熱帯魚屋さんを巡る②


幾つかの熱帯魚屋さんを巡ってみた。

私がインターネットで沢山のオカヤドカリの飼い主さんの

ブログなどを拝読した結果で得た知識としては、

オカヤドカリは脱皮をするので

個体の大きさの3倍ほどの砂は必要、という事だった。

ところが4店舗ほど回ったお店の中で、1店舗しか

潜れるような砂を用意していたお店はなかったように思う。

家に戻り、さらに色々調べた結果、

オカヤドカリの販売方法について

苦言を呈している方々が大勢いて納得をする。

私は犬と猫が死ぬほど好きで

生体販売は心の奥底から反対している。

それと同じ事なんだろうと思った。

生き物を店頭で販売すること自体がナンセンスで

無理がある。

国に許可を求め、得て、確固たる理念と信念を持ち

管理下にあるブリーダーから飼うことが

本来あるべき姿だと思う。

犬も猫も亀もうさぎも、トカゲも蛙も、オカヤドカリも。

生きとし生けるもの。

人間と同じ。

人間が檻の中で売られていたらどうだろう。

人権派が大騒ぎするだろう。

倫理観念というものがなんたるかを

大声で叫ぶだろう。

ところがひとたび動物になるとどうだろう。

人間は残酷だ。

そして私も同じ人間で

オカヤドカリという生き物を飼おうとしている。

こういうことを考えると何も出来なくなり

情緒が不安定になってしまう。

これは究極のどうにもならない事で

自分の出来ることは

まともだと思える団体に寄付をすることぐらいなのだ。

なんて小さいのだ。

オカヤドカリの命も同じ命なのに。


脱線してしまったけれど、

ひとまず熱帯魚屋さんの状況が分かった所で

インターネットで砂を探すことから始めてみた。



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