゾーンの先生と荷台に乗って移動をした。易しい英語で沢山話してくれて、これも良い経験になった。
今日のダイビング(ブルーホール)
ブルーホールはやばかった。
右手には断崖絶壁に生息する珊瑚と魚、左手には底の見えない深い青。海の雄大さを感じることができる良いダイブだった。
クラゲを見れたことだったり、沢山のクマノミ固有種を見れたことが良かったが、やはり一番はブルーホールそのものの雄大さだった。エントリー直後にすぐさま26m直下で降りていくのだが、その潜行していく時のワクワク感と緊張感は筆舌に尽くし難い。
特にこの2本で、私のダイビングへの印象は大きく変わった。
この2本はOpen Waterでは来れない場所なので、ダハブでライセンスを取る人はAdbanceまで取ることを強くオススメします!
ナツメヤシ(デーツ)
ホテルに帰ったら地元の子達がその辺のナツメヤシを譲って実をくれた。
いわゆるデーツと呼ばれるもので、エジプトの名産品。意外にも味は干し柿に近いものだった。
7HEAVENホステルににおじゃました
そして、夜はセブンヘブンで談合会andエクスチェンジ会。
エジプト在住のアオキさんや、カップルでバックパッカーをしているカナエさんとおしゃべりをした。みんなメッチャ気さくで良い人で、つくづく私は人との運に恵まれていると思った1日だった。
ちなみにこの日は軽食でファラフェルサンドをリベンジ。一個に2種類の具材を詰めてくれとオーダーしたのだが、出てきたサンドは二つに1種類ずつ具材が詰まったものだった。
食わないよそんなに!
おっちゃんが満面の笑みだったから断りきれず結局無理して食べたけど美味しかった。
サービスショットネコで今日はお終い。