名古屋で飯を食う
1年ぶりに名古屋行った。
名古屋に今年3回ぐらい行ったと思ってたけど、よくよく思い返せば梅田の地下で定期的に味噌煮込みうどん食べてるだけだった。
近いからいつでも行けるなって思ってる場所に限って案外訪れなかったりするんだよなー
今回名古屋には近鉄特急「ひのとり」で向かった。
快適すぎるが故に1度体験すると他の電車に乗れなくなるという噂のプレミアムシートがあるらしく、以前から気になっていたのだが今回運良く座席を確保する事が出来た。わ〜い
ひのとりに乗って良かったところ圧倒的第1位
「ヒーターが搭載されている」
のどぬーるマスクで喉に潤いを与えつつ、ホットアイマスクで目を蒸気で優しく包み、同時にヒーターで腰も労る完璧な布陣で秒で眠りについた。
名古屋駅着いて一発目の飯は味噌きしめん。
駅内にあるためサッと食べて出る店で回転率が非常に早く、10人ぐらい並んでいたがすぐ入店する事が出来た。中に入ると客みんな黙々ときしめんを食べていた。
隣の1人で来ていた男性が手を合わせ「いただきます」とハッキリ発してから箸を持っており非常にいいなと思った。
もちもちの麺と赤味噌の風味とコクが非常にマッチしており美味しい。一発目に相応しい食事だった。
腹を満たしたので、荷物をホテルに預けて街を散策した。
私は知らない土地を歩く時につい電柱や自販機に目がいってしまう。落書きやステッカーが土地によって全然違うのだ。
大阪(特に天六〜南森町)には「連絡待つ村」という謎のステッカーが至る所に貼られている。
老人の顔写真に、「連絡待つ」との文字が添えられているステッカーなのだが、一体これが誰なのか、何の目的で貼られているのか、はたまた私怨なのか…全てが謎に包まれている。
レパートリーは多種多様であり、街中で自分が知らない新種の連絡待つ村を見つけた時はちょっと嬉しかったりする。
名古屋では「デルホル番犬」というテプラをよく目にした。デルホル番犬って一体何なんだろうなァ・・と無意味なことを考えながらぶらぶら名古屋を散歩をした。本当になんなんだこれ。
夜は今回名古屋に来た目的であるお笑いライブへ。
お客さんを楽しませることに徹底した100分間。笑い疲れるほど笑った。なんて幸せな疲れなんだろうね
大阪の公演も行ってたのだがネタと映像が所々違うので驚いた。楽しませる工夫がビッシリ。
ライブを見た後は活力がメキメキ湧き、明日も頑張るぞー!!!と私に元気の魔法をかけてくれる。アキトさんは魔法使いなのかも。
素晴らしい公演だったので感想をしっかり載せたい所存ではあるものの写真0枚のため断念します。
ホクホク気分で会場を後にし、美味しい飯と酒を求め繁華街に繰り出した。
名古屋には惹かれる妖しい雰囲気が漂う雑居ビルが多数存在しておりついつい吸い込まれてしまう。
4、5杯呑んでいい感じになったので、締めに甘いものが食べたいなぁと思っていたら真上の階に夜パフェが食べれる店があった。
このビル、エッチな店も美味い飯屋も甘味処も備えており完璧すぎる…( ᴖ_ᴖ )
2日目
仕事休みだから目覚ましかけずに寝るぜ!と布団に潜ったはずなのに勝手に7時に目が覚めてしまった。
目覚ましかけずに寝ようとも、どれだけ寝るのが遅くとも、労働時間に合わせて起きるよう身体が改造されてしまっている事に怖さを覚えた。
折角名古屋にいるのだからモーニングは食べたいなと思い、眠気眼を擦りながら外に出た。
少し歩いた所に喫茶店を発見。
どうやらウインナーコーヒーが名物らしいので、それを1つ頼んだ。シンプルなトーストとゆで卵もついてきた。シンプルだが非常に嬉しい。
モーニング制度を考えた人ありがとう、絶対良い奴だと思う。
もこもこの生ホイップが溢れんばかりに乗っているというか、なんなら到着した時点で溢れてた。
初めての味仙
昼飯どうすっかなーと悩んでいた時に、昔ケンミンショーの名古屋特集で名古県民が愛するチェーン店として「味仙」が出てた事を思い出したので行ってみることにした。
店内は平日にも関わらず満席でかなり賑わっていた。案内された席は円卓だった。カウンター席は存在しない為、どうやら1名で来た奴はそこにぶち込まれるシステムであった。赤の他人と円卓を囲むというのは慣れないためか少し居心地が悪かった。
味仙の知識として「名古屋にめっちゃあるチェーン店」しか無かったため何を頼めばいいのか分からず当たりを見渡す。円卓の人達は全員台湾ラーメンを食べていた。なるほど、台湾ラーメンが有名なのか。
台湾ラーメンはかなり辛いと思っていたが、周りの人達は顔色変えず普通の醤油ラーメンを食べる勢いで麺を啜っていたのでピリ辛ぐらいかな?自分にも食べれるのかもしれないなと思い注文した。
が、これが大きな間違いだった。
届いた台湾ラーメンは恐ろしい程に真っ赤であった。
恐る恐る麺を啜る、旨っ!と感じるのも束の間舌に激痛が走る。
まるで危険な異物扱いするかのように身体が受け付けずゴホゴホと噎せてしまう。
か、辛すぎる──・・・。
味仙では着席と同時にお冷として酒の空瓶に水がパンパンに入ったボトルが渡される。最初はいちいち店員を呼んでお冷おかわりしないで済むのでラッキー♫ぐらいに思っていたのだが、この為だったのかと気づく。味仙、恐ろしすぎる。
スラムダンク並にグシャグシャになりながら麺を啜り、なんとか完食。
あと青菜炒めとニンニク炒飯も頼んだのですが、ばちくそ美味しかったです。
いい休日でした。