#35 2回目の抗がん剤の副作用が本当にキツく辛い物でした。
前回同様、約1日投与して治療第2クールがスタート。
投与翌日。
異変は朝からはっきり感じた。
きつい
2回目の副作用は本当にキツかった。
朝ごはんが全く食べられない。
めちゃくちゃ気持ちが悪い。
「あれ?こんなだったけか?」
箸でご飯を掴んでも口までいかない、いけない。「栄養を体に」と「食事も治療の一つ」と、自分に言い聞かせて奮い立たせても全く食べられなかった。
手付かずの朝食を横目に、すぐに放射線治療に呼ばれ向かう。
ベットから起き上がるとすごい目眩に襲われる。なんとか廊下へ出るも、足に力が入らなくなり倒れそうになる。近くにいた看護師さんに支えられ助けてもらった。
看「車いすを用意しますか?」
岡「いや、大丈夫です…」
病棟のロビーのイスに座らせてもらい
10分くらい経つと目眩も収まり治療室へ。
治療が終わり病室に戻っても気持ち悪いのは続く。
完全に前回の比ではない。
【1回目の投与の時のお話はこちら↓】
気持ち悪さは前回の3〜4倍くらい辛い。
吐き気止めを出してもらい、ひたすら寝ようとしても
なかなか寝れる状態ではなかった。
気づいたらテーブルにお昼ご飯が…
こちらも全く手が伸びない。
小さく食べやすいサイズにカットしてある果物を
二口くらい頬に入れ再び寝た。
ずーーっと気持ちが悪い。こんなに違うものなの?
どんなに体制を変えても
どんなにベットの角度を変えても
どんなに『負けないぞ』と思っても
”気持ち悪い”がまとわりついて離れない。
夕方
突然”気持ち悪い”が落ち着いてきたので、
その隙に一階のコンビニで食べれそうな物を見つけて買う。
プリン、グミ、スムージー、ゼリー、
大きい粒のミント菓子
なんとかプリンやゼリーは食べれた。
ミント菓子も普通に食べてもなかなか”気持ち悪い”が取れなかったので噛まずに舐め溶かし、
鼻腔にスースーを行ったり来たりさせてみたりした。
うねりのある”気持ち悪い”の波を何度も越えながら
『これは体内で色々闘ってくれてる証拠だから』
と、言い聞かせてと再び寝る。
寝て果報を待つ。
何にも出来ない1日だった。
どうか明日は”気持ち悪い”が少しでも落ち着いていますように。
つづく