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社会人半年、これからのキャリアと今やることをぼんやり考える

①社会人、長すぎる

子どもの頃に抱いていた感覚よりも、社会人って案外長そう。

これまでの感覚は、
30歳:全盛期
40歳:衰退し始め(失礼)
50歳:引退間近
働く大人をちゃんと見たことがないからか、感覚は大体これくらい。

だけど実際は、
30歳でもまだ10年経ってないし(四大ストレート卒)、
40歳でやっと折り返し、
50歳になっても定年まであと10年ある。
こんな当たり前のことですが、実感したのは社会人になってからです。

さらには、僕たち世代は半分の人が100歳まで生きると聞きます。健康寿命が伸びる分、働く期間も恐ろしく長い。

加えて、VUCAの時代なんて呼ばれて、未来のことはもう何が何だか分からないとか。

そんな、長くて何が起きるかも分からないこれからのキャリアですが、不安より楽しみに思う気持ちが強いです。
「何でもできる!」と本気で思えてきて、脳みそはウハウハしています。

②学生生活の教訓

ただ、一点心配していることがあります。

時間がたくさんあるからこそ、その貴重さを認識せず、気づいた時には「あれ、結局おれ何してたんだ」となることです。

そして僕の学生生活がまさにこれでした。時間は散々あったし、何でもできたはずなのに、何も積み上げてきていない感覚です。

こうなってしまった原因は、夢や目標に向かって何かに取り組む経験をしていないからだと考えています。

小学生の頃はザ・サッカー少年でした。当然、夢はサッカー選手です。でも中学生くらいには現実的に厳しいよなと気づきます。じゃあ他に目指したい夢は?……特に考えてない。

大きな夢とまではいかなくても、短期的な目標はありました。高校時代はレギュラーで試合に出ることです。じゃあそのために何をする必要があるのか?……特に考えてない。

僕は、ゴールが見えていない、もしくはゴールまでの進み方を把握していない状態でした。
その状態でいることにも気づかず、ただ時間を浪費してしまったことが、「何してたんだ」と感じる原因だと考えています。

これは、サッカーに限らずあらゆる場面で現れていました。
大して目的意識を持たず「なんとなく」を行動基準としてしまう。その過ごし方が楽だからだと思います。僕の圧倒的な短所です。

今になって分かったことは、夢や目標に向かう経験は、結果がどうであれ自分にとってプラスでしかないということです。
よく「成功の反対は挑戦しないことだ」と言いますが、まさにその通りだと痛感しています。

①②より、めちゃくちゃ長いキャリアですが、夢を持ってやるべきことをやろう!
そうするべきだし、その方が絶対におもしろい。と意気込んだわけです。

③夢の見つけ方

見つけようとしてる時点で夢としてどうなのという考えもあるかもしれませんが。。とりあえず今できることを考えます。

かれこれエンジニアになった僕ですが、これがやりてえ!という具体的かつ100%の思いがある夢はありません。まずい…
そこで、目指す方向を定めるために、TwitterやMENTAを使って社内に限らずエンジニアの方々にお話を伺うことにしました。

早速MENTAで出会ったSさんに、「IT業界って広いし色々なエンジニアがいると思うんですけど、どこを目指すか明確にしたいんです」という相談をしたところ、山登りに例えてアドバイスを頂きました。

「これがベストだ!と思える山をふもとで探してから登るよりも、少しでも興味がある小さい山を登ってしまうのが良いよ」とのことです。

なぜかというと、
・ふもとからは見えなかった山や景色が頂上からは見えるから
・小さい山でも登る力が身につくから
・目当ての山が、「〇メートル以上の登頂経験必須」と登るための条件がある可能性があるから

なるほどと思いました。僕は完全に、ふもとで一番登りたいと思う山を検討するタイプです。

夢ない!まずい!と思った自分ですが、立ち止まって時間をかけて探す必要はないんだということを学びました。

④山の登り方

ひとまず登ってしまおう作戦ですが、必ずしも思い通りにいくとは限らなそうです。

先ほども少し触れましたが、「やりたい気持ち」があっても「できるという実績」がないと仕事はできないのだと、会社の上司やTwitterで出会ったMさんはおっしゃっていました。

急にやりたいことができるのではなく、徐々にできることを増やしてそこにたどり着く必要があるとのことです。

僕は表をイメージしてこの考えを整理しています。
セルを仕事と捉えて、
今はB2という仕事をやっているが、A1をやってみたい!という時、
B列の経験を活かしてB1の仕事をする。その後行1の経験を活かして、念願のA1に挑戦する。
あるいは、A2から回るルートもあると思います。

もしくはバスケのピボットのような身の振り方です。片足をチャレンジしたい領域に踏み出して、ある程度地に足がついてきたらもう片足を別のところに振って…といったような。

もちろん実際の仕事はここまで単純なものではないかと思いますが、
将来を見据えて山を選ぶ、すなわち一歩ずつやりたいことに近づいていく意識は大事だと感じました。

③④より、様々な経験を積んで発見や成長をしつつ、「実績」の必要性を理解したうえでどんなキャリアを積み上げていくかを意識しようと思います。

⑤やること

以上をふまえてやることは、ひとまず手を動かすことだと思います。
家でコードを書いて色々試すことで、やりたいことや次の山を見つけるといった次第です。

とはいえ、コードを書くこと自体は既にやってたりするので、特に意識すべきは「やりたいことが見つかるかどうか」だと考えています。

これまでは、「業務でやりたい内容はCSSとJavaScriptでどうやろう」とか「発展してこんなこともできるのでは」とか。
実装できる見込みが大きい一方、新しい発見がしづらいものでした。

そこで、もう少し新鮮さの割合が大きいものに触れるのが良いと思っています。もちろん、できる見込み0のものにいきなり手を出すというわけではなく。

例えば、Androidアプリの開発をやってみるとか。
どんな感じで開発しているのか分からないし、興味があります。さらには、研修でやったJavaで開発をすれば、それこそピボットの要領で経験が積めると考えています。

こんな調子で、ふもとで立ち止まって考えるのではなく、手を動かしながら考え続けていこうと思います。

終わりに

「やりたいことはやってみないとわからない」
行動に移すまでに時間をかける僕にとって、大事な意識だなと感じました。

結局、大層なことは書いてないし、文章もごちゃごちゃしてると思いますが、言語化することで学んだことや考えたことを整理できておもしろかったです。
また、今現在の考えを記しておくことで、今後見返した時に何か発見があればいいなとも思っています。

こうやって、つらつら文章にしていると、それで満足してしまいそうな自分がいます。
文章にするのはあくまで整理するためであって、そのうえでアクションを起こす必要があるのだと、強く自分に言い聞かせて日々過ごしたいと思います。

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