亡くなった父親の夢を見た
父が亡くなってちょうど二年になる。
三回忌も少し前に無事終えたところだった。
昨夜、亡くなって初めて父親が夢に出てきた。
どこか自宅ではないところにいた。
自分はトイレに入ろうとしたが、他の人がいたので、引き返した。
そのときに後ろから親戚の子どもが自分の足をもって、子どものお母さんともども居間(のようなところ)へ連れてきた。
バランスを崩して、みんな倒れてワイワイしているところに、父親が来て子どものお母さんに尋ねる。
「ねえ、iPadはどこで買えばいいのかねー」
といつものニコニコした顔で聞いている。
どうやら母親がiPadを欲しいらしく、代わりに聞いているようだった。
自分は関係ないので、トイレに行った。
こんな夢だった。
夢占いでは、亡くなった父親の夢は吉夢らしい。
それはそれでよろこばしいことだ。
それよりも、亡くなった父親に会えたことがうれしかった(会えていないけど)。
人間の脳、記憶というのはスゴイものだ。
まだ元気だったころの歩ける父親を動かして見せることができるのだから。
感覚的には本当に実際会ったような感じだった。朝起きて、「そうだ、父親は亡くなっていたんだった」というくらい自然だった。
ここ数日体調をこわし、仕事で迷惑をかけたり、計画していた楽しみもキャンセルすることになったりして、不調だったが、一気に消し飛んだ。
こんなにうれしいものなんだな。
元気が出た。
やる気が出た。
そんなんでヘンなスイッチが入ってしまい、朝があけないときからさっきまで休みにも関わらず自宅で仕事をしていた。
今年最後に最大の喜びをいただけた。
ありがたい。
いい年越しになった。
読んでいただいたみなさんも良いお年をお迎えください。