見出し画像

劇団 SOFT GEAR 第44回公演 「ノーサプライズ」感想

週一更新を目指してる、須賀です。
見て(開いて)いただき、ありがとうございます、駆け込みで書いてます。

劇団 SOFT GEARが帰ってきた。

劇団 SOFT GEAR 公演チラシ

ついに、いよいよ、待ちに待った劇団SOFT GEARさんが帰ってきました!
2019年以来、5年ぶりの公演、自分を含めたソフトギアファンは歓喜しましたね。

[ソフトギアさんとの出会い]

感想を書く前に少しだけ、自分とソフトギアさんの出会いを書かせてください。
自分が社会人劇団を旗揚げをする際に当時活動をさせていた「岡山の劇団さん」にご挨拶に回りました。
その時に、出会ったのが最初の出会い。
居られたメンバーさん全員を覚えている訳ではないのですが、皆さん優しく稽古場に迎えてくれたのを、覚えています。

岡山で、初めて観たアマチュア劇団もソフトギアさんでした。
確か「第38回いるじおん表 「いるじおん-忍者編-」」だったはず(奉還町りぶらでされていたのだけは覚えている)
パンフレット情報によると2014年公演なので、もう出会って10年になるそうで。
内容は殆ど覚えていないけど、ゲラゲラ笑ったのは覚えている。
こんなに面白いことをする人達が居るのか、もっと観たい!とそこからソフトギアファンなのです。


【ノーサプライズ感想】

前置きが長くなりましたが、ここから感想を書いていこうと思います。

流石はソフトギア

これは、ファンの人だけじゃなく今回初めましての人もそう思ったのじゃないでしょうか思ったよね?
ワンシュチュエーションコメディ物になると思うのですが、コメディだけでは終わらない脚本力、それを完璧に表現する役者さん達の演技力、そして裏から表現するスタッフ力、流石でした。

ガレージジャンソンショー「幕切れはひとり」「陽はまた登る」が鳴り始め、照明の色が変わり、フッと暗転し、パッと明転すると誰も居なかった舞台に3人の役者が座っている。
マジックかな?と思えるくらいに綺麗な始まり方だった。
そこから始まるSOFT GEAR芝居、セリフのトーン聞こえやすさは当たり前のモノで、私的に一番好きだったのは「視線」「細かな動作・表情」大好きでした。
まず「視線」話の始まり「隣のご夫婦が離婚の危機」この「隣」がどこなのかを、3人の視線だけで表現する。
3人の視線が同時に、上手(?)側の窓に視線が動くなんと美しい動作!大好き!
私的にはこの時点で、あ名作ですねと確信をしていました。
そして、進んでいくお話

もう役者さんも脚本も上手すぎる!!!

あんなに静かなお芝居をする赤木さんを自分は、初めて観たかもしれない
あんなに弾けたゾエさんを自分は、初めて観たかもしれない
そして、可愛い妹を演じる織田さん、色々と大変な小深田さん、怒ってても美しいうっけんさん、なんと贅沢なメンバーなんでしょう。

この公演があと2日もあるなんて、岡山の演劇界って本当に素晴らしい

【脚本家 フクイミホさん】

10年前からソフトギアファンなのですが、実はフクイさんの脚本・演出を生で観るのは今回が初めてなんです。
先にも書いた「稽古場にお邪魔した」際にお名前だけは聞いていたのと、ソフトギアさんのDVDでフクイさんの脚本・演出をするお芝居を観たことはあったんです。(出会ったばかりの頃はDVD販売もされてたのが懐かしい)
ワタヌキケシリーズが手持ちのDVDの中でも、買った当時から大好きで何度も見返した覚えがあるんですよね。
その、DVDから溢れ出る空気を、あの上之町會館という狭い空間で存分に堪能できて幸せでした。
いつか、お話を聞いてみたい、どういう脚本の書き方・演出の付け方をするのかを聞いてみたい、今回の「ノーサプライズ」を観て10年前の気持ちが蘇りました。

「演劇交流会」


これで2度目のお知らせ
「演劇交流会」福山 気が付けば開催まで、1か月を切っていました(時の流れって早い…)
今日、候補に考えていたお店の下見に行き、食事も堪能して美味しかったので決定にしました!
会費としては、3,500円になる(学生さんは-500円したいな)予定です。
前回のnoteで「気になる」とコメントを頂けて、嬉しかったです。
是非、一度メールで連絡だけでも頂ければ幸いです。

okayama.engeki.information@gmail.com

どうぞ、よろしくお願いします!

いいなと思ったら応援しよう!