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価値ある情報を得るにはどうしたらいいのか

情報は巷にあふれている。
とても処理しきれないほどの情報が今はある。

でも、たくさんある情報だが価値ある情報とはどんなものなのだろうか。

自分が考える価値ある情報とは「事前に想定していなかった情報」だ。

「いつもキレイな服を着ているよね」
「イイものを着ていないですよ。安いものです」
「へえー、そうなんだ。そんなふうに見えないけどね」
「安いものを頻繁に買い替えているんです」

キレイな服を着ているねと言った時点では、「どこの服を買えばいいのか」を知りたかった。それを知れば、キレイな服を購入できるからだ。

しかし、話をしている間に、自分が想定していなかった情報を得る。

「安いものを頻繁に買い替える=使用回数を少ないものを着ている=キレイに見える」、という事前に想定していなかった情報だ。

人とのインタラクティブなやり取りでは、事前に知りたいと思っていた情報以上のものを得ることができる。

本屋でもそうした体験をすることができる。

ネットで購入することが多くなったが、たまに大きな書店に行く。
特に目的もなく、いろいろなコーナーを見ていると、ふと目につく本がある。

それまでまったく知らなかったものだが、出会ったことで興味がわき、購入する。その本を通じてこれまで自分が知らなかった「世界」を知る。

人とのやりとりや本屋に行くことは、ネットで調べるよりも時間がかかることが多い。しかし、効果は大きい。

事前に想定していなかった情報は、意図しない領域に「自分」という枠を広げてくれる。

こうした経験を積み重ねていくことで、自分という存在はどんどんおもしろいものとなっていくのではないか。

そんな風に考えている。

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