#10 人生初の胃カメラ。緊張したの割にはあっさり終わりました。
朝ごはんを抜き、昨日書いた問診票をバッグに入れて、人生初の胃カメラ検査に挑むためバスで病院へ。
『ガンかもしれない』と言われて以来の病院。
座席に着き窓を見ると、流れる景色の中に硬い表情が揺られていた。
病院に到着、受付を済ませ大きな吹き抜けロビーを通過し検査エリアに向かった。
待合所には他にも胃カメラに挑む猛者達?が連なり椅子に座り、時を待つ。
これでもかと言うくらい時間通りに事が進む。
家を出る前に色々調べていたら、今はカメラを飲むタイプの検査方法もあるようだったが(カプセル内視鏡検査は主に小腸、大腸)
この病院は岡安が思い描いていた、あのザ・胃カメラだった。
胃カメラの説明を受け、紙コップで胃の中の泡を消す薬を飲む。もちろんこちらも初めてで、なんとも言えない『はじめて味』は、より緊張感を強めた。
看護師さんから経験があるか聞かれて恥ずかしながら答えた。
岡「は…初めてなんです…」
看「じゃあ鎮静剤やった方がいいかもですね、どうします?」
岡「はい。」
やった方がいいのにします。絶対。
なんだ?もしかして「オエ」とかが鎮静されるのかな?
鎮静剤を注射した。
いよいよだ。
胃「岡安さん」
岡「はい、失礼します。」
入室。
優しそうな胃カメラマン先生。
普通にベットに促され、測ったかのようなタイミングでウトウトと意識がなくり、気づいたら胃カメラは終わっていた。
看「終わりました、こちらでしばらく寝てて下さい。起き上がれるようになったら声かけてください。」
えーーーー。
こんな感じか…あっという間に終わった。
ちょっと過度に心配してたな。
こうして初体験胃カメラが終わった。
つうか鎮静剤すげーぇー!
つづく