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#10 人生初の胃カメラ。緊張したの割にはあっさり終わりました。

朝ごはんを抜き、昨日書いた問診票をバッグに入れて、人生初の胃カメラ検査に挑むためバスで病院へ。

『ガンかもしれない』と言われて以来の病院。
座席に着き窓を見ると、流れる景色の中に硬い表情が揺られていた。


病院に到着、受付を済ませ大きな吹き抜けロビーを通過し検査エリアに向かった。
待合所には他にも胃カメラに挑む猛者達?が連なり椅子に座り、時を待つ。

これでもかと言うくらい時間通りに事が進む。

家を出る前に色々調べていたら、今はカメラを飲むタイプの検査方法もあるようだったが(カプセル内視鏡検査は主に小腸、大腸)
この病院は岡安が思い描いていた、あのザ・胃カメラだった。 

Q.喉のガンの疑いなのに、なぜ胃カメラをやるのか?

最近の胃カメラは性能が上がってきていて
消化器系以外も検査も出来るようになってきたのと、

咽頭がんの原因は、
上咽頭がんではウイルスの関与がありますが、
中咽頭、下咽頭がんの原因は、過度の喫煙や飲酒と言われいて

同じく食道がんも飲酒と喫煙が可能性が高く
食道がんと咽頭がんはしばしば併発します。

なので咽頭、喉頭がんの可能性がある場合は
食道がんがないかの観察が必要なのです。

                  自分診療所調べ


胃カメラの説明を受け、紙コップで胃の中の泡を消す薬を飲む。もちろんこちらも初めてで、なんとも言えない『はじめて味』は、より緊張感を強めた。


看護師さんから経験があるか聞かれて恥ずかしながら答えた。

岡「は…初めてなんです…」

看「じゃあ鎮静剤やった方がいいかもですね、どうします?」

岡「はい。」

やった方がいいのにします。絶対。
なんだ?もしかして「オエ」とかが鎮静されるのかな?

鎮静剤を注射した。

いよいよだ。

胃「岡安さん」

岡「はい、失礼します。」


入室。
優しそうな胃カメラマン先生。

普通にベットに促され、測ったかのようなタイミングでウトウトと意識がなくり、気づいたら胃カメラは終わっていた。

看「終わりました、こちらでしばらく寝てて下さい。起き上がれるようになったら声かけてください。」

えーーーー。

こんな感じか…あっという間に終わった。
ちょっと過度に心配してたな。
こうして初体験胃カメラが終わった。
つうか鎮静剤すげーぇー!



                     つづく

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