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#34 これであなたも入院マスター!蓄尿システム攻略お教えします!

皆さん、蓄尿って知ってますか?
字の如し!おしっこを蓄するんです。

岡安が使用している抗がん剤。

シスプラチン


こちらの代表的な副作用として
腎臓機能障害の可能性があるため
抗がん剤投与から3日間は全ての尿を採取して
色々データを取らなければならなかった。

腎臓機能の低下や異常が見つかればすぐに休薬したり対応が出来るからだ。

どんな量の尿でも必ず採取してトイレ脇の機械に名前を入力してデータを収集。これが毎回、毎尿なのだ。


前回の入院の時。
片手塞がっての排尿、採取などすべてが初めてだったので、点滴の管におしっこかかりそうになったり、
ビーカーだと足りなくて溢れそうになったりと、
この蓄尿が少し苦手だった。

しかし、今回は経験を重ねているので
結構スムーズにできるはず。
岡安が考案した一連の流れ、コツを簡単紹介しよう。

①ビーカー、尿瓶を取りに行くと同時に一緒に機械に名前を入力してしまう

②入力後、入力用のペンを画面のすぐ近くに置いておく

③1番端っこのトイレを選ぶ(機械に1番近いトイレ)

④小便器と壁の隙間に点滴のコロコロを入れ込み固定

⑤ズボンを下ろし尿を採取

⑥ズボンを上げてそのまま点滴を軸に体を回転させ、管が絡まないようにして横から機械に尿を流し込み、先程のペンで完了ボタンを押す。

⑦先程の回転の逆で戻り、点滴のコロコロをピックアップしてビーカーを流し台に少し濯いで置く。

⑧データが取れたか、尿の量を確認。

※これはあくまでも岡安の病棟での個人的コツです。
なんのコツだよ笑

病院によっては全然違うと思います…
なんの参考にならなくてすいません。

てなわけで色々準備が整い、
いよいよ二回目の抗がん剤投与。

前回は点滴の機械が何度か止まっちゃったり、
入れ替えのタイミングがずれちゃったりと
なんだかんだで消灯時間を過ぎても点滴をしていた。

今回は何種類もある点滴の交換の時間もほとんど
オンタイムで本当にスムーズに消灯時間前に終わった。

あれ?こんな感じだっけ?
あっという間に終わった気分。
流れがいい。

そして毎尿の蓄尿もいい感じ。

ベット周りとか
なんかすべてがいい感じだ。

さぁー岡安の体。
このいい流れで抗がん剤いっぱい効いて
副作用に耐えてくれ!

                     つづく

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