#17 え?いきなりステージが上がる
再び主治医の先生のもとへ戻る。
先「お疲れ様でした」
続いては入院の手続きや治療の承諾書などの書き方などを教えてもらう。
こんなにトントン拍子でテンポ良く行くものなのだろうか。
でも、いち早く治療するのが本望なのだからいい。
なんて事を思っていると
先「あ、それとですね、今さっき放射線の先生とも色々お話して、先程はステージ3とお伝えしたんですが、ステージ4でした。」
岡「え?」
先「このCTの画像を見るともう少し大きさがあるのかなという見解になりまして」
びっくりした。
焦った。
MAXのステージになった。
1時間ちょい経ってステージ4に…
マスクを作ってる間に…
でもすぐに思った。
そんなもんなんだろう、ステージなんて。
一応の数字的なやつなんだろう。
患者に分かりやすく、教えやすい目安的なものなんだろう。
しかも限りなく3に近い4みたいな事なんだろうと。
後、先生は凄い。
一度判断が終わっても、まだ疑って調べて話し合って
「もしからたら、これもう少し大きいかも」って
そしてもう一度改めて判断してくれた。有難い。
うん、ここでもポジティブです。
ネガティブが今日もつけ入る隙はない!
改めて自分のステージをおさらいします。
これらの判断から
総当たりのリーグ戦の表みたいので見ると
このようにステージが上がったみたいだが、
心持ちなどはなんら変化なし。
先「あと治療するにあたって、まだ他にも検査をしてほしいのですが…」
岡「はい」
先「明日も病院に来てもらって、歯の検査、
聴力の検査、肺のレントゲンなんかも撮ってもらいます。」
岡「わかりました、よろしくお願いします」
明日のスケジュールも朝からパンパンになった。
どんなステージもこなす売れっ子になった気分だ。
つづく
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?